滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
今回はボルボV70(2005年式、YV1SW~)の各種の点検整備をさせていただきました。
1年ほど前に他店のボルボ専門ショップ(名前はさずがに出せませんが(^_^;))でご購入されたお車ですが、その時の対応?に疑問が多かったとのことで買い換えられる前の車を一度整備させていただいた経緯もあり今回サンクス&トラストでチェックして欲しいとのご依頼を受けました。
大事に乗っていきたいとのことで、気がついた点は整備していってほしいとのご依頼でした。
基本的には消耗品などの交換がメインでしたが、お客様も気づかれていない不具合がありました。
お車に乗って動かそうとシフトレバーを操作するためにそのシフトレバーを握ると・・・・違和感がありました。
通常問題ないシフトレバーのボタン部分は・・・
矢印の部分が上記画像のようになっています。
しかし今回のボルボV70のシフトレバーは・・・
こんな感じで向こう側が見えるくらい開いています。
これは上部が軸になっていて、この部分が必要以上に開いているということになります。
この部分のプラスチックが内部で割れているとこんな感じになります。 ということでシフトレバーを取り外して分解してみます。
こんな感じ?!でバラバラに分解できます。
特に難しいわけではありませんが、基本的にはボルボ純正部品でこれらの部品設定はなくシフトレバーASSYでの供給となるため、元からこうして分解/修理するようにはなっていないためかもしれません。
っで、、当該のボタン部分ですが・・・
画像の新品部品の矢印にあたる部分のプラスチックが割れて軸になる金属棒がポロっと取れていました。
このまま使用していると、このボタン部分が飛び出してシフトレバーの操作ができなくなるようになります。
上記にも書きましたようにこの部品はボルボ純正でなく、OEM部品で供給があります。
シフトレバーごとの交換はけっこう高価(ウッドなどの場合は2~3万円以上になる部品もあります)になりますので、サンクス&トラストではこの部分だけの部品交換でさせていただいております(^_^)
今回はボルボV70(2001年式、YV1SW~)のブレーキパットとブレーキディスクロータを交換させていただきました。
ボルボをお乗りのオーナー様の悩み?!の一つとして「ホイールが直ぐに真っ黒に汚れてしまう」ことがあると思います(>_<)
これはもうヨーロッパ車の昔からの悩みですね。
お車の洗車って実際にはなかなか毎週のようには出来ないので、特に通勤などで毎日のように運転されておられるオーナー様は困っておられると思います・・・・というかある程度あきらめておられる?!のかな??
そんな時はホイールが汚れにくい「ノンダスト」タイプのブレーキパットをオススメいたします。
ノンダストタイプといっても全く汚れないわけではありませんが、それでも比べ物にならないくらい大幅に汚れが軽減されます。
ボルボ用でもたくさんのメーカーから通常のブレーキパットやノンダストタイプのブレーキパットが出ていますが、多くのネットで出ているメーカーは著名なメーカーでもブレーキ鳴きがひどかったりなどが多いので注意が必要です(例えば電気系などでは弊社も多く採用しているボ○シ○製もブレーキ鳴きが多い感じです。。。)
サンクス&トラストでは通常「ERST」製のブレーキパッドを採用しています。
今回はブレーキディスクローターの摩耗も多かったので同時に交換させていただきました。
上の画像の矢印部分に「鍔(つば)」のように段差が出てくるというのはそれだけディスクが減っていることになるので、目安にしていただけましたらと思います。
ブレーキディスクもボルボ純正部品よりも少しリーズナブルなOEM部品を使用しています。
このブレーキディスクローターも安価なOEM部品が多く出回っていますが、こちらも強度(鍛造技術?)や材質などで、直ぐに反りが出たり「ブレーキジャダー(震えが来る)」などの不具合が出やすいものも多くあるので注意が必要です。
見た目も鮮やかなブルーのブレーキパットで良い感じですよ!(^_^)
せいや。
今回はボルボV70(2002年式、YV1SW~)の車検整備をさせていただいておりますが、今週はこの2代目ボルボV70の2000~2002年の車が弊社のボルボv70の1台を含め合計4台入庫しています。
この年式くらいのボルボv70はキーと別の三角形っぽいリモコンロックのタイプですが、その4台ともキーにそのリモコンロックがリングで付いているだけなので、一見同じキー&リモコンが4つ・・・動かす時にどれか迷いまくりです(^_^;)
車検時の保安基準に下回りのゴム類やブーツ類の破れのチェックがあります。
この年式のボルボV70は特にドライブシャフトブーツの「アウター側(外側)」が破れることが少なくありません。
一般的には国産車やボルボ850の時代などはこの蛇腹のドライブシャフトブーツの途中でゴムが劣化してブーツが破れることが多いのですが、2代目のボルボV70のこの年式のターボ無し車はアウタードライブシャフトブーツの小さい計のほうの部分が切れやすくなります。
これはブーツそのものの「材質」が以前はゴムっぽい感じなのですが、このタイプはプラスチックのような硬い材質です。
なので上記のようなボルボ850などのように途中で破れたりはほぼないのですが、ハンドルを左右に切った時にこの部分がグニグニ?と動くために破れというよりは「折れる/割れる」るような感じで結局は破損します。。。。
う~ん、もうちょっと考えて設計したらいいのに・・・・(^_^;)
サンクス&トラストではこのアウターブーツは少しリーズナブルなOEM部品を使って交換させていただいております。
このドライブシャフトブーツが破れるとグリースがホイールハウス内やホイールの内側に飛び散って汚くなるほか、異音までがしてくるようになるとブーツだけでなくドライブシャフト毎の交換になってしまいます。
ホイールの内側などにグリースが付いている場合などはチェックしてみてくださいね!