滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
臨時休業のお知らせ。
1/30(金)は 終日お休みとさせていただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。
世の中の「モノ」は色々と「進化」していきますが、「進化」や「便利」になるものが必ずしも定着する・長く使われるわけではないようです。
時計なんかはそのひとつになると思います。
アナログ時計とデジタル時計は人によって&時・ところによって使い分けられたりしています。
いま車検で預かっているダイハツ・ムーブですが、リモコンキーを持っているだけでキーを持っている人が「近づいたら勝手にドアロックが解除される」「車から離れると勝手にドアロックがかかる」というものです。
最初これを見たときには「軽自動車なのになんてすごい装備なんや!」と驚きましたが・・・・しばらくするとこの装備は無くなったそうです。
理由は僕も使ってみてわかりましたが、「実はかなり不便」なのです。
それなり?誤作動?もするのに、ドアハンドルとかにロックなどのボタンがないので、そういった時にはイチイチとカバンなどからリモコンキーを取り出して操作しないといけません。
ボルボなどにもあるようにアウターハンドルなどにボタンが付いてあるほうがしっかりロック/アンロック出来ますし、何より自分で操作したという「安心感」があります。
でもこれからはもっとすごい(まぁ今でも)技術がでてくるんだろうなぁ(^O^)
今回はボルボ850(1996年式、Tモデル)の車検整備をさせていただきましたが、「オドメーター(トリップメーター)が作動しない」ということでした。
車検整備の時にはこのオドメーター(トリップメーター)が作動しないと車検には合格しません。
ということで修理させていただくことになりました。
ボルボ純正的にはこうなると新品のオドメーター(トリップメーター)の交換になりますが、価格もそれなりに高額になりますし何より走行距離が「0」になるので結構不便です。
結構比較的知られていますが、今回の不具合の直接の原因になっている「メーターギア」を交換することで直ります。
ボルボ850のメータ脱着はダッシュボードの上面の「ダッシュパット」と呼ばれるパネルを取り外す必要があります。
ただしこのダッシュパットは経年劣化で外す時にいろいろなところが破損したりするので、結構気を使います(^_^;)
メータASSYを取り出して、内部を順番に分解していきます。
ボルボ純正部品ですと、上記の部品になります。
この部分をさらに分解していくと・・・・
こんな感じで内部に小さい「ギア(歯車)」が入っているのでこれを新品に交換します。
ネットなどでもこの「ギア(歯車)」は安価で売っていますが、あまり安いものは精度が悪く途中で引っかかったりして作動しなくなるケースもあるようです。
1/28(水)は 及び 1/30(金)は 終日お休みとさせていただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。
私たち整備工場がお客様への整備内容のご説明をして、それをしっかりとお客様にご理解(ご納得)いただくことは実に難しいことです(ある意味永遠のテーマかもですね)
それはもちろん「車」という「機械」に対しての理解度?が整備工場とお客様で違いがあるためです。
お客様の中でもそういった理解度には差がありますし、間違った知識を持ってしまったことによる差が生じたりします(これに関しては我々メカニックも間違った知識でいることも実はあります)。
また整備工場側がお客様に「説明」を上手に出来ない為に、しっかりと内容や意味をお伝えできていない場合など様々です。
特にベテラン?のメカニックになればなるほどお客様にわかりやすく説明するといった「姿勢」が無い印象もあります。
僕自身も初めて免許をとって自分の車に「ウォッシャー液」の補充の仕方さえも知らなくて先輩に聞いて「お前それでもメカニックになれるつもりか?」なんて怒られたり・・・(>_<)
なので一般のお客様が整備のことをご説明しても、なかなかご理解を得られないのも当然といえば当然です。何も悪いことはありません。
そこをしっかりとご説明してご納得いただけるようにするのは「整備工場側の問題」だと思いますから。
今週は僕の友人の奥さんの軽自動車を「車検」でお預かりしています。
友人は遠距離出張中なので、友人の奥さんに直接にお車をお預かりさせていただいたのですがそこでの「やり取り」です。
私「そいじゃ、車検の見積りが出来たらあいつ(友人)にメールしてやりとりしておくわ」
奥さん「わかった、そうしておいて。」
私「何か乗っていて、気になるところや変なところや調子悪いところある?」
奥「う~ん、よくわからんけど多分大丈夫やと思う。。。。。ところでちょっと相談やけど、せいや君の会社ってタイヤの空気とか調整出来たりするの??出来るんやったら空気圧の調整してほしいのやけど・・・・」
私「えっ!(・□・;)、車の整備工場やしもちろん出来るし、今回は車検やからタイヤの空気圧の調整はするよ」
奥「へぇ、そうなんや!」・・・・・・
という事があったのですが・・・・
私的には車の整備工場なのでタイヤの空気圧とかは調整できて「当たり前」と思っている(いた)のですが、友人の奥様は車の「車検」と「タイヤの事」は全くの「別物」と思っていたそうです。
私と同じ年なので免許取ってから30年ちかくなりますが、初めて知ったとのことでした。
でもそういったことは「こっちが勝手に知っていること」と思っているだけで、そういった事に関わらない一般の方から見れば「知らなくても不思議でなはない」ことだと思います。
改めて「お客様へのしっかりとしたご説明(ご理解)」をしなければと思った出来事でした。
サンクス&トラストで車検をさせていただいた方は、基本的には作業中に写真をとり、アルバム形式にしてお客様にお渡ししています。
言葉よりも写真で何をしたかというのを見ていただいた方がご理解頂けると思いますので(^_^)
車検のご相談も是非サンクス&トラストにしてみてくださいね!
色々と時代が進むにつれて、常識や当たり前と思われていた事が事実と違ったり、良いものとされていたものが科学的根拠が全くないと証明されたりして何を信じていいかわからなくなったりもします。
「カフェイン」なんかもそうですね。
僕が子供の頃は「カフェイン=悪いもの」というのが定番だったのですが、最近ではむしろ身体にいい?いや悪いことがある・・・・など、一体どっちが良いのかわからない事がありますね。
電化製品的なモノでも「プラズマ・○ラ○スター」とか「マイナスイオン」を出して・・・的ものも実は科学的根拠は証明されていないようです。
僕が学生時代にクラブ活動でバスケットボールをしていたのですが、身長が高くなりたいために毎日「牛乳」を1パック(1L)飲んでいました(比較的貧乏な家庭だったので母親から「牛乳代が高くついて仕方ない・・・」ブツブツ?言われていましたが、それでも毎日1パック買ってくれていた事に今となってきがつきました。。。。(>_<))
でも今は牛乳はあまり身体に良くない?!とかいうニュースもありますし・・・・
先日ニュースを見ていると、「インフルエンザの予防接種はほとんど効果がない」というのを見ましたΣ(゚д゚lll)
WHO(世界保健機関)も認めている事実?!のようです。。。。
僕はたしかインフルエンザにかかったことがないので予防接種も子供の時に学校でしただけですが、今も毎年受けているという人は少なくないと思います。
病院ではそういったことは説明とかあるのかな???
いずれにせよ、「常識・非常識?」みたいなことは色々とこれからも二転三転するんでしょうね(^_^;)
今回はボルボV70(2006年式、YV1SW~)のお客様のフロントガラスの左右の角のゴムモールを交換させていただきました。
2代目ボルボV70やボルボS60などはこの部分がボロボロになってしまうんですよね。
場所としてはそれほど大きくはないですが、こうしたちょっとした部分がこのような状態になっていると、せっかくボディをワックスとかでピカピカにしても何かしらパッとしないですよね。
ペイント(塗装)がしてあるところは艶があって、タイヤやこうしたゴムやプラスチックの部分はしっかりと黒やグレーになっていると見た目の印象がかなり変わります。
逆に新車でもタイヤワックスが効いていなかったり、モールの部分が艶がなかったりするとイマイチ新車っぽくありません。
サンクス&トラストでは車検時にエンジンルームを艶々??にさせていただいているのですが、お客様にエンジンルームを見ていただく時に(お引渡し時にご説明させていただく時に)喜んでいただいています(^_^)
ちなみに今回交換させていただいたフロントガラスのモールディングですが、その上の部分(下画像)もけっこう割れたり欠損したりします。
こちらは今のところこの部分だけの設定が無いようななので早くこの部分のサービスキットが出ればいいなと思っています。
サンクス&トラストのお客様は比較的走行距離の多いボルボ、年式が10年以上経過しているボルボが多いです(というよりかなりの割合です)。
なので、色々な「基本的」な整備が必要になってくることも多いですね。
一番の「基本的」なことといえば、「汚れを取る」ことだと思います。
エンジンオイルの汚れやスロットルバルブやインテークマニホールドまわりの汚れなどなど・・・
ボルボに乗られる方の中で意外と多いのが「エンジンオイル交換をあまりされない」方も多い気もします。
やはりエンジンオイル交換は基本中の基本ですので、3000~5000kmくらいでの交換をおすすめします。
エンジンの吹き上がりなどを気にしていただくと、エンジンオイル交換をする前とした後では「軽さ?」が変わります。
今度エンジンオイル交換をされた際にはちょっと注意して乗ってみてくださいね、違いが分かると思います(^_^)
吸気系統の汚れを取る場合、ボルボの場合はスロットルバルブは脱着しての清掃が比較的容易ですが、インテークマニホールド内は無理です。
そんな時は ワコーズ・RECS がおすすめです!
インテークマニホールド内の汚れを溶かして燃焼させます。
「点滴」のような施工ですが、走行距離の多い車には特にその効果が大きいですよ!
今週は前回からの走行距離が少ないお車の車検整備をさせていただいますが、やはり走行距離が少ない場合はお客様は「あまり部品を交換しなくていいだろう」と思われがちです。
基本的にはそうなるケースが多いのですが、特に年数がある程度経過しているお車の場合には一概には言えない場合もあります。
逆に走行距離が少ないためにお客様の意向で「車検代を安く済ませる」事が繰り返されて、いざ私共専門店で見せていただく時には「あの部分もこの部分もギリギリ?の状態・・・」というのも少なくないのです(´・ω・`)
サスペンション周りの「ゴムやブーツ類」は走行距離だけでなく年数で劣化・破損します。
画像はスタビライザーロッドのゴムブーツの破れですが、この状態では車検には通りません。
しかしお客様は乗られてても特に異常は感じられないはずなので、車検でお見積りをさせていただいて交換をご指摘すると「なんで??乗っていてどこもおかしくはないのに・・・・」となるのです。
当然このままで走行すると、そのうちにボールジョイント部が摩耗してガタや異音などがしてくるので車検が通らないのですが。。。。(^_^;)
ただこのような「疑問」を説明・ご納得いただくようにするのも整備工場の務めです。
私もお客様にご納得いただけるようなサービスをご提供できるように改善していくようにと思います。
1/21(水)は 終日お休みとさせていただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。
サンクス&トラストの入口横にある自動販売機・・・・秋くらいから「くじ抽選」になったのですが、当たらない当たらない・・・・・。
中身を入れ替えに来た時に聞くと当選確率は1/80とのことですが、今までに3回当たったのはみたことがあるのですが、僕自身は一度も当たったことはありませんでした(´・ω・`)
もう7~80本以上は累計で買っているはずなのに・・・
しかしやっとのこと?で今日初めて当たりました!
長かった・・・・・ヽ(´▽`)/ やっぱり嬉しいですね。
今回はボルボV70 2.5T(2006年式、YV1SW~)のお客様から「水温計が全くに近いほど上がらない&ヒーターが全然効かない」とのご依頼でした。
ご来店いただいてみると水温計が壊れているのかと思うくらい全く水温計の指針が上がっていません。
原因の一つはエンジンの電動ファンが全開で作動していたため、エンジンがオーバークールになっていました。
これはエアコンガスが抜けているために起こりうる症状です。
エアコンガスをチャージし直すと直ったのですが・・・・一番の原因は「サーモスタットの異常」によるものでした。
寒い時期になるとこのサーモスタットの不具合はよく見受けられるのですが、2004年?位以降はあまりこのサーモスタットの不具合はありません。
それはその年式以降くらいのサーモスタットは形状がかわり壊れにくくなったためです。
ただもちろん壊れないことはないので、今回のようなケースになりました。
以前のサーモスタット交換はそれこそ5~10分もおれば十分に交換出来るのですが、後期型のサーモスタットは水温センサーなどと一緒になった一つのユニットごとの交換になります。
サーモスタットユニットの下側のボルトの脱着と、ラジエター・アッパーホースのホースバンドが下向きになっているのでパワステポンプを外さないと交換が出来ません(この為、もしラジエターのアッパーホースを交換する際にもパワステポンプを外さないといけないということになります。またもや?メーカーのアホさ加減に呆れてしまいます(`Δ´)!)。
パワステポンプを外してしまえば、取り付け自体はボルト2本での取り付けなのでそれほど難しくありません。
とはいうものの、下側のボルトは見えにくい部分にあるので落とさないようにちょっとビビリながらの作業です。
このサーモスタットユニットは国内ボルボ純正価格で¥30,996-!もします。
サンクス&トラストでは1万円以上リーズナブルになるOEM商品のお取り扱いもございます。
同様のトラブルでお困りな方はまたお問合せくださいね(^_^)
先日のブログで今のボルボの修理工場以外にも・・・・みたいな記事を書かせていただいたのですが、メールやご来店時の何人かのお客様から「もう近々修理工場辞めようとしているの?」的なお問い合わせをいただきました。。。。(^_^;)
・・・・・申し訳ございません、僕の書き方?が悪かったかもですm(_ _)m
僕自身が健康?な間は・・・・というよりももっと年をとって身体が動かすのが難しそうになるまではこのボルボの修理工場をやめるつもりはありません。
あくまで「別の事業」としてしてみようかな?という意味です(^_^)
仕事といえば色々なものを発明や外国から導入したものを販売したりがありますが、「特許(またはそれに類する権利)」というのもしっかりとっておかないといけないようです。
しかし特許取得には結構それなりの費用がかかります。
たしか基本的には特許の有効な期間は10年です。
なので「早すぎる」特許取得もダメな時もあるようです。
先日見た記事で、最近では観光地や遊園地的なところでよく見かけるようになった「自撮り棒」があります。
下の方の画像のものですが、見かけられたこともあるかと思います。
スマートフォンの拡大で一気にそのニーズがあがり、それなりに売れているようです。
しかしこの自撮り棒の「特許」はスマートフォンどころか携帯電話もほぼ無い1980年に発明され特許を取得しているようです。
しかしカメラが大きすぎたためほぼ実用性はなく、途中で特許料の支払いもなくなったため(企業が無駄とようです)しばらくして消滅したようです。
そしてここ数年になってやっとその発明品が花開いた・・・・ここでの特許ならばある程度企業も稼げたかもですが、タイミングって難しいですね。
こうした成功には「運」多分にある感じがします(^_^;)
今回は先日ボルボV70を車検整備していて、ふと思ったことです。
よく「腕の良いメカニック」とか「ベテラン・新人の違い」とか耳にしますし、僕もそのような感じの内容を書いたりもしますが・・・・何かが違うのでしょうか?
もちろん経験年数や経験回数が多く関わってきますが、一番大きいのはやはり「技術」とその「センス」じゃないかなと思います。
なのでもちろん計画な基準は存在しません。
得意/不得意な分野・種類がありますし(例えば僕はボルボにはある程度わかっているつもりでも、例えば国産メーカーの車のことは国産メーカーの新人メカニックのほうが詳しいと思います)、作業する内容によっても異なります。
なので「なんとなく」という感じが多いのですが、、いわゆる「腕の良い」メカニックの一つに「細かいところで故障のリスクを軽減できるか」があると思います。
部品を組み付ける時に、そのまま取り付けしないでしっかりと必要な分の潤滑剤を散布したり(これにより取り付け時の部品の負荷を減らす、次の脱着をやりやすくする等)、ホースやクランプする場所ややり方をちゃんとしたり。。。
ホースバンドの取り付けの向きやちょっとした位置でもセンスが分かったりします。
今回先のボルボV70で気づいたのは、フロントタイヤを外した時にふと目に止まった「ABSセンサーのハーネス」です。
右フロントのタイヤを外すと・・・
ハンドルがまっすぐなのに、ABSのスピードセンサーのハーネスがスタビライザーロッドに触れています。
離してみるとスタビライザーに擦れた跡があります。
このままだとそのうち配線の被覆がめくれて配線がスタビライザーでショートしたりします。
これはおそらくショックアブソーバー脱着時などでこのABSセンサーを外して取り付けた時に、センサーの「ねじれ」を確認しないで適当につけたためこうしたことになったと思われます。
ちょっとしたことですが、後々高額な出費になる場合もあります。
・・・・追伸、なぜ僕がこれを直ぐに気づいたかというと、新人の頃に同じ失敗をして怒られたことがあるためです(笑)(^_^;)
日本には基本的に漢字・平仮名・カタカナを使って文章を書きますね。
このブログを書くときにいつも「どうなんやろ??」と思いながら書く事があります。
特に「カタカナ」・・・・カタカナは外国語(特に英語?)の言葉を日本語にした時に使ったりも多いと思いますが、微妙?に感じることも多いです。
車の部品などでももちろんカタカナはすごく多いですね。
その時に例えばですが、「モーター」なのか「モータ」なのか、「メーター」なのか「メータ」なのか、「ウインドウ」なのか「ウインドー」なのか・・・
「イリジウム」なのか「イリジューム」なのか・・・・
別件ですが、最近良く耳にする?言葉で「関西っぽい」とか「おっさんみたい」とか言われる言葉に、「プラスチック」の事を「プラッチック」とかもありますね(^_^;)
言葉で話すときは別に問題ないのですが、インターネット上で使うとき(検索など)はこうした「ちょっとした違い」などで検索対象とならないことも多いので注意が必要ですね。
今回はそんな感じの言葉で上にも書いた「メータ?(メーター?)」の不具合です。
ボルボV70(2003年式、YV1SW~)のお客様から「スピードメーターをはじめ、各メーター上の計器も作動しない」とのことでした。
確認させていただくと、エンジンはかかっているのにメーター上はまるでキーを切っているかのようにダコメータも水温計など作動しません。
照明すらも点灯しないので電源が入っていないかのようです。
2代目ボルボV70・XC70の(2000年)~2003年までのものは時々この不具合があるのは以前のブログを見ていただいています方でしたら覚えておられるかもしれません。
基本的(マニュアル的)にはメーターユニット(DIMユニット)の新品交換になります。
当然価格は高額になります(約25万円)
サンクス&トラストではメータの基盤修理でご対応させていただいております。
メータの脱着そのものは難しくなはいので、最近は業者さんやちょっとDIYなどが得意なお客様がメーターを外してお送りいただき修理後にご返送していただくケースも増えてきました。
ただし、修理したメータの取り付け後にボルボテスターによるリセットが必要になります。
そうしないとコンピューター内部の故障診断メモリー上にたくさんの不具合履歴や、メータ上に、
SRS・エアバックシステム異常の警告灯が消えないので(車両に取り付けてボルボテスターでクリヤーしないといけないので郵送ではご対応が出来ません)(^_^;)
メータを取り外した状態はエンジンはかかりますが、ヘッドライトが常時点灯・指示器が出ない・パワーウインドが作動しない・集中ロック/リモコンロックが作動しない・・・などなどの不具合が起こりますので一般道を走行ができなくなります。
2004年以降はメータの基盤の種類がかわりますのであまりこのような不具合はないと思いますが、もしある場合は「CEM(セントラルコンピューター)」などの不具合の場合もあるので注意が必要です。
サンクス&トラストは言うまでもなく?!ボルボを主体とした車の修理・整備・販売の仕事をしておりますが、まぁ僕も一応経営者の端くれなので将来このサンクス&トラストをどうしていくかを日々悩んでいます。
僕も40代後半に入り体力的にもこのメカニックの仕事を続けていくのはいつまで出来るかとの心配があるからです。
若いメカニックを雇い車屋として大きくしていくのか、車関係の別の部分の仕事を拡大していくのか(パーツ販売とか)、はたまた全く別の業種に参入していくのか・・・・
将来の見通し的には、車業界はこの先は無くなりはしないけれども車の高性能化によってディーラーさんでしか修理・整備が対応出来ない感じになっていくものと思われます。
なので基本的には全く別の業種に参入しようと思って実はちょこちょこと動き始めています。
幸い優秀な人財のアテ?もあるので、そこから行こうかと思っていますがどうなることやら・・・(^_^;)
人生何があるかわからないですもんね。
僕は比較的慎重なタイプではありますが、警戒ばっかりしていてはせっかくのチャンスを逃すことになります。
チャンスとリスクは隣り合わせですので、慎重な部分は慎重に・・・・行く時は行く!って感じに頑張ってみようかと(^_^)
このサンクス&トラストを開業した時・仕事もお金も設備もほとんど何もない始まりの時期に、何度も繰り返し聞いていたアントニオ猪木さんの引退試合の言葉「踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ!行けばわかるさ!」の動画をみて頑張ってみようかと思います(^O^)
とはいえ、もちろん今のサンクス&トラストの仕事はまだまだ体が動く限り頑張りますし、もっとお客様に満足いただけるように頑張っていきます!
今回はボルボXC70(2006年式、YV1SZ~)のお客様のご要望で「RS-S ダウンサスペンションキット」を装着させていただきました。
以前このサンクス&トラストでご購入いただきましたボルボXC70(2014.2.15ブログボルボXC70 ご成約ありがとうございました!!)ですが、走行中のボディのふらつきを軽減したいとのご要望でした。
ただしこのボルボXC70は「FOUR-C」(可変ダンパーのようなものです)も装備されているモデルですのでショックアブソーバーを硬めのものに交換が出来ません。
となると「ダウンサスペンション」を・・・・となるのですが、以前はERSTなどでも取り扱いがありましたが今はアイバッハやHEICOなどでもXC70の製品は取り扱いがないとのこと・・・・(>_<)
そうした感じだったのですが、販売店の方に相談して他を色々とあたってもらったところ、RS-Rさんが特別に受注生産をしてくれる!とのことでした(以前は取り扱いがあったが、今は他と同様に生産をしていない)!
おぉ、さすが「RS-S」! ということで特別注文で出来上がってくるので約2ヶ月・・・・・実はリアのコイルスプリングが寸法が合わなかったりなどのトラブルもあり、もう2月ほどかかってしまいましたが本日なんとか取り付け・お引渡しが出来ました。
お客様にはずいぶん待っていただきまして本当にご迷惑をお掛け致しましたm(_ _)m
(すいません、画像をしっかりと撮っていませんでした。。。。)
こんな感じ?で前後とも約2.5~3cm弱車高が落ちて、安定感のあるスタイリングになりました。
もともとボルボV70もボルボXC70もタイヤとタイヤハウスの隙間が広すぎて、お客様には不評なのですが。。。。
(ノーマル時)
(ダウンサス取り付け時)
特にリア側はしばらく走行するとブッシュなどが落ち着いて?きて、もう少し車高が落ちてくると思います。
それを見計らって4輪アライメント調整をさせていただく予定です!(^_^)
土曜日くらいから携帯電話の調子がすこぶる悪く、日曜日には電源ケーブルをつないでおかないと電話の電源が入らなくなりました。
電池の不良かと思い直ぐに新しい電池を購入してみましたが・・・・結局は電話本体の不良でせっかく買った電池も無駄となってしまいました。。。(>_<)
なんとか代替え機かわりに昔使っていた携帯電話にカードを移し替え使っていますが・・・
そんなこんなで日・月曜日と「電話がつながらなかった」お客様おられましたら、お手数ですがまたご連絡いただけましたら幸いですm(__)m
今回はボルボV90(1998年式、Wモデル)のお客様から各種ご依頼を受けましたが、その中の項目に「エンジンマウント交換」もご依頼受けました。
ボルボV90だけでなくボルボV70などの他のボルボもエンジン振動などが大きく感じておられる方はこのエンジンマウントを交換することによってかなりその振動が解消されます。
エンジンマウントは車のボディーとエンジンを繋げているクッションです。
エンジンは当然振動する部分ですので、直にエンジンがボディに乗っかっているとエンジンの振動がボディーに伝わります。
なのでオイルを封入したゴムのクッションをエンジンとボディの間に入れてやることによりその振動を軽減させます。
ゴムは劣化していくものですから、走行距離や経年劣化でエンジンマウントの弾力性が落ちてくると、そのクッションとなるべき性能が落ちてきて車の振動が大きくなります。
上の画像はエンジンマウントの交換前のモノです。
エンジン最下部のオイルパンとメンバーフレームの間の距離がほとんどなく・・・・というより少しくっついているくらいになっています。
この状態のエンジンマウントと新品のエンジンマウントを比べると・・・
右の新品のほうが全高が高い(長い)のがおわかりになられると思います。
下がエンジンマウントを交換した後の同じ部分の画像です。
隙間が出来て影が見えているのがおわかりになられると思います。
小指一本くらい隙間が出来ました。
これでエンジンとボディの間がちゃんとフロートして、エンジンの振動が軽減されてボディに伝わるのが少なくなります。
ボルボV70などでも同じ感じです。
エンジン振動が大きく感じられている方は一度ご検討いただければと思います。
このボルボV90は同時にヘッドライトを明るくする「HIDコンバージョンキット」も取り付けさせていただきました。
向かって左側がそのHIDの明るさですが、向かって右のノーマルの明るさとはかなりの差が出ます。
実際の夜の道ではその差は歴然です。
まだHIDのヘッドライト出ない方はご検討してみてくださいね!
今日は「1/10」、「十日戎」の日です。
会社員の頃は行ったこともなかったのですが、サンクス&トラストを開業してからは行くようになりました。
元々「都合のいいことだけ神頼み」というわがまま?というか罰当たり?かもしれないですが。。。(^_^;)
僕は京都の戎神社に行くのですが、毎年ものすごい賑わいです。
雨が降らないといいけどなぁ。。。。
さて、昨日のボルボXCのエアコンのブロアファンモーターの交換です。
とりあえず?作業を進めないとなんともならないので各部品を取り外していきます。
ボルボV70と同じようにグローブボックス下側のパネルを取り外して、サイドステップカバーも取り外して・・・・
するとやはりボルボV70同じようにブロアモーターが丸見えです。
「なんや、難しくはないやん!」と思い、周りの取り付けビスを外していくと・・・・
5箇所あるうちの1箇所のビスが取れない!というか見ることも出来ない!Σ(゚д゚lll)
その下側のカーペットや下地のスポンジマットを切り取っても隙間がほとんどありません。。。。
ちょうど上の画像の矢印の部分です。
交換する予定のブロアモーターでみると、
上の画像の矢印の部分の取り付けビスです。
・・・・・いろいろ考えた挙句・・・・・とりあえずこの部品は交換して破棄するので・・・・引きちぎろう!(^_^;)
っで、取り外すと、
矢印の部分にビスが少し見えます。
その下のボディの金属と隙間がほぼありません。
ボルボのサービスマニュアルに沿って交換するとなると、このビスを外すためだけに、ダッシュボードを外してエアコンユニットをうえに持ち上げる(このビスを外せるように)ようになっているものと思われます。
たった1本のビスのために!下側のボディの成形をあと数センチほど下に隙間を空けてくれたらいいだけなのに!!(`Δ´)!
・・・本当に毎度のことながら車の設計士?のダメさ加減というか・・・僕たち現場の人間はいつも「ホンマに車の設計してる奴はアホやな!!!」と憤っていますヽ(`Д´)ノ・・・・冗談でなくほんとに!
ということでこの部分を切り取って、他の4箇所の部分で固定してそれでも問題はなさそうだったのですが、一応念のためこの切り取った部分の下側とボディ間にクッションを入れて固定して組み付けます。
お客様のいう「ダッシュボードに穴があいててもいいから」というほど雑なことをしなくても良かったのでほっとしています(^_^;)