滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
今日は車検整備をさせていただいたお客様からお米をいただいたのですが(昨年もこの時期にいただきました、ありがとうございますm(_ _)m)、僕はお米が大好きで食事の時も別におかずが無くてもご飯と漬物やふりかけ・佃煮的なものがあればそれだけでいい感じです(^_^)
なので毎日の食事の「炭水化物の割合」がかなり高い/日によってはほとんど淡水化物・・・なんて日も・・・(^_^;)
昼間に知り合いが来ていたのでそんな話をしていたのですが、「山本さん、そんなご飯ばっかりの食事していたら糖尿病になった時に大変やで」なんて言われました(^_^;)
まぁ確かにそうかもですね。
最近テレビでダイエットの「ライザップ」のCMがよく流れていますが、ここは奮発して(かなり金額的にも高額です)行こうかとも思ったのですが、色々口コミとかを見ているとトレーニングというよりも「食事管理」でけっこう挫折?される会員さんが多いようです。
よくある「炭水化物」制限がきついらしいのですが、僕にはお米のない生活は無理です(^_^;)
今回はボルボV70(2006年式、YV1SW~)のお客様の車検整備をさせていただいたのですが、ご依頼事項で「運転席のインナーハンドルのプラスチックが剥がれている?ような感じになっているので交換して欲しい」とのご依頼でした。
この部分ですね。
事前に一度ご来店頂いた時に見させていただいたのですが、「手前側の半分」部分がたくさん「うにょうにょ?」なっているので部品を事前に注文させていただいたのですが・・・
実は2代目ボルボV70n最初のほうの型式などは、上の画像の矢印の「線」に沿って半分に脱着できます。
ただ2005年くらい??からは上記の画像のように部品構成が分かれています。
それをすっかり忘れていて、あわてて下半分の部品を取り直す羽目に・・・・。
ちゃんと確認しないといけないですね。。。。
そういえば昔1992・3年頃(当時はボルボディーラーのメカニックでした)に、「1993年式・ボルボ850」の新車のドアの内張りを外すことがありました。
ボルボ850は1992年から発売されていますが、その初代のボルボ850のドア内張りは何度か脱着したことがありましたので、どのネジや部品を取り外せばいいかはわかっていました。
そしてその1993年式ボルボ850の内張りを外す時(見た目は1992年式と何ら変わわなかったはずですが)、必要な部品やネジを外してもドアの内張りが外れません。
内張りの取り外しは最後は上側に「引き抜く」感じになるのですが、新車のせいもありかなりそのはめ込みが固い時もありなかなか外れないこともよくありました。
そんなときはかなり力を入れてグイっと引き抜く感じでの脱着でした。
それで当時の工場長さんと二人がかりで力を入れて上側に引き上げると・・・・「バキっ!!」と音を立てて・・・・
・・・・明らかに「やばい・・・」感じの音だったので、あわてて工場長と外れた内張りをみると・・・真ん中くらいで一部内張りが「もげて」いました。。。。
原因は、
1992年式のボルボ850はこの部分を脱着しなくても問題ないのですが、1993年以降はこのパネルの裏に2箇所ネジどめがしてあります。
それを知らずに(たしかその当時のマニュアルにも載ってなかったはず・・・)やってしまって・・・。
そうやって、失敗しながら成長していきます。。。。。なんて都合のいい解釈を(^_^;) (笑)
昨日はお休みをいただいておりましたが、用事で大阪・京都を移動していました。
いつもは車で移動するのですが、昨日は都合で電車&徒歩での移動でした。
慣れない?!電車での移動はホントに疲れますね(^_^;)
電車は日中だったせいかほとんど座れたのでよかったですが、毎日通勤などで満員電車を長時間乗られている方たちは本当に大変だなぁ・・と感じた次第です。
それと大阪駅下の地下街&通路は何十回通っても僕には迷路にしか感じません。。。。(T_T)
サンクス&トラストのお客様は現行モデルのお客様というよりは、多くのお客様が2000年代後半以前のボルボ車のオーナー様が大部分です。
もちろん1990年代のお客様も少なくありませんが、それでもやはりボルボ940・ボルボ240・ボルボ850のお客様はかなり少ない感じなのは以前何度かこのブログでも書かせていただいています。
同じボルボの車といえども車種や年式によって壊れたり摩耗/消耗しやすい部分が変わってきます。
なので以前はよく在庫していた部品なのに今は在庫していない・・・・という部品も少なくありません。
今週は車検でお預かりさせていただいたボルボ940のウォーターポンプをけっこう久々?に交換させていただきました。
このウォーターポンプも以前は1つは在庫していましたが、今は基本的には在庫をしていなくて交換する際に仕入れる部品になってしまいました。。。
本日はもう一つ初代ボルボV70のABSユニットの内部基盤修理もさせていただきましたが、こちらはまだそれなりにご依頼もありますがそれでも以前に比べればかなりご依頼/お問い合わせ件数は減りましたね。
メカニックとしてはいろんな部品や工具がいつもそばにある・・・というのは理想ですが、会社としては場所やお金などいろいろな都合?もあり、なかなかそうはいかないところは難しいものです。。。。(^_^;)
せいや。
8/27(水)は 終日お休み とさせていただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。
今日も相変わらずの雨模様で毎日ジメジメして梅雨の時期よりもうっとうしい毎日が続いています。
ただ自分の周りには災害とかが起こっていないので良しと考えないといけないですね。
いろんなところで水害の被害が拡大していますし、先日ディーラーさんの駐車場の横を通ったら下半分が黄色い泥水がかかったボルボが止まっていました。
泥水に使ってしまうと事実上回復はほぼ見込めない(費用がかかりすぎる&臭いが取れないなど)のでそのお車のオーナー様の気持ちを考えると・・・
本当に自然災害は慎重にしていても怖いものです。。。
今回はボルボV70(2002年式、YV1SW~)のお客様からお電話があり「たった今、「走行中にバッテリーデンアツテイカ」の表示が出た」との御連絡が・・・。
比較的サンクス&トラストから近くの場所だったので、エアコン類などを全て切った状態にしてもらってそのままご入庫いただきました(本来は安全な場所に停車してもらってレッカー移動をおすすめいたします)
今までも何度かこのブログでもお話させていただいたことはありますが、2代目ボルボV70の2001・2001年くらいの車は「オルタネーター(発電機)のボルテージレギュレター」が不具合を起こすことが時々あります。
在庫の部品を一つありましたので、その場で交換させていただくことにしました。
インレットマニホールドの横にあるのがオルタネーターです。
本来このオルタネーターの後ろにあるボルテージレギュレターを交換するのは、このオルタネーターを取り外してきて交換します。
しかしながらオルタネーターを取り出してくるのに、パワステポンプの脱着・ラジエター/クーラントを抜いてラジエターのアッパーホースを外してこないとオルタネーターは取り出せません。
なので僕はオルタネーターをその位置で転がして?ボルテージレギュレターを交換しています。
取り付け部分の各ボルトなどをとりはずして・・・・
こんな感じに後ろのボルテージレギュレターのネジを外せるようにしてボルテージレギュレターを取り外します。
とりはずして新しい部品と比較しますと、どうやら今回はボルテージレギュレターの基盤回路が悪くなったというよりは、「ブラシ」と呼ばれる部分の摩耗(構造上、ブレーキパットのように減っていくことを前提につくられています)によって起こったようです。
なのである意味「定期的な消耗」と言ってもいいのかなと思います。
矢印の部分が新品に比べて半分以下になっているのがよくお分かりになられるかと思います。
お客様も偶然サンクス&トラストの近くで不具合が見つかってまだ助かったとお話されていました。
本来でしたらレッカー搬送されていても不思議でないものですものね(^_^;)
今日は木曜日くらいの天気予報で降水確率100%となっていましたが、サンクス&トラストのある滋賀では良いのか悪いのかいつものように暑い感じです(^_^;)
サンクス&トラストは基本的にお車のご入庫はお客様にご来店をお願いしていますので土日にご来店が多いのですが、先週の週末はお盆休みをいただいていましたので本格的?なお車のご入庫は今日からな感じです。
今日も滋賀県内はもちろんですが、大阪・奈良や兵庫県からもご来店車検などのご入庫いただきまして本当にありがとうございますm(_ _)m
子供たちは今週で夏休みも終わりなのかな?(以前お客様の小学校の校長先生とお話しさせていただいたときは、25日頃から2学期が始まるとのことでしたが全国的になのかな?)
僕が子供の頃はようやく母親に怒られながら夏休みの宿題に手をつけ始めるじきだったような・・・・(笑)
今回はボルボV70(Ⅱ型、2代目)シリーズのシフトノブレバーの修理です。
初代のボルボS/V70などのシフトノブレバーのボタン?はよくプラスチック部分が割れてしまい、その部分の補修キットが出ていました。
ボルボV70(Ⅱ型、2代目)の2003年?2004年?以降の少し長方形になった形状のシフトノブのレバーも実は時々プラスチックが破損することがありましたが、これはその補修キットが出ていなくシフトレバーごとの交換になっていましたのでかなりの高額になっていました。
しかしながらやっとのこと?でこの部分の補修/サービスキットが出ました。
色が2種類あるので(ボルボV70系はブラックになります)最初の色と違う場合もありますのでご注意ください(ただ目に付く部分でもないので、それほど違和感はないかと・・・)
ただまだあまり在庫数が確保できていないのですが、お困りの方はまたサンクス&トラストまでお問い合わせいただけましたらと思います。
今日は以前の職場で知り合いから紹介していただいたお客様が数年ぶりに御連絡があり、車検のご依頼をいただきご入庫いただきました。
もうご縁が切れていた?と思っていたのに、こうしてまたご縁をつないでいただいたことは本当にありがたく・何より本当に嬉しいです(^_^)
このお客様は競馬関連のご職業です。
最近は僕は全く競馬を見ることもなく有馬記念や日本ダービーでさえもいつやっているか覚えていないくらいですが、昔は少ないお小遣い?の中で「共同馬主(1口馬主)」をしていたくらい競馬に興味がありました。
(馬券で勝負する方ではなくて、レースや馬を楽しむほうです。当時流行っていたゲームの「ダービー・スタリオン」などの影響ですが・(笑))
しかし小さい頃は実は競馬が嫌いでした。
それは小さい頃、父親が日曜の3時からの競馬中継をいつも見ていたのですが(比較的貧乏な家庭でしたので、父親も馬券を買う余裕?もないのかスポーツ新聞で予想して当たった/当たってないを楽しんでいました。母親に「お父さん競馬当たったみたいやで!」と言うと「馬券を買ってないから意味ないよ。その代わり外れた時でも損はしないけど・(笑)」って言ってたなぁ。。)、小さい頃たまたま目にしたレースが「天馬」と呼ばれた「テンポイント」最後のレースでした。
年配の方はご存知かもしれませんが、このレースでテンポイントは骨折・その影響で死んでしまいます。
そのレースを見ながら父親は「エラいことなってしもてる、骨折してる・・」と話してくれましたが、当時僕は「骨折くらいしばらくしたら治るやん」程度にしか思っていませんでしたが、馬は足を骨折すると体重が重いのもあって蹄が腐ったりするので、レース場のその場で「安楽死」の処置がとられることも少なくありません。
テンポイントもその後の懸命の治療の甲斐もなく・・・・。
と理由で僕は競馬を見るのが嫌でした。
しかしそれから数年して僕が中学か高校くらいの時にたまたま日曜日の3時すぎに家にいると、相変わらず父親は競馬中継を見ていました。
たしか皐月賞かダービーだったはずですが、何気にレースを見ていると「ポツン」と一頭離れて最後方を走っている馬がいます。
心の中で「この馬はかわいそう」なくらいを思っていると父親が「せいや、この馬ずっと見てみ、この馬が勝つから」と言います。僕は「何言うてるの?こんなビリの馬が勝つわけないやん!」と。。。。
普通、人間のレース(100mや数百メーター走やマラソンなど)では、「最後に1等」になるには「最初から先頭または先頭付近」にいるのが「常識」です。
そういう「常識」の中でその馬を見ていると、その馬が最後の直線に向かうコーナーが近づいてくるとグングン他の馬を追い越していき、最後は直線でまさに「ごぼう抜き」で父親の言うように勝ってしまいました(゜ロ゜)
心底驚いたのを今でも覚えています。
その馬は後のクラシック三冠馬「ミスターシービー」です。
それからはこのミスターシービーのレースは見れる限りテレビで見ました。
いつも最後方からブッこ抜いてくれる「常識はずれ」のレースに僕の人生観??も考え直すきっかけになった気もします。
サンクス&トラストをやり始めたのはつい数年前・・・・どちらかというと「斜陽産業」的なところもある自動車/整備業界で「出遅れ」的な感じもありますが、ミスターシービーのようにあきらめずに「レース(なのかな?)」を頑張っていきたいものです(^_^;)
(最後の文章は無理やりこじつけたかな??(笑))
私はご存知?!のように犬を飼っていますが、毎月ノミ・ダニの薬と「フィラリア」の薬を飲ませています。
そして先日愛犬のプルにフィラリアの薬を飲ませる時に、ふとあることに気がつきました。。。。
それは「会社や家で『蚊』に刺されていない! というよりは、『蚊』そのものをほとんど見ていない!」ということです(゜ロ゜)
確かに草刈りをしたときや河原で遊んだ時にはいましたが、普段の毎日の生活圏内では全くに近いくらい蚊を見た記憶がありません。。。。。
横に居た弟に聞いてみても「そういえば全く見てないし刺されていないなぁ」とのこと。
そう思っていて先日ニュースを見ていると、やはり今年は全国的に蚊が激減していて人の人の生活圏内ではほとんどいない地域も少なくないそうです。
なんでも今年の夏は暑すぎて、普段はいるはずの水たまりなどにいる蚊の幼虫「ボウフラ」が成長していないのでは?とのことでした。
生態系的には良いのか悪いのかわかりませんが、蚊のいない/気にしなくていいのはけっこうありがたいですヽ(´▽`)
今回はボルボV70(1999年式、YV1LW~)のお客様から「エンジン音が急にものすごく大きくなった、ハンドルを切るとさらに大きくなる」とのご依頼でした。
お客様のお話から「パワーステアリングのオイルが漏れた」ということは想像出来ましたが、急に不具合になったということと7月初めに定番?のパワステポンプホースとパワステサブタンクの交換もさせていただいていたので、何が原因やろ?と思いながらご入庫いただきました。
パワステサブタンクのオイル量をチェックすると、全くに近いくらいパワステオイルが入ってなかったのでボディの下回りを見てみると・・・
ラジエター下くらいのアンダーカバー中心に広範囲にパワステオイルが飛散しています。
上に伝ってオイルの漏れている部分を探っていくと・・・・原因はパワステポンプからパワステギアボックス間の「高圧ホース」でした。
上の画像のオイルレベルゲージ近くの部分からパワステオイルが漏れています。
こうした「高圧ホース」はどうしても内部からの圧力がかかるので、ゴム類が劣化してくるとこうして内部から破裂?のようなイメージの漏れを起こすことがあります。
または金属部分との接続面の「かしめ」てある部分からの漏れもありますね。
右ハンドル関係の部品は基本的には輸入パーツがないので(海外は左ハンドルがメインなので)、ボルボ純正部品でのご対応になりますがこの部品でも¥35000オーバーと割と高額です(^_^;)
8/20(水)は 終日お休み とさせていただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。
今日も毎度ながらの蒸し暑さにげっそりしながらの作業です(^_^;)
僕は料理的なものは全くしなくて特にグルメでもないので、昼食はいつも適当に食べたり食べなかったりも多いのですが、今日は暑さのせいもありどうしても「ビビンバ」を食べたくなったのでスーパーでナムルセット・コチュジャン・ごま油・サトウのごはんを買ってきてお手軽ビビンパを食べました。
コチュジャンたっぷりに入れて辛さたっぷりで最高です(´▽`)
さぁ、元気出して普段あまり作業しない軽自動車・ダイハツ・/ムーブのエンジン不調でも診断するとします。
比較的作業のしやすいボルボを普段さわっているので、こうして国産車をすると逆に診断に悩んだり、作業に時間がかかることも少なくありませんね
こう暑いとゴム類などが劣化しやすくなったりして、作業する時にポロっとモゲたり切れたり割れたり・・・・なんてことも少なくありません。
今回は車検整備をご依頼いただきましたボルボXC70(2004年モデル、YV1SZ~)のお客様からの個別のご依頼で「フロントガラスの下側の左右のゴムが劣化していて見栄えが悪いので交換して欲しい」とのご依頼でした。
2代目ボルボV70などにお乗りの方は「なるなる」といった感じのゴムの劣化ですね。
矢印の右側もいくつも亀裂が入っていてボロボロになるのは時間の問題です。
この部品の上に天井まで続くモールがありますが、この部分の数ミリのゴムも同じようにゴムがパリパリと割れてきてしまうこともよくあります。
基本的に欧州車はこうしたところが弱いのは昔からですね。
よくこのようなガラスの周りのモールやゴムが劣化して「雨漏れ」をご心配されるかたも少なくありませんが、フロントガラスの接着はフロントガラスとボディの合わせ面で接着剤で密着されているので、このモール部分が無くても雨漏れすることはありません。
要は「飾りのモール」でもあります。
しかしながらゴミが溜まったりもしますし、何より見栄えがカッコ悪いのでやはり交換されたほうがいいですね。
ただフロントガラスのサイドモールはけっこう高額なので・・・・
この画像の部品はそれほど高くありませんし、交換も簡単にできます。
ちょっとしたことで車の印象も変わりますので、同じように劣化されている方は交換してみてはいかがでしょうか?
昨日まで連休をいただいておりました。 ご迷惑おかけいたしましたm(_ _)m
本日よりお盆明けの営業をさせていただいております。
それにしてもお盆の期間中は雨による被害が各地でかなり出ていますね。
お隣の京都府でも福知山などでは床上浸水までもしているいところもあって大変なようです。
テレビで自動車修理工場も浸水の被害に遭われたとのインタビューがありましたが、あとの処理のことを考えると本当にぞっとしますね。。。。
今回はボルボV90(Wモデル・1998年式)のお客様から「アクセルを踏むとエアコンの風が消える&日中の暑い日はエアコンの効きが悪い」とのお話でした。
以前にもブログでご紹介させていただいたことはありますが、ボルボ940・ボルボ960やこのボルボS/V90などは、エアコンの風の向きの切り替えをエンジンのインレットマニホールドからの負圧を利用して作動させています。
詳しい説明は省きますが、この切り替えのバキュームダイヤフラムが破れたりして負圧の保持ができなくなってくると今回のような症状になってきます。
一般的にボルボV90やボルボ960(一緒の作りで部品も基本的に同じです)のバキュームダイヤフラムの不具合は「リサキュレーション」か「フロア/デフロスタ」の切り替えのどちらかの場合がほとんどです。
「日中の暑い日はエアコンの効きが悪い」ということから「リサキュレーションダイヤフラム」の不具合が考えられます。
要は暑い外気の流入があるので、あまり冷えないということです。
調べてみると案の定?このリサキュレーション・バキュームダイヤフラムが破れていました。
助手席の足元の奥の方についていますが、本来はダッシュボードを外して・エアコンユニットを浮かせて・・・・脱着するものですが、そうなるとかなりの時間も費用もかかりますのでなんとかこの位置で脱着をします。
けっこう無理をして脱着しなければならないので、特に外す時に悪戦苦闘しますね(^_^;)
作業がしにくいのとは他にもう一つ問題が・・・・それはこの部品の「右ハンドル仕様」がもう生産中止で手に入らない!ことです。。。。
まだ「左ハンドル仕様」の部品は入手が出来るのでそれを利用します。
左側が左ハンドル仕様ですが、見て頂いてお分かりのように上にあるホースの差し込み口が180度真逆に付いているためにホースの取り回しを変える必要があります。
このオレンジのパイプ・ホースですが、本来はエアコンユニットの裏側を通っているのですがこれを引っこ抜いてきて手前から取り回しし直していきます。
なのでこのパイプ・ホースが硬化して引張ている途中で折れないように・・・・なんて祈りながらの作業です。。。(^_^;)
サンクス&トラストの工場にはスポットクーラーがあるのでこのような室内の作業もまだマシですが、無ければものすごい暑さのなか作業しないといけないので大変です。。。(>_<)
8/13(水)~8/17(日)まで夏期休暇をいただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。
明日からお盆休みをいただきます。
もうすでに連休に入られている方も多いのではないでしょうか?
昔に比べてボルボはずいぶんと夏の暑さには強くなりましたが、それでもやはり他の季節に比べればどうしてもトラブルが多くなるのは仕方ない?感じかもしれません。
1990年代にボルボディーラーに勤めていた頃は、連休明けにレッカーで運ばれてきたボルボがお店の前に何台か置いてあり・・・なんてこともあったなぁ。。。(^_^;)
今回はボルボV70R(2005年式、YV1SW~)のお客様のご依頼で「車高を落としたい」とのことで、『ERSTダウンサスペンションキット』を組まさせていただきました。
石川県からご来店いただきましてありがとうございました!
2代目ボルボV70系はタイヤとフェンダーの隙間がけっこう多い感じです。
ボルボV70RはAWDで俗に言う4輪駆動になりますので、リア側の作業がFF車と比べてそれなり?な感じです(^_^;)
フロント側はFF車と基本的には一緒ですが、「Four-c」が付いているため(もちろんリア側もですが)配線を取り回してこなければならないことになります。
(ちょっと画像と「取り方」がイマイチですが・・・) フロント側が取り付け直後で約2.5CM程度下がりました。 しばらく走行して「座り」が効いてくるとあともう少し下がってくると思います。
リア側が、
実はリア側は取り付け直後は「リア側は約1.5cm程しか」下がっていません(スプリング上のスプリングシートを新品に交換した影響もありますが)。
ただこれは「今のERSTダウンサス」の特性とのことです。
「以前のERST製」や他のダウンサスキットですと、取り付け時に3cm~下がってくれるのですが、その後走行後に「座り」が出てくると逆にそれ以上にリア側が下がってしまい、結果「後下がり」のような感じになってしまうようです。
それを現在のERSTのダウンサスキットは考慮して、「取り付け直後のリアの車高は少し高いが、しばらく走行して座りが効いてくるとイイ感じに車高が落ち着いてくれる」ように設計されているそうです(^_^)
そうそう、ダウンサスキット取り付け後は、特にフロント側の「サイドスリップ」が狂うので、ホイールアライメントの調整は必須ですよ!
今回はこのERSTダウンサスキットを取り付けさせていただきましたお客様ですが、ご来店時に「PPTスロットルコントローラー」のデモ体験もしていただきまして、そのままご購入いただきました。
抜群の加速力でご満足いただける商品ですので、またこちらも是非お問い合わせくださいね!
8/8(金)は 終日お休み とさせていただきます。(びわこ大花火大会の影響を考えまして・・・)
よろしくお願いいたします。
並びに
8/13(水)~8/17(日)まで夏期休暇をいただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。
僕は高校卒業してから車業界に入って約28年、ボルボに携わってから約25年くらい経っていますが、特に近年は技術的な自動車の変換期?でもあります。
僕が初めて自動車業界にはいったのは「マツダ」ですが、当時はまだ「キャブレター」が主流でEFIやEGIと呼ばれる「フューエルインジェクション」方式に移り変わる時代でした。
ぶっちゃけもうキャブレターのオーバーホールなどは忘れてしまってする自信ないなぁ・・・(^_^;)
2000年に入ったころからボルボは「アクセル制御」を「ワイヤー式」から「電子スロットル制御」に変換してきました。
同時に「スパークプラグへの点火方式」も「プラグコード」から「ダイレクトイグニッション」に変換してきたので、後述しますボルボS70のような「ディストロビュータ」も無くなってきました。
ということで、今回はボルボS70(1998年式、Wモデル)のエンジン不調です。
昔から知り合いの業者さんからのご依頼でしたが「何度もエンストする→直ぐにエンジンはかかるがまた直ぐにエンスト。翌日は直っている」とのことでした。
エンジン警告灯や故障コードなども特にこれといった感じのものではないようなので、とりあえず?エンジンの基本調整をしてみて試運転させていただこうかということでご入庫してもらいました。
スロットルバルブの清掃とIACバルブ(アイドリングコントロールバルブ)を外して清掃してみます。
特にIACバルブは通常は少し揺すると、「カチャカチャ」と中のバルブが動く音がするのですが、カーボン汚れが多くてスムーズに動かない感じでした。
清掃・注油してあげるとスムーズに動くようになったので、もしかするとこれが原因かなぁと思いつつ今度は「ディストロビュータ」の清掃のため外そうとネジを緩めたのですが・・・
あれ?途中でディスキャップが引っかかったよいうな感じで抜けてくれません(´Д`)
うにうに?しながら外してみると・・・・
何か「カス」のようなものが大量にでていますね。
「ディスロータ」の方を見てみると・・・・
完全に溶けた感じになっています。
これではしっかりとした電気をプラグコード&スパークプラグに届けられませんね。
ディストロビュータの脱着は慣れればそれほど難しくもないですが、特にボルボ940などのディストロビュータはエンジンの後方にあるため&ボルボ850やこのボルボS/V70などはエアクリーナーを外さないといけないために、あまり脱着/清掃をしない整備工場やディーラーさんも少なくありません(よく「このディストロビュータいつから掃除とかしてないんやろ。。。」というくらい汚れている車もほんとに多いのです)。