滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
今日は一日雨だと思っていたのですが、お昼からすっかり晴れてものすごい蒸し暑さです(^_^;)
でももう7月の中旬に入ろうとするんですよね、暑くて当たり前です。
そういえばお隣の京都は来週は祇園祭です。
もちろん例年もかなりの人で賑わいますが、今年はそうでなくても観光客の方が多いのでものすごい人が集まるのではないのかな?と思っています。
桜の季節や紅葉の季節同様に毎年この祇園祭の時期は、京都市内に出かけるときは渋滞を考慮して行動しないといけない感じです(^_^;)
今回はボルボではなくて、BMW118の整備です。
コンパクトなBMWとして人気のようですね。
少し前に車検整備おをさせていただいたのですが、その時に少しづつウォッシャー液が滲んでいるような感じなので今回はバッテリーの交換とともにこのウォッシャーの漏れの修理をさせていただきました。
このBMWのウォッシャーの注入口ですがエンジンルームの、
この矢印の部分になります。
この部分からダクトで右のフェンダーの中にあるウォッシャータンクにウォッシャー液が入っていくのですが、ちょうど右のフェンダーの下からポトポトと水がしたたるのでウォッシャータンク周りの不具合とおもられます。
と言うことで、リフトアップして右フロントタイヤを外して「フェンダーのインナーライナー」を取り外したらウォッシャータンクがあるんやろな・・・と思ってインナーライナーを外したのですが・・・
一見「あれっ?」という感じでそのウォッシャータンクが見当たりません。。。。
ウォッシャー注入口からのダクトを追っかけると・・・ありました・ありました、
フェンダーアーチに這うようにある白い部分がウォッシャータンクのようです。 う~ん、かなり長い・・・(^_^;)
と言うことで取り出すと・・・
「デカっ!!」と思わず言ってしまいました(笑)
幅が薄いためにこの面積になったようですね。
矢印の部分にウォッシャーポンプが付いていますが、この左側の黒いウォッシャーポンプをよく見ると、
ご覧のように水が滴り落ちてきています。
ということでこのウォッシャーポンプを交換して元のように組み付けします(原因そのものは「当たり」をつけていて先に部品を用意しておいたので(^_^))
まぁでもこんなに大変?な構造でなくて、普通な感じのタンクには出来なかったのかな?なんて思ったりもしましたが・・・(´・ω・`)
今回は先日ドライブレコーダーを取り付けさせていただきましたボルボXC60(2011年式、YV1DZ~)のお客様ですが、そのドライブレコーダー取り付けの際にご自身でご購入された「デイライト」を取り付けて欲しいとのご依頼で一緒に取り付けさせていただきました。
最近は輸入車でもデイライトはネットなどでリーズナブルな価格でよく売られていますね。
このパーツもボルボXC60用に作られていますので取り付けはさほど難しくないようです。
と言うことで、説明書をみても大掛かりなことは記載されていませんので順番に部品を取り外して各種取り付けていきます。
ヘッドライトを外しフォグランプのグリル?を外して付属の部品を取り付けていきます。
配線としてはスイッチとなる電源をヒューズBOXから引いて、ヘッドライトの下部分でスモールとヘッドライトの配線に割り込んで(デイライトですのでスモールやヘッドライト点灯時には消えるようになっています)
「ヘッドライトを外して」となると、2代目ボルボV70なんかはフロントバンパーを外して・・・とかみたいに大掛かり?な感じにもなりますが、このボルボXC60はクリップのような固定のスティックを2本外すだけで簡単に脱着出来ます(^_^)
固着していなければほんの数秒で脱着が可能なんです。
これは2代目ボルボS40、ボルボV50やボルボXC90なんかも同様の構造になっています。
っで、すべて取り付けて配線していざエンジンをかけると・・・・あれっ??デイライトが点灯しません。。。。(>_<)
・・・・結局色々と調べるとヒューズの部分と付け替えるヒューズホルダーのような部品が壊れていて電源が入っていない感じでした。
こういった製品は所謂「アジアン製品」的なものですので、こういった感じで製品の品質にばらつき?があることが多い印象です(^_^;)
その部分を修正してもう一度エンジンON! 無事に点灯しました(^_^)
でも点灯しなかったときは一瞬焦りましたが・・・(^_^;)
今日はホントに一日蒸し暑かったですね(^_^;)
夕方ご引き渡しの車のご説明でそれほど長くない時間エンジンをかけたまま(エアコンつけたまま)だったのですが、少ししたら車の下から大量の水が・・・・今日は特に湿度がたかかったようです。
朝一からちょっと力のいる作業をしていたのですが、かなりやりにくい作業でもあったために朝の10時過ぎにはTシャツを着替えていました。
僕は夏場はだいたい午前中に1度、昼食時に一度、午後から2度ほど効きがえたりします。
汗をかいてベタベタしたシャツが嫌いなので(>_<)
なので夏場は洗濯の回数が一気に多くなります。
本日はご成約いただきましたボルボS80 3.2(2007年式、YV1AS~)をお引渡しさせていただきました!
大津市のK様、ありがとうございました!
K様は今回のボルボS80の前に2代目のボルボS80に乗られていて、半年前の年末に「もうしばらくこのボルボS80に乗ろう!」ということで、けっこう色々と整備をさせていただいたのですが・・・・・不慮の事故に巻き込まれられ修復も難しいために今回のお乗り換えとなりました。
現行モデルのボルボS80で、3.2Lエンジンが余裕で快適な走行を生み出しています。
大きなサイズの割にはハンドルの切れも良く、取り回しも見た目からは思えないほど楽なボルボだと思います。
今回は車検整備をさせていただきましてのお引き渡しですが、ラジアルタイヤをミシュランのプライマシー3に新調していただきまして、ボディもガラスコーティングの施工でピカピカにさせていただきました(^_^)
手動式ですがダッシュボード上でのポップアップ式の地デジ付HDDナビゲーション&バックカメラ&ETC連動で、足元はさりげなく?専用KAROマットです。
また今後とも末永くよろしくお願いいたします。
この度はありがとうございました!
今日は朝の8時から女子サッカーのワールドカップの準決勝がありましたね!
皆様ご存知?!のように後半ロスタイムのオウンゴールでなでしこジャパンが見事に2大会連続で決勝進出を果たしました!
平均身長も約7cmも高いイングランド相手にパスを回して凌ぎながらの苦しい試合展開でしたが、オーストラリア戦同様に後半になってもイングランドに比べ運動量が衰えない日本でした。日頃のキツい練習の賜物でしょうね。
決勝は前回同様に名実ともに世界ランク1位の「宿敵」アメリカです。
イングランド戦以上に苦しい戦いになるとは思いますが、チーム総力戦でもう一度世界一に輝いてほしいものです(^_^)
今週はボルボXC90(2006年式、YV1CZ~)の車検整備をさせていただいております。
以前時々ご入庫いただいていましたお客様が知人の方にお譲りされて、その方のご紹介で今回の車検をご入庫いただきました。
このボルボXC90のエンジン関係の整備をさせていただくのは初めてだったのですが、ラジエターサブタンクかたクーラントの状態を見てみるとサビ?のような色になっていてあまりよくない状態でしたので交換させていただきました。
本来はもっと赤っぽいクーラントの色だと思うのですが、ずいぶん変色しています。
こうなると1・2度のクーラントの交換ではキレイにならないですし、逆に急に何度もクーラントを入れ替えると思わぬところからクーラント漏れを起こすこともあるので軽く?水で流してクーラント交換をさせていただきました。
本来はラジエターサブタンクも交換させていただきたい感じかな?
ラジエター・クーラント(LLC)は一般的には大きく分けて色的に「緑系」「赤系」「青系」に分かれています。
ボルボは以前は「緑系」が使われていましたが、いつの頃からか「青系」のクーラントにかわりました。
一般的には青系のクーラントのほうが「ロングライフタイプ」のことが多く、「色」の変色も少なく交換サイクルも長めに設定されているようです。
ただクーラント冬場にエンジンの凍りつきを防ぐだけでなく、色々な効能があります。
以前の緑系のクーラントですと数年で色落ちしてき「薄緑」→「黄色っぽい、オレンジっぽい・・・」て感じでクーラント交換のサイン?ようなものがわかりやすかったのですが、最近のクーラントは色落ちがしなくなって(もちろん車側も腐食しないようになってきたのだと思います)かなり長いあいだ交換しなくても「色落ち」しにくくなってきたようです。
ただそうはいっても「クーラントの性能」は確実に落ちているようなんです。
そこでオススメなのが「ワコーズ・クーラントブースター」です!
(ワコーズHP、紹介URL http://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/CLB.html )
今回のような錆や水アカ等の除去はしませんので当該ボルボXC90とはまた違うかもですが、通常のクーラントの防錆・防食・消泡性能を復活させる商品です。
価格も¥1600(税別)とリーズナブルな価格ですので、皆様も是非お試しくださいね!
もちろんサンクス&トラストではワコーズ製品15%OFFでのご提供なので、このクーラントブースターも¥1360(税別)!!でご提供させていただけますよ!ヽ(´▽`)/
今週はサンクス&トラストにしてはめずらしく?!「中古車販売」させていただきましたボルボ2台(ボルボS80(2007年式)、ボルボS40(2006年式))のご納車の準備をさせていただいております。
在庫車を持たないサンクス&トラストに、こうしてお車の「選別を任せていただいて」ご購入をしていただけますお客様に本当に感謝しておりますm(_ _)m。
そしてそのボルボS80ですが、以前のブログ(6/12ブログ ボルボS80 追突事故・・・・ボルボの衝突安全性)にその事故の記事をアップさせていただいたのですが、そのお客様の職場やお知り合いの方たちの間でも色々と評判??となっていたとのことをお客様にお聞きしました。
当該のボルボS80はまだサンクス&トラストに保管させていただいているのですが、他のお客様もご来店にご覧になってご感想もお聞きします。
よくご質問されるのが大きな(深い)リアの損傷具合を見て「ボルボってそれほど『頑丈』っていう訳では無いの?」ということです。
『頑丈』・・・「ボルボ」のイメージで連想される言葉でこの言葉が最上位くらいにランクされるのではないのでしょうか?
僕もボルボに携わった当初はそう思っていました。
もちろんこの言葉は間違いではないでしょうが、僕が考えるボルボのイメージは「安全性」だと思います。
もちろんこういったのは言葉のニュアンス?的なものもありますのであくまで僕の考えですが、事故の際に車が「頑丈」だともちろん「その車」の損傷は少ないはずです。
しかし事故は「物理的な破壊」ですので当然大きな「破壊のエネルギー」が生まれます。
その場合「車が頑丈」ですと、その「破壊のエネルギー」は相手となる車や物、そして中に乗っている「乗員」に降りかかり?ます。
なので今回のボルボS80の場合は、ボルボS80のリア部分が大きく凹むことによってその破壊のエネルギーをある程度「吸収」した感じだと思います。
ボルボの創始者アッサール・ガブリエルソンとグスタフ・ラーソンによる基本理念は『車は人によって運転されるもの。だからボルボは常に安全でなくてはならない』ですが、言い換えると「ボルボに乗っているする人は安全でなくてはならない」という意味にも取れます。
最近はこの考えももっと広がりを見せて、事故の相手方(人や車や物)に対してもダメージを少なくするようになっています。
なので僕はボルボ=頑丈というよりは、『ボルボ=安全』というのが適した言葉ではないのかな~と思ったりもします。
またみなさんのお考えもおしえてくださいね!(^_^)
この週末は大した雨にもならず(それでもにわか雨的なものはありますが)お天気な週末で良かったです(^_^)
昨夜もそうですが朝晩は6月末とは思えないほど冷え込みますね。
今朝は早朝の5時に起きて女子サッカーのワールドカップ・なでしこジャパン対オーストラリアの試合を見ていましたが思わず暖房をつけてしまいました。。。。
でもすぐに暑い夏がやってきそうですね(^_^;)
今回はボルボXC60(2011年式、YV1DZ~)のお客様にドライブレコーダーとデイライトを取り付けさせていただきました。
このお客様は数年前までボルボ240を乗っておられましてその時にお世話になっていたのですが、そのボルボ240を手放されて一旦ご縁が途切れたのですが、最近このボルボXC60をご購入されてまたこのサンクス&トラストとご縁をつないでいただけました。
本当に嬉しいことです(^_^)
今回はドライブレコーダーの記事になります。
この「ドライブレコーダー」、欧米に比べ日本ではまだまだ普及率は高くないようです。
私もメインで乗っているボルボV70にはもちろん取り付けていますし、皆様にもお取り付けをおすすめしています。
実は今月初旬にお客様からお電話があり「横から車に当てられた」とのご連絡でした。
状況をお聞きしますと、ほぼ止まっている状態のお客様のボルボV70にバックで下がってきた別の車が左側面部にあたってきて、左リアドアを交換しないといけないようになりました。
事故当初は先方も自身の否を認め、お客様も自分が止まっている状態なので相手方が全面的に悪い100/0の認識だったとのことでお聞きしたのですが、数日後・・・・相手方が主張を変えて「ボルボも動いていた」ので少しはボルボ側にも過失がある・・・というようなことになってしまいました。
もちろんそうなると目撃者などもいませんので「言った/言わない」的なことで所謂「揉めて?!」結局は少しですがボルボのお客様も過失が出てしまいました。
しかし「もし」この時に「ドライブレコーダー」が取り付けてあれば側面からの事故までは映らないですが、当たった瞬間の映像は取れているはずなのでその時に車が動いていなければそれを主張できることになります(もし裁判になった場合では有効な証拠となるかはわかりませんが、少なくとも映像で残っていれば相手側もそれを非とは出来ないと思いますし)。
特に歩行者や自転車・バイクとの事故は飛び出し」などであっても、事実上どうしても車のほうの過失が大きくなることがほとんどです。
(「当たり屋」的なことをする人もいるようですし・・・・)
「自己防衛」のためにもドライブレコーダーのお取り付けをおすすめしています。
今回もいつも?のように、「ケンウッド KNA-DR300」をお取り付けさせていただきました(^_^)
私が始めて社会人になって国産車のマツダのディーラーから今携わっています「ボルボ」へ転職したのが1989年だったと思います。
今はもうなくなった京都のディーラーですが、当時は長年販売台数で日本一を誇った素晴らしいディーラーだったと思います(でもそんな日本一の販売台数のディーラーでも無くなるのですから商売はこわいですね。。。)。
そのボルボディーラーへ就職して最初によく作業したのが「スロットルバルブの清掃」でした。
当時はボルボ240、ボルボ740、ボルボ940ボルボ760などを中心にまだボルボ260やV6エンジンなんかもあった時代ですが、エンジンの基本調整含めて点検や車検だけでなく新車点検の時からスロットルバルブの調整をしていたものです。
当時は新車といえども多くのボルボが納車して2週間以内にはお客様から連絡があり「エンジン警告灯がついた」とか「エンストした」とか「バッテリーが上がった」なんてトラブルが当たり前のような時代でした。
そう思うと今のボルボはほんとに優秀になりましたね(^_^)
そんなスロットルバルブ(スロットルボディ)の清掃は、当時ほど頻繁にはしないでいいようになりましたが、やはり今でも車検などでは作業したほうがよい項目です。
ただ「ターボ無し(NA)」のボルボは基本的には清掃が簡単なことが多いのですが、
「ターボ車」の場合はけっこう困難な場合が多いです。
今回作業させていただきましたボルボV70(2007年式、YV1SW~)(前回のエンジンマウントと同じ車です)は「ターボ車」でスロットルバルブの清掃をさせていただきました。
ボルボV70などの「5気筒エンジン」のスロットルバルブはインテークマニホールドの真下に取り付けられています。
なので脱着が少々困難です。
一番やりにくいのはこのスロットルボディに取り付けられているインタークーラーからの「エアダクト」の脱着がけっこう作業がやりにくいんですよね。。。。/(-_-)\
この2007年式は比較的やりやすいですが、1999年以降で2000年代前半とかのエアダクトはプラスチックが割れたりもするのでやりにくい部類だと思います。
僕も今回はエンジン/ラジエターの電動ファン(冷却ファン)を取り外して作業しました。
エアダクトを外して真下からみるとこんな感じです。
コネクタを1つ外して、ボルト4本で固定されているのでそれを外して取り出してきます。
電子スロットルといえども汚れてくるとアイドリング不調やエンストの原因にもなります(^_^;)
以前もお話しさせていただいたこともございますが、サンクス&トラストに整備をご依頼していただけますお客様の中にはかなりの費用をかけていただいてお車をリフレッシュされるお客様も少なくありません。
今回ご紹介させていただきますボルボV70AWD(2007年式、YV1SW~)のお客様もお隣の京都からいつもサンクス&トラストをご利用されていますが、ご実家のある関東にもよく往復される為、走行距離は約18万キロオーバーです。
新車に乗り換えるか?整備でリフレッシュして少なくともあと10万キロ以上は載り続けるか?・・・をご思案されまして、後者の方を選んでいただきましてサンクス&トラストにご依頼いただきました。
こうしたことにこのサンクス&トラストをご指いただけますのはメカニックとして本当に嬉しいですしやりがいも出ます!(^_^)
ということで今回少しお時間をいただいて色々と整備させていただいております。
その中の1つ、エンジンマウント関連の交換です。
エンジンはピストン運動を繰り返しますので当然振動が出ます。
エンジンはATオートマチックとボルトで一体になっていますが、そのユニットはシャーシーの「サブフレーム」の上に「各種エンジンマウント」の乗っかることによりその振動が軽減されてボディに伝わります。
エンジンマウントはゴム系で構成されているので、劣化すると硬化や破損してその振動の吸収?が悪くなります。
なので、エンジンマウントを交換するとエンジンからの振動が軽減されます。
ボルボV70のエンジンマウント(ATミッションマウント含む)は合計5つあります。
上部から見えるのが1つ、後はエンジンとサブフレームに挟まれていたりするのでリフトアップ等しないと見えにくいかんじです。
その中でももっとも重要?なのが下画像の前後のエンジンマウントになります。
前後とも同じ部品になります。
エンジンの重量に挟まれているので、だんだんと縮んでいくために振動を吸収していきにくくなります。
あとはクランクプーリの下、ATミッションの下一番最初のエンジンの上部になりますが、これらはどちらかというと補助的なものとなります。
こちらの各種エンジンマウント類もボルボ純正よりもリーズナブルなOEM部品をご用意させていただいております。
エンジン振動が気になられる方は、是非ご検討してみてくださいね!
今回は車検整備させていただいたボルボXC90(2007年式、YV1CT~)のことになるのですが、車検整備の際はもちろんバッテリーの点検をさせていただきます。
以前のバッテリーはバッテリー液が減ってくると補充液で補充するタイプのものが多かったのですが、最近はフルのメンテナンスフリーのような感じで完全密閉タイプのものが多くなってきました。
なので事実上バッテリーチェッカーなどでの点検しかできない感じですね。
バッテリーケースも黒色が多い感じなので、バッテリー液が見えないということでもあります。
そこでバッテリーの交換時期となるのが「いつ取り付け(交換)したか?」ということになります。
昔は3~4年もしたらそろそろ交換されては??・・・と言っていた時期もありましたが、サンクス&トラストではバッテリーの状態にもよりますが概ね5年くらいを目安にと思っています(もちろんセルモーターの回りが怪しいときや、バッテリー端子が「粉を吹いている/緑青・サルフェーション」が起こっている場合は別です)。
話は戻りますが車検整備をさせていただいたボルボXC90、バッテリーを点検して以前に交換された年月日を見てみると・・・
バッテリーを交換すると上の画像のようなラベルの年月日の対象となる部分を捲るようになっている場合が多いです。
右の↓矢印の部分が捲ってあるので「2012年」、その下の「月」の部分の「3」の部分がめくってあるのでつまりは「2012年3月」にこのバッテリーは交換されたということになります。
今から約「3年前」くらいですね。
・・・・・ところが、その年数の左側を見てみると・・・・「2009」と刻印があります。。。つまりこのバッテリーは一般的に考えると「2009年に製造」された?!のかも?!ということになります。
仮に2009年だとしたら今から約「6年前」となります。。。
こうなる通常は交換をオススメする時期でもあります。
しかしながらバッテリーの「劣化」は一般的には「バッテリー液を注入してから」なので、もしこのバッテリーがバッテリー液を交換する少し前の2012年に注入されているとしたら問題ないのかもしれませんね。
このあたりはバッテリーメーカーの資料を見たりしても明記はされていない感じです(あくまで僕の調べたところです)
こういったケースで似たようなケースは「タイヤ」でよくあります。
サンクス&トラストでもそうですが、基本的には注文する際にタイヤメーカーは「製造年月日の指定」は出来ないようになっています。
(販売店は在庫分のタイヤは出来るところも少なくないようですが、それでも基本的には古い年月日のタイヤから出荷するようです)
サンクス&トラストでももちろん出来るだけ新しい年月日のタイヤをと心がけていますが、事実上・基本的には製造年月日の指定は出来ないので現実です。
各タイヤメーカーのHPでも「適正に保管された新品タイヤは概ね『3年間』同等の性能を保つ」と謳っています。
(以下はブリジストンのHPのQ&Aです http://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/useful/03.html)。
でもゴムはゴムやし・・・・なんて思われるかもしれませんね(^_^;)
先のバッテリーの件含めまして、このあたりは僕も判断が難しいところです。。。。
サンクス&トラストは滋賀でメカニックは私一人でひっそり?!とやっている小さな工場です。
しかし滋賀・大津市で名神大津インターチェンジや大阪までの第2名神高速道路とつながっている京滋バイパス石山インターチェンジから共に7~8分と遠くないせいもあって、毎週のように他府県のお客様が来ていただいています。
本当にありがたい事でm(_ _)m
そしてかなりの遠方のお客様もよく来ていただいています。
今回も岡山県から修理でご来店いただきました。
このお客のボルボV70(2001年式、YV1SW~)ですが、走行中に「バッテリーデンアツテイカ」と警告灯が出たと言うことでご連絡がありました。
その後エンジンが冷えたら警告灯が消えたということで、年式的にオルタネーターのボルテージレギュレターというのはすぐに想像出来ました。
ということで、岡山県からお越しいただきましての修理になりました。 遠いところ本当にありがとうございます。
このオルタネーターのボルテージレギュレターですが、オルタネーターの後方についている黒いプラスチック部分になります。
本来はパワステポンプを外し、オルタネーターを取り出して交換するのですが・・・・
オルタネーターを取り出すには、下の画像の矢印の部分(パワステポンプの取り付け部)のこの突起が邪魔して取り出すのに、クーラントを抜いてラジエターアッパーホースを外したり、ターボ車の場合はエンジンマウントが下手っているとエンジンマウントを一部外してエンジンを持ち上げたりしないと取り出せません。
なので下の画像のようにボルテージレギュレターの部分だけを作業できるように裏返しての作業をしています。
この状態で裏のプラスチック部分を分解していきます。
走行距離が多くなるとこのブラシ部分が減ってきたりもするのでそれが電圧以上の原因なこともあるのですが、今までの経験上は2000~2003年くらいまでのボルボV70は走行距離関係なくこのボルテージレギュレターが壊れる(熱を持つと異常を起こす)ことがややある感じがします。
この型式くらいのボルボ車でよくあまりボルボを触られない修理工場さんなどでオルタネーター毎交換されてかなり高額なご請求を・・・という方も少なくなようですが、バッテリーへの電圧以上(充電以上)の場合はこのボルテージレギュレターの交換だけで直ることが多いと思います。