滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
年末年始のお休みのご案内です。
12/29(火)~新年1/4(月)まで年末年始のお休みをいただきます。
ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願いいたしますm(_ _)m
本日でサンクス&トラストの2015年の業務を終了させていただきます。
今年も色々とお世話になりました。
来年2016年も引き続きよろしくお願いいたしますm(_ _)m
今回は初代ボルボV70(2000年式、YV1LW~)のお客様からのご依頼でエンジンをかけるときに操作する「イグニッションキーシリンダー」を交換させていただきました。
何度かブログでもご紹介させていただいていますが、この初代ボルボS/V70のイグニッションキーシリンダーは他に比べて若干この部分が壊れやすい感じです。
実は1年以上前のこのお客様が初めてご来店/ご利用いただいた時から、操作の感じから「そろそろ壊れるかもしれないからお早めに交換したほうが良いかも?!」とお話はさせていただいていました。
色々と諸事情もあってそのままで乗られていたのですが、先週初めに「キーが空回りみたいになってエンジンかけにくいことが多くなってきた・・・」とのご連絡を受けました。
このイグニッションキーシリンダーはもちろんそれぞれの「キーの形状」にあわせて1台1台違うので、そのキーの形状にあわせて作るために注文しても通常よりは多くの日数がかかります。
ボルボにはそのキーの情報が登録されているので、車体番号やキーなので注文するにあたっての諸手続きを行うとキーカットをして送られてきます(もちろんボルボディーラー経由ですので、必要に応じた手続きをディーラーさんで行ってください)。
昔は10日?とかかかっていたような気もしますが、最近は割と早くなった感じです。
ただもう今年の注文の最終週なので、年内に部品が届くかどうか・・・・案じていましたら何とか部品が間に合いました!(^_^;)
ということで、交換です。
ただ作業の詳細は防犯上あまりかけないは申し訳ございません。
ただ通常は「防犯上わざと外せないように」してあるものを外さなくてはならないので、やり易くはありません。
この作業の時に「SRS(エアバック)のコンタクトリール」を取り外してくる必要があります。
(上記画像のオレンジと黄色の帯のようなものがついている根元の丸い部品です)
初代ボルボS/V70は室内などのプラスチックの性質?があまり良くないのか劣化が早い印象です。
このコンタクトリールも3本のビスで取り付けてありますが、その取付部のプラスチックが「飴」のようにボロボロと砕けてきます。。。(-_-)
話は戻りますが、このイグニッションキーシリンダーが壊れるとキーが回せなくなりますし、なによりそういった事情で直すのに日数がかかります。
交換し終わった後にお客様もエンジンをかけられた際に「今までと感触が全然違う!「ガタ」も無くカチッとしてる」とおっしゃっておられました。
違和感を感じられた/感じられているオーナー様はお早目の交換をおススメします(^_^;)
年末年始のお休みのご案内です。
12/29(火)~新年1/4(月)まで年末年始のお休みをいただきます。
ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願いいたしますm(_ _)m
人生において「お金」はやはりかなり大切なものの1つです・・・・いきなり何を言っているかとかと言えば、今年もまた「宝くじ」を買い忘れただけです(笑)
なんかいつも買おうと買おうと思いながら、僕の行動範囲の中に宝くじの販売所がないのでいつも買いそびれてしまうんですね。
まぁ宝くじは買っても基本的には高額当選当たらない?ですが、しかしながら買わないと奇跡が起こっても当たりませんもんね!
今回はボルボV70(2004年式、YV1SW~)の不具合です。
もともとドライブシャフトブーツの破れとブレーキパットの交換をご予約いただいていまして三重県からご来店予定だったのですが、ご来店2日前にヘッドライトが急に左右ともに点灯しなくなったとのことでした。
「2004年式」のボルボV70は他の年式とヘッドライトの形状が違っているある意味特殊?特別?なボルボV70ですね。
この2004年にボルボV70としては初めてボルボ純正の「HID(キセノン)」方式のヘッドライトが採用されました(と思います。間違っていたらすいません)。
僕の経験上このヘッドライトが点灯しなくなる不具合は「バラスト」と呼ばれる増幅装置のようなものが悪くなることが何度か経験があります。
しかし左右両方のヘッドライトが点灯しなくなるというと、そのバラストが左右一度に壊れるのは考えにくいので他に原因があると思われます。
2回前のブログ またもや?! 現行モデルのボルボXC70 ヘッドライト点灯しない バラストユニット交換 でもご説明させていただいていますが、HIDシステムの不具合で「電球が悪いのかバラストが悪いのか」は事実上わからないので、左右ともに点灯しなくなる場合は故障原因の探求は難しくなります(基本的に電球やバラストのテスト品などの在庫はディーラーさんとかでも在庫まではしていないと思いますので)。
おまけに2代目ボルボV70のバラストの脱着はヘッドライトの脱着が必要ですが、ヘッドライトの脱着はフロントバンパーの脱着が必要になってきますので(^_^;)
ただ今回は左右両方ともに点灯しないので、まずは「電源」側から故障診断していきます。
まず最初は「ヒューズ」からです。
このボルボV70のヘッドライトのヒューズはダッシュボード横(ドアをあけるとわかります)の部分にあります。
このヒューズホルダーの「NO1」ヒューズが「それ」にあたります。
一番左上の15Aのヒューズ(青色)になります。
確認してみるとはっきりとショートしているときのように切れていました。
う~ん、このままだとヒューズを入れ替えてもまたショートするのかな?それだったらまたそれはそれで難しいな・・・と思いながらヒューズを交換してヘッドライトを点灯させながらしばらく試運転などを繰り返しても不具合は再発しませんでした。
たまにというかこういったことは珍しくはないのですが、なんだかスッキリとしませんね。。。(^_^;)
今回は初代のボルボV70(2000年式、YV1LW~)のエアコンコンプレッサーの交換のご依頼を受けました。
季節外れ?「な感じのエアコンコンプレッサー交換ですが、実はこの夏にエアコンコンプレッサーの不具合があったのですが、色々と諸事情もあり今回の交換となりました。
しかし冬場は夏ほどのエアコンの必要性はありませんが、それでもフロントガラスなどに「結露」や寒さで人が複数人乗車された時にウインドウなどが曇りやすくなる為、除湿のためにやはりエアコンは必要になってきますね。
ということでリビルト品を使用してのエアコンコンプレッサーの交換をさせていただきました。
ボルボV70などのエアコンコンプレッサーは、パワステポンプとその下のオルターネーターの下に位置しているため、両者を取り外す必要性があります。
お客様から「エアコンコンプレッサー交換に際して、「ついで」で定番の不具合の起こりそうなところはないですか?」とのご質問を受けましたので、オルタネーターのボルテージレギュレター交換をおすすめさせていただきました。
オルタネーターのボルテージレギュレターは「ブラシ」とよばれる部分が磨り減ってくるために頻繁には交換しなくても良いですが、このお客様のボルボV70はもうすぐ13万キロ近くということで交換させていただきました。
オルターネーターを取り外して、後部側の部分を分解していきます。
オルターネーターの後ろ側の黒いプラスチック部分にボルテージレギュレターはあります。
新品のボルテージレギュレターと「ブラシ」の部分を比較してみると・・・・
矢印の「ブラシ」部分が半分以下に減っているのがお分かりになられると思います。
このまま磨り減ってくるとこのブラシ部分(スプリングの力で減った分だけ伸びるようになっています)が端子部分に届かなくなって、結果バッテリーへの発電がしなくなってエンジンが掛からなくなってきますので、走行距離の多い方は交換も考えてくださいね!
今日は12/21で実質的な稼動の週としては最終週になると思います(ボルボディーラーでの部品の受付も25日までですし、陸運局での車検も来週はやっているのかな?)。
ご依頼いただいている修理なども今年中に全てお引き受けしたいと頑張っているところでもありますが、部品の入荷やなんやかんやで困ることも少なくないかもです。
お早目のご依頼をいただけましたら幸いです(^_^)
今回は現行モデルのボルボXC70(2009年式、YV1BZ~)のお客様から「左のヘッドライトが点灯しない」とのご依頼を受けました。
一瞬「???」とびっくり?!しましたが・・・というのもこのボルボXC70は、弊社の2015.10.18ブログの
でご紹介させていただいたボルボXC70です。
最初に「交換した右側のヘッドライトがまた点灯しなくなったのかな?」と思ったのですが、今度は反対の右側ということでした。。。。
う~ん、この現行のボルボXC70やボルボV70とかで今までそれほどヘッドライトが点灯しなくなる経験がなかったのでちょっと意外?!でしたが、上記のように「OEM製品」が海外で出ているということはそれなりに需要はあるのかもですね。
とはいえ、原因はそのバラストユニットなのかまた電球なのかその他の原因なのかはわかりませんが、ご来店いただきまして点検するとやはりこのバラストユニットの不具合でした。
この現行モデルのボルボXC70のヘッドライトの脱着は簡単なのでヘッドライトを車両より脱着して「裏返し」ます。
上記矢印のシルバーの四角い部品が当該の原因であるバラストユニットです。
「OEM製品」といっても外観は一緒です・・・・というよりは内部をオーバーホールしてある部品なので一緒といえば一緒ですね。
おそらくこのOEM部品を取り扱っているのはもしかするとサンクス&トラストだけだとは思うのですが・・・。
ちなみにこの部品はボルボ純製部品の価格は約10万円ほどします!(@_@;
サンクス&トラストでは数万円お安くkのOEM部品をご提供出来ますので(現在在庫は残り一つです)、お困りの方はお問い合わせくださいね!
今日は朝から愛犬のトイプードルのプルの膀胱内の結石の除去手術のため動物病院に立ち寄ってからの出社でした。
プルも毎日元気にはしていますが、もうすぐ12歳にで年寄りの部類に入ると思いますので、色々と心配ばかりですがここは先生にお任せするしかないですもんね。。。
先生曰く、それほど難しくない手術なので夜に迎えに行く予定です。
事前の血液検査で肝臓の数値も良くないらしく色々と心配の種は尽きないですが、受け入れていかないといけないですね。。。。
今回はボルボV70(2006年式、YV1SW~)の車検整備をさせていただきました時の作業です。
この後期型の2代目ボルボV70でよくある?!ヘッドライトの表面のくもりです。
ボルボだけでなく、国産車やメルセデスベンツやその他の輸入車でも多く見受けられるものです。
見た目の悪さだけでなく、ひどくなってくるとヘッドライトの「光量」の妨げにもなってきます。
このボルボV70も上の画像を見れば上部だけのくもりと見えますが、暗いところでヘッドライトをつけてみると・・・
こうして全体的に細かい亀裂のような感じになっていきます。
こうなるってくるとしっかりと「光軸/光量」が出てこなくなるので、場合によっては車検基準に合格しないようになってきます。
ということで、今回このボルボV70もヘッドライトレンズをクリーニング&コーティングさせていただきました(^_^)
見た目もすっきりとキレイになりました!(^_^)
ボディをきっちりとキレイにしても、このヘッドライトが曇っていては印象が良くはありませんね。
気になられている方は是非サンクス&トラストまでご相談くださいね!
年末年始のお休みのご案内です。
12/29(火)~新年1/4(月)まで年末年始のお休みをいただきます。
また来週の12/23(水、祝日)は、普段は定休日となっておりますが、今回は営業させていただきます。
ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願いいたしますm(_ _)m
今回はボルボV70(2003年式、YV1SW~)のお客様からお電話があり「エンジンの電動ファンが全く止まらなくなってバッテリーも完全に上がってしまった」とのご連絡でした。
バッテリーを「追い掛け」するとエンジンはかかるようですが、バッテリーが完全に弱っているのと相変わらず電動ファンが回りっぱなしのため、走行すると途中でエンジンが止まる可能性も高いため、保険会社の無料のロードサービスにご加入のようで、そのままサンクス&トラストまでレッカーで搬送していただくことになりました。
搬送されて見てみると、たしかにバッテリーをつなぐとエンジンはちゃんとかかりますが、エンジンの電動ファンはバッテリーをつなぐと同時に回りっぱなしになっています。
電動ファンは特に夏場などはエンジンの冷却のためエンジンキーを切っても一定の温度までエンジンを冷却させる必要もあるので(通常は一定のエンジン温度以下になるとコンピューターの制御で電動ファンは停止します)「常時電源」とよばれるバッテリーからの電気が流れるようになっています。
当然今回はエンジンの温度は高くないために何らかの不具合が考えられます。
と言うよりは今までの経験上、こういったケースは電動ファン内部のショート?によるもと考えられます。
診断していくのが道順かもですが、今回はうまい具合?!にこのボルボV70と同じ電動ファンの「中古部品」を在庫していたので配線のカプラ/コネクターをつなぎ変えるとあっさりと問題なく作動するようになりました(^_^)
ということで、あとは電動ファンの交換のみです。
おそらく上の画像のシルバーの抵抗部分が内部でショートしていると思われます。
電動ファンは低速/高速とエンジンの冷却具合によって作動スピードが変わるようになっていますが、1本線の紫の細い線がコンピューターにつながっていてその信号によって作動スピードを制御しています。
はっきりとは調べていませんが、たしかこの電動ファンは10万円以上したような気が・・・・(^_^;)
タイミング的にも在庫もあり通常定価の何分の1かで費用も抑えられましたし、お客様もそのまま待っていただいて乗って帰っていただくことが出来ましたので良かったです(^_^)
先日の水曜日(サンクス&トラストの定休日になります)に我が家のトイプードルのプルの朝の散歩&トイレに行こうとしましたが、ふと見るとプルのおしっこがチョロチョロ・・・としか出ません。。。。。
元々プルは「膀胱結石」だったため、石が尿道などに詰まった場合は直ぐに病院に連れて処置しないと・・・と言われてはいました。
かれこれもう7~8年はそういったことがなかったのですがついに来たか・・・という感じだったので直ぐに動物病院に連れて行きました。
幸い病院での待ち時間の間に何度かおしっこをした時に急に石が取れたのかいつものように普通におしっこが出るようになったので緊急の事態はなくなったのですが、膀胱の石も大きく&数も増えてきたので今後の為を考えて手術することになってしまいました。。。。(>_<)
今度の週末にすることになったのですが、僕のほうがちょっと落ち着かない?!感じです。。。(先生はむずかしい手術でもないし入院の必要もない手術だとのことですが、やっぱり心配になりますね。。。)
今回はボルボV50(2006年式、YV1MW~)のスパークプラグ交換のご依頼を受けましたので交換させていただきました。
このボルボV50はターボが付いていないタイプになります。
なのでスパークプラグを脱着しようとすると、インレットマニホールドの上半分?みたいな感じでスロットルバルブを含めガバッと取り外してこなくてはなりません。
この矢印の下くらいにイグニッションコイル&スパークプラグがあります。
なのでこの黒い部品を取り外します。
一見この部品の脱着は少し大変そう?・・・にも見えなくもないですが、それほど難しくはありません。
しかしこういった構造からか、このボルボV50やボルボS40などのスパークプラグは他の車に比べ交換されないケースが少なくないように見受けられます。
基本的にサンクス&トラストではこのタイプのエンジンも車検時などでは外して点検しますが、他の修理工場さんやボルボの専門店さんそしてディーラーでも面倒だからか外しにくいと思っておられるからかはわかりませんが、あまり交換されないケースも色々な車を見ていると感じます。
上記の部品を取り外すと、あとはボルボV70などと同じでダイレクトイグニッションコイルが見えるのでそれを外し、スパークプラグを交換していきます。
このボルボV50のエンジンはボルボV70などとベースはそれほど変わらないと思うのですが、スパークプラグの形状が他のものと比べて少し違います。
左がボルボV70など一般的に多く用いられているスパークプラグで、右側が今回のボルボV50のスパークプラグです。
2004年以降のSB系のボルボV70Rもこのタイプのスパークプラグが用いられています。
外品も少なく左側のタイプに比べて少し高価になっています。
こういった「消耗品」は定期的な交換をしていってくださいね!
もう12月ですが、過去にあまりないくらいの暖冬だそうです。
たしかに日中は車の中だとヒーターもあまりいらないくらいな時もありますし、朝晩もそれほど大した寒さではありません。
ただこの仕事をしていて「冬の季節?!」を感じられることが今日ありました。
ボルボV70のボンネットを開けると・・・・柿???・・・が合計4つも・・・(^O^)・・・たぶんネズミ?かな???エンジンが暖かい時に侵入したのだと思います。
でも事実上これを防ぐことは出来ないんですよね。。。。(´-ω-`)
今回はボルボ940(1997年式、Vモデル)のお客様から「ドアを開けると、ストッパー?みたいな感じのがなくなって大きくドアが開いてしまう」とのご依頼でした。
ボルボ940やボルボ240などは各ドアに上下2箇所のドアヒンジ(蝶番)がありますが、下側のドアヒンジが「制限バンド」的な役割をしていて、45度くらい?の角度で一度ストッパーがかかるようになって70~80度位の角度でそれ以上ドアが開かないようになっています。
当該のボルボ940の下側ドアヒンジを見てみると、
矢印のUの字型の棒上の部品が破損していました。
上の画像の新品のドアヒンジ(黒いほう)の部分と見ていただくと違いがお分かりになられると思います。
このドアヒンジの交換はドア側がボルト2本、ボディ側が3本のボルトを脱着するだけですが、ボディ側のボルトはエンジンコンピューター(燃料系のコンピューター)を外さないと脱着出来ません。
それと「ドアの位置調整」も兼ねているので、ただ脱着しただけでは正しい位置にならないので、ちゃんとドアが閉まらなくなります。
まぁ理屈がわかっていれば別に難しくはないのですが、何もわからないで脱着してしまうとドアの締りが悪くなるので注意が必要です(^_^;)
今回は秋頃に入荷し珍しく?!サンクス&トラストの在庫の中古車としてご紹介させていただいておりましたボルボV70ベースグレードをお引渡させていただきました!
東近江市のN様、本当にありがとうございました!!
N様とはもう長いお付き合いをさせていただいていまして、ボルボV90からのお乗り換えになります。
そのボルボV90も気に入っておられたのですが、毎年の走行距離がかなり多く乗られるのと車検やタイミングベルト関係やサスペンション周りの修理・・・などなどが一度にくる感じだったので、タイミングよくこのボルボV70があった経緯もあり今回のお乗り換えになりました。
ボルボV70ベースグレード、2006年式、シルバー色、走行距離約85000km,オンダッシュタイプカーナビゲーション、バックカメラなどの装備で、車検整備もしっかり行わせていただき消耗品や油脂類などは全て交換、タイミングベルトなども交換してのお引渡しです。
N様はボルボは確かこれで4台目になられると思いますが初めてのFF車ですね。
ボルボV90より燃費がかなり良くなったとさっそくご連絡をいただきました(^_^) 今後共よろしくお願いいたします。ありがとうございました!!
今回は車検整備でご入庫いただきましたボルボ850R(1996年式、YV1LW~)ですが、以前からご指摘のありました「パワーステアリングのギアボックス(パワステギアボックス)」からのパワステオイル漏れ修理をさせていただきました。
ボルボ850や初代のボルボV70などは多くが共通のパワステギアボックスを使用できますが、下記の画像の矢印の部分から(特に最初の画像の矢印の部分から比較的よく漏れるようです。とりわけターボ車はほとんど漏れている?!印象です)、オイルのにじみ・漏れがある場合はパワステギアボックスの交換になります。
1980年代まではこのパワステギアボックスのオイルシールやパッキンなどの所謂「オーバーホール用のインナーシールキット」がボルボから供給されていましたので、パワステギアボックスを外してシールキットなどを交換する「オーバーホール」をしていたのですが、1990年代以降のものはこういったインナーキットだけの部品供給がなくなり「ASSY/リビルト品」として供給されるようになりました。
もちろんその分オーバーホール品よりも精度なども上がると思うのですが、その分「価格」も大幅に上がってしまいました。。。
昔は11万前後だったと思いますが、今は車種によりますが20万円近くしたはずです。。。。(>_<)
それに加えて、このボルボ850以降の「FF車」のボルボのパワステギアボックスの交換はエンジンをチェーンブロックやミッションジャッキなどの特殊工具を使用してエンジン/オートマチックミッションを保持しつつ、サブフレームを半分外してきて取り出すという作業になるので工賃もそれなり?!にかかります。
簡単には交換を決断できないですよね。。。。
でもお車に乗り続けるとすればやはり直さないと・・・・ということになります・・・・(´;ω;`)
なので今回はサンクス&トラストでご用意させていただきました「リビルト品」で交換をさせていただきました。
ボルボ純正のリビルト品に比べ半額よりそれ以上に大幅にリーズナブルになります(モデルなどにより異なる場合がございますのでお問い合わせ時はご注意ください)!
「リビルト品」なので、取り外した不具合のパワステギアボックスをオーバーホール/リビルト再生して次の製品にしますので、「コア」になる取り外した部品が当然必要になってきます。
しかしながら初代のボルボV70などと同じだと言いましたが、特に後期の初代ボルボV70などはこのパワステギアボックスのメーカーが違うので、事実上オーバーホールが出来ない感じになります。
そうなると「コア」が無くなるので事実上お受けできなくなる・・・・という感じになってしまいます。
上記の形状(本体の「筒」の部分)が上記の画像と同じものでしたら良いのですが、途中が緑色っぽいスチール製?のものは「コア」にならないのでご注意が必要です。