ボルボV70 ナンバー球が左右とも点灯しない、配線切れ修理

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ボルボV70 ナンバー球が左右とも点灯しない、配線切れ修理

2015.09.07

今週も相変わらずの雨です。

週半ば以降はダブルタイフーン?!も待ち受けているようで、もしかしたら梅雨以上雨続きかもしれませんね・・・( ;∀;)


今回はボルボV70(2005年式、YV1SW~)のお客様の1年点検をさせていただいたのですが、その時に「ナンバー球が左右とも点灯していない」のに気づきました。

「左右両方」とも点灯していないので「球キレ」ではないなと思ったのですが、案の定電球は切れていなくて電源が来ていないようでした。

ナンバー球はREMと呼ばれるリア側の電気系統を司るコントロールユニットから電源が来ているためにこのREMが悪いか・途中の配線が悪いかになります。

ということで配線の導通を調べてみると、やはり「断線」しているようですので順番に配線を追っかけていることなりました。

とはいうものの、経験上テールゲートのヒンジ部がクネクネ動いて切れることが時々あるのでその部分を調べてみます。

この部分の配線を見るのにはこうして天井付近からいろいろと内張りなどを外していかないといけないので少し面倒です。

テールゲートを開け閉めすると上記矢印部分がクネクネ?となるので、頻繁に動かすと配線が折れてそのうち切れてしまいます。

でも元々そうして動く部分ですので、ここが切れてしまうということは「設計そのもの」が悪いとしか言えませんね”(-“”-)”

ボルボ240は切れますが、それ以降のボルボ740以降はほぼ切れないので・・・。

表皮?のカバーをめくっていくと・・・

ナンバー球の系統の1~2本が切れているのかと思ったんですが、合計5本も切れていた&切れそうになっていました。

中には配線同士がショートして、被服のビニールが溶けているのもありました。

ちなみに同じ修理は続くことが多いのですが、本日ボルボV70AWD(2007年式)も「ハイマウントストップランプの不灯」で入庫いただきました。

こちらもどうやら同様の不具合原因だと思われます。

せいや。
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販売車 ボルボV70!  車両本体価格 59万円(税別、諸費用別)

2015.09.05

サンクス&トラストの久しぶり?の在庫販売車です。

ボルボV70(2006年式、YV1SW~)になります。

車両本体価格 59万円(税別、諸費用別)

走行距離約85500km,  NA車、 シルバー色、車検2年付き、フル装備専門業者による室内クリーニング、ランプベルジェによる室内消臭、ヘッドライトレンズ磨き、

ヘッドライトはHID仕様、前後革シート、オンダッシュタイプ・カーナビゲーション/バックカメラ搭載、ETC車載器、等。

お引渡し時に交換済み及び交換させていただく整備内容としまして、 エンジンオイル/オイルフィルター交換、ブレーキフルード交換、ATFオートマチックオイル交換、スパークプラグ交換、エアフィルタ交換、ドライブベルト交換、エアコンフィルタ(ポーレンフィルタ)交換、前後ワイパー交換、バッテリー交換、クーラント交換、 などの消耗品/油脂類は交換させていただきます。

それに加えて、タイミングベルト/各プーリ交換、ウォーターポンプ交換、前後エンジンマウント交換 も作業させていただきます。

またお気軽にご相談、ご見学いただけましたらと思います!


せいや。
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ボルボC70 突然のオイル漏れ、カムシャフトシール交換

2015.09.03

ここんところ相変わらずの梅雨のような雨の日が続いています。

作業や段取り上、雨だと色々と不都合なことも多いので早くすっきりした秋らしい季節/気候を待っているのですがなかなかですね。

9月の半ば過ぎにある「シルバーウィーク」ですが、サンクス&トラストは通常通りの営業(9/23(水)は定休日になります)ですので、21日(月)・22(火)も営業する予定でおります。


今回はボルボC70(2002式、YV1NC~)のお客様から「右のタイヤの奥くらいからかなりの量のエンジンオイルらしきものが漏れている」とのことでした。

今回もお客様が任意保険のレッカーサービスの特約に入っていただいておらましたのでレッカーでサンクス&トラストまで搬入していただきました。

到着してから確認させていただきますと、確かに右フロントタイヤの奥くらいから大量のエンジンオイルが漏れています。

その上を伝っていくとタイミングベルトカバーの中からエンジンオイルが出てきているようです。

ということで、タイミングベルトカバーを外してみると、タイミングベルトがかかっている「カムシャフトプーリ」のインレット側の奥のシールが半分くらい飛び出しているのが見えました。

この歯車の丸いプーリが「カムシャフトプーリ」で右側が「インレット側(吸気側)」、左側が「エキゾースト側(排気側)」になっています。

この年式はインレット側が通常のプーリ、エキゾースト側が「可変バルブ式」のプーリになっています。

構造的にはインレット側のプーリの脱着はそれほど難しくありませんが、「可変バルブ式」のエキゾースト側は脱着するのにエンジンの反対側(カムシャフトプーリのリア側)のシールを外してボルボの専用工具の「ジグ」と呼ばれる「位置決め」の工具が必要となってきますので、インレット側に比べて少し困難&専用工具は基本的にはディーラーしか持っていないので事実上作業が難しくなります。

通常こういったシールが抜けるケースでは、ブローバイなどの詰まりがないのを確認してから「両方」のカムシャフトシール(前後も含めて)やクランクシャフトシールなども交換するのが「セオリー」ですが、今回は諸事情もありこの直接抜けているインレット側のカムシャフトシールだけの交換となりました。

ただこの初代ボルボV70(このお車はボルボC70ですがエンジンは同じです)のターボ車はたまにこうした不具合がありますが、いつもインレット側のカムシャフトシールが抜けてエキゾースト側のシールはまだ抜けたのを確認したことは僕自身はありません。

こんな感じでした半分が外れていました。

このカムシャフトシールですがグイっと押し込んであるだけなので、なにかストッパーとかがあるわけではありません。

昔から同じ構造ですね、なので時間が経過すると周りのゴムが劣化して(痩せて)密着が弱くなって抜ける・・・・というのは昔かある不具合です。

通常は上の画像のような感じで取り付けられています。

今回はタイミングベルトもエンジンオイルに濡れていたので、同時に交換させていただきました。

ゴム類はオイル耐性の無い種類のものがオイルに触ると劣化したすくなるので、そういった時は交換が前提となります。

せいや。
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