ピカピカの真っ赤なボルボ240

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ピカピカの真っ赤なボルボ240

2011.11.10

thanks&trust(サンクス&トラスト)のお隣の電飾屋さんとお話しさせていただいていたのですが、今年は京都の年末までの恒例のイルミネーションで有名な「ROHMローム」のイルミネーションが中止みたいですね。

日本でも有数のイルミネーションで、電飾屋さんに聞くと今流行りのLEDを使わずに電球でのイルミネーションなのでやはりかもし出す雰囲気が全然違うそうです。

でも冬も電力不足予想されるので仕方ないですね。。。。

今日は大阪からボルボ240のお客様が色々な修理のご依頼でご来店いただきました。

お土産でいただいたのが「アロエ」です。  「お刺身で食べて」っと渡していただいたので「魚ですか?」と聞いたのですがまさかアロエとは(゜-゜)

どんな味なのか?!楽しみです!

その「ピッカピカ」の真っ赤なボルボ240ワゴンですが、もう本当に「キレイ」の一言です。

走行距離も23万キロオーバーなのですが、ボディもバンパーなども本当にピカピカに手入れをされています。

「メタリック」色ではない単色の「ソリッド」色はどうしても塗装が弱いので、ワックスなどのお手入れをマメにしないと直ぐに「褪せて」来てしまいます。

エンジンやサスペンションなども本当に手を加えられていて、「たぶんもう1~2台ボルボ240が買えるくらいお金使ったかも・・・」との事・・・・(゜_゜>)

でもそれだけ大事にされていると本当にこのボルボ240君も幸せ者ですね(^_^)

ちょっとエンジンルームを見させていただくのにボンネットを開けると「ん?!」なにか雰囲気が違います。

ご来店いただいたときに「あれ?エンジン音が一般のボルボ240と違うなぁ・・」とは思っていたのですが、その理由がわかりました。

これが今回ご来店いただきましたボルボ240のファン付近。

次が一般的なノーマルのボルボ240のファン付近。

そうです、ウォーターポンプ前の「カップリング」のファンが取り払われて、その前に「電動ファン」が取り付けられています。

これはボルボ940の物を「移植」されたとの事です。

この「移植」もぼくが最近よくお世話になっている京都のお知り合いのところでされたとのことでした。

これで冷却効率もUPですね!

こうして大事にされているお車をお預けいただくのは、この仕事をしていて本当にありがたく・嬉しいことです。

ボルボ240はもう最終モデル1993年式が出て約18年経ちましたが、ボルボ240限らず少しでも多くのボルボが長く乗られるお手伝いが出来ればと思っています(^<^)

せいや。

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ボルボや車のゴム類の部品の劣化

2011.11.09

最近は家に帰るとご飯を食べて座椅子に寝転んで・・・・・・いつの間にか眠ってしまいます(=_=)

っで、夜中1時か2時ごろに起きてお風呂に入ったりスカパーを見たり本を見たり・・・・・物音を立てるたびにプルが「ウ~、~」と唸っています。

おそらく眠たいのに「静かにしてよ~」と言っている感じですが、そうかといって別の場所に行かず僕が見えるところで寝転んでいます。

僕が動くたびに薄眼を開けて・・・って感じですが、こんなとこも可愛いものです(^<^)(いつもの親バカです)

車検や点検時に交換する色々な部品ですが、一見は大丈夫そうでもよく見るとあまり良くない状態の物も多くあります。

8/23ブログ一見すると大丈夫でも劣化が進んでいることもあります。でもご紹介させていただいたブレーキホースの劣化などはよくある一例です。

車というのは内外から想像以上のかなりの「熱」を受けますし、風雨にもさらされる部分も多くゴム質の部品は「硬化」してしまいます。

なので見た目だけで交換するか・しないかを判断するのが難しい部品もあります。

「タイミングベルト」などは良い例ではないでしょうか?

上の画像は表面やギア部の付け根に細かいひび割れが無数になるので良くない状態ではありますが、だからと言って破損したりするかというとそうでもないような感じですしね。

なので前回交換された日時と走行距離で判断することになります。

通常のドライブベルトなどと違ってもし破損したらとんでもないことになってしまいますからね。

また「硬化」することによって外れたり・剥がれたりなんてこともあります。

下の画像はボルボV70のフロントブレーキキャリパーの画像です。

ちょっとわかりにくいですが、内側のピストンのを包んでいるラバーブーツが取り付け部より外れています。

これで本来外に晒されないブレーキキャリパーピストン露出して表面がさびてしまうのです。

このままたちまちブレーキに影響はないですが、ブレーキパット交換する際にピストンを押し縮めなくてはならない時などは、この状態ではブレーキフルードが漏れたりする場合もあるのでキャリパーのシールキットの交換、またはブレーキキャリパーの交換が必要になってきます。

やはり「距離」と「年数」の情報は大事ですので、「点検記録簿」は大事に取っておいてくださいね。

せいや。

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エンジンルーム内でのオイルの漏れ、ボルボ850やS/V70など

2011.11.08

今日は朝からプルをトリマーさんのところへ連れて行きました。

今日はシャンプーのみだったのですが、いつも朝預けて夜に自宅に送り届けてもらっています。

個人でご自宅でお店をされている所なのですが、プルはそのトリマーさんのところに行くのが大好きみたいでいつも車に乗せてその場所に近づくともう大はしゃぎです(^_^)

大きなレトリバーや同じトイプードルなどの友達もいるので楽しいんでしょうね。

いつもどんな様子かを聞くと「おとなしくて良い子にしていますよ」との事。。。。。う~ん、あんまり想像できないです(^<^)

ボルボの整備をしていて特に車検・点検時に「ン?!」と気づくことがあります。

それはボルボ850以降のスパークプラグの上は画像の様にプラスチックのカバーが付いているのですが、

それ(黒いプラスチックカバー)をスパークスラグの交換や点検で外してみると・・・・

このお車は特にひどかったのですが、「エンジンオイル」が上の画像の→矢印のように「溜まっている」のを良く見かけるんです。

エンジンオイルは沸点が高いので、エンジンがかなり熱くなってもその程度ではなかなか気化しにくいので煙が出たり焦げ臭くなったりはしにくいのですが、

これ以上酷くなるとスパークプラグの「穴」に入り込んで点火不良を引き起こしたりしたこともあります。

原因は主に「2つ」あると思われます。

「1つ」は上の画像の右側にあるエンジンオイルを入れる黒いキャップの内側のパッキン不良です。

このパッキンが熱で硬くなり弾力性を失って密着性が悪くなりオイル漏れが発生します。

特にボルボ850やボルボS/V70などの「FF」エンジンはエンジンアッパーカバー側のほうが「低く」傾いていますので、今回の様にオイルが溜まってくるようになります。

「2つ目」はエンジンオイル交換などで「エンジンオイルを注入」するときに、オイルジョッキなどで急にたくさん入れ過ぎて「溢れて」しまった場合に上記の説明の様にエンジンアッパーカバーの隙間からエンジンオイルが入ってくる時があります。

実をいうと僕も何度も「それ」をして溢れさせたことはあるのですが、その場合はカバーを外してオイルを除去しますがどうやらその「除去」をされない人もいるようなのです(+o+)

まぁ「めんどくさい」というのが理由のような気もしますが・・・・それはダメっすよね。。。。。(ー_ー)!!

せいや。

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ボルボ850やS/V70のABSユニット修理時の困りごと

2011.11.07

今日は急に寒い感じがしますね。

そんなに気温は低くないと思いますが、昨日までが暖かかかったので今日くらいの気温でも寒く感じるかもです。

昨日の夜、僕は少し「神」になりました?!(@_@;)

なんのこっちゃって感じですが、昨日は早めに仕事を切り上げて工具を買いに行こうと国道1号線を東に向かっていました。

草津市に入ったくらいでお客様から携帯電話に着信がありお聞きすると「エンジンはかかってるが車が前に進まない!!」との事。。。。

「今どこですか?」とお聞きすると「国道1号線の〇〇〇付近の路肩に止まっている」とのご返答です。

その場所はつい今しがた通ったばかり・・・・「すぐに行きます!」とUターンして数分で現場に到着できました。

ボルボV70でしたがおそらく一時的に電子スロットルがおかしくなり、エンジンが吹かなくなったようです。

トロトロとは走行できるので、直ぐ近くのガソリンスタンドに入らせてもらってしばらくエンジンを冷やすと問題なく動いてくれました。

その後、僕がそのボルボV70を運転してお客様&ご家族が僕の運転していた車に乗り換えて2台でthanks&trust(サンクス&トラスト)に向かいました。

お客様の奥様からは「もう山本さんが直ぐに来てくれて「神様」に見えた」っと言っていただきました(^_^)

まぁホントに「偶然」なのですがお客様が困っておられるときは、ホントにいかに迅速にご対応できるかが重要ですね。

本日は京都からボルボV70のお客様がもうこのブログでも「恒例?!」のABSコンピューター(ユニット)の修理にご来店いただきました。

ボルボ850やボルボS/V70などのこのABSユニットの修理ですが、こうして「ご来店」で修理させていただくん場合と、ご遠方の方はこのABSユニットのみをお送りいただいて修理する場合とがあります。

実はこのABSユニットの修理は数年前からいろんな修理工場が内部基盤修理をしているようなのですが、「やり方」というか「仕上がり」というか・・・結構「ヒドイ」「粗い」「適当」にしてあるものも多く、再修理の場合も多くなってきているようです。

今回ご来店いただきましたボルボV70のお客様のABSユニットも以前に修理してあったのですが、あまり上手な感じではなかったでした。

2回目以降の修理はABSユニットをシール剤などでガチガチに接着してあるものも多く、内部基盤を開けるまでに時間が余計にかかったりする場合も多いです。

画像は以前に通販形式でABSユニットのみをお送りただいたものですが、電気基盤の端子の上にコーキング剤をがっちり溶かし込んであったのでそれを剥がすのにホントに苦労しました(>_<)

画像を見てもらえればあんまり上手ではないのがお分かりになられると思います。

でもこういった感じのものをちゃんと直すことが出来るとかえって自分の中では何か説明が上手くできないですが「勝った!」気がして嬉しくなったりもします(^^)

せいや。

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ボルボ240 エンジン始動不良

2011.11.06

朝に大阪からボルボS80のお客様がお車のお引渡しにご来店いただいたのですが、今回は代車をお渡しさせていただいていなかったので電車でJR石山駅までお越しいただきました。

JR石山駅までお迎えに行かさせていただきましてお車に乗っていただいてthanks&trust(サンクス&トラスト)まで帰ってきたのですが、お客様の顔色が優れません。。。。

体調が悪いのかな?と思ってお聞きすると「慣れない電車で京都までものすごいラッシュで「人酔い」してしまった・・」とのこと。

今日とはそろそろ紅葉の季節で、観光客の方が多く押し寄せる季節でもあります。

以前聞いた話では、春の桜の時期よりも多くて1年で一番多く観光客が多いとの事です。特にお車の渋滞には気を付けないとですね。

昨日、夕方の暗くなってからご近所のボルボ240のお客様からお電話があり「エンジンがかからない」とのご連絡がありました。

近くの施設のガレージで帰ろうとするとセルモーターは回るが始動しないとの事。

thanks&trust(サンクス&トラスト)の直ぐ近くなので急いで向かいました。

到着してセルモーターを回しても一向にエンジンがかかる素振りがありません。

こういったときは基本的な事から診断していきます。

僕の場合は先ずは燃料ポンプの音がしているかを確認します。。。。。。。。ポンプの「音」が全然しません。

セルモーターを回している間は「タコメーター」の針はピクピクしているのでイグニッションコイルからの「点火信号(パルス)」は来ていそうです。

次にフューエルポンプにも電源供給をしている「ポンプリレー」をチェックします。

キーを「ON」にしてもセルモーターを少し回しても全く内部のリレーの接点の音が聞こえません。。。。。。。

こうなると普通はそのリレーの電源側のチェックをします。

リレーの電源側と言えば簡単です・・・・・「フューズ」です。

画像の矢印の位置のフューズを触ると「バチバチ」っと電気がスパークします。

どうやらここで接触不良になっていたようです。

外してみると一部熱でプラスチックが溶けていました。

もうこうなると簡単です。

ホルダー側を少し磨いて新しいフューズを装着すれば万事OK!です。

このボルボ240のに使われている棒状のフューズは最近の車にはほぼ使われていません。

左上のものがこのタイプのフューズ、右下はボルボ850やS/V70(~2000年)等に使われているフューズ、右上はボルボV70(2000年以降)等に使われているフューズ、左下は最近の国産車に使われているフューズです。

色によって許容アンペアが違ってきます。

皆さんもおお乗りのお車のフューズの取付位置もまた把握しておいてくださいね。万が一の時に助かるかもしれませんので(^_^.)

せいや。

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スタッドレスタイヤ そろそろ準備してくださいね

2011.11.05

もう11月に突入しました。

なのにまだ昼間の作業をしているときはTシャツやその上にベストを羽織っただけでも全然平気・・・・どころか、重整備などをすると汗が出てくるほど暖かい気候です。

今日もお昼から雨が降ってきたのですが、特に冷え込むこともなく11月「らしく」無い感じですね。

でもこれが数週間経てば寒気が流れ込んできて急激に冷え込む・・・・なんてことも全然珍しくないですね(゜_゜>)

さて今回はラジアルタイヤの御注文をいただいたのですが、同時にスタッドレスタイヤの御注文もいただきました。

最近取扱いのタイヤ販売店から価格表が回ってきたのですが、最近のタイヤ価格は「生もの」のような感じで競争が激しく価格も変動することが多いです。

なので価格設定が難しいところなのですが、出来るだけ皆様にリーズナブルにお届けできるように頑張りますのでthanks&trust(サンクス&トラスト)までお問い合わせくださいね!(^_^.)

スタッドレスタイヤはタイヤ山がまだ比較的多く残っていても、3年以上経過するとタイヤのゴムが硬化して効き目が大きく後退するようです。

やはり「万が一」の時の為のタイヤですので、もう一度去年ご使用されたスタッドレスタイヤをチェックしてみてくださいね!

今回はご使用状況・価格等を考慮いたいまして「グッドイヤー」のスタッドレスタイヤのタイヤをえらばせていただきました。

thanks&trust(サンクス&トラスト)では主にミシュラン(X-ICEシリーズ)ダンロップのシリーズを始め各種タイヤメーカーの中からお客様の「お車」・「ご予算」・「ご使用状況」に合わせてマッチしたスタッドレスタイヤ・ラジアルタイヤをご提供できるように頑張りますので是非一度お問い合わせくださいね!!

せいや。

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ボルボ850 ヘッドランプ球交換

2011.11.04

家では俗にいう「お膳」に座って足はあぐらをかいてご飯を食べているのですが、その「お膳」の下には食事中になると必ず黒い魔物?!顔を覗かせます(@_@;)

まぁプルなんですが(笑)

下に見えるのはジャージの僕の足なのですが、こんな感じで僕が万一ご飯やおかずやお菓子をこぼしでもすれば「バク!」っと食らいつきにきます。

いくら叱っても全然懲りなくて毎回こんな感じです(-.-)

今回はボルボ850のお客様が「ヘッドランプの光が走っているとグラグラ揺らぐし点いたり消えたりする」とのことでした。

左側のロービーム側のヘッドランプということでしたので早速電球をチェックしてみます。

ボンネットを開けヘッドランプ後方のエンジンルーム側からキャップを開け、電球を外そうと固定してあるスプリングを触ると・・・・

しっかりとスプリングが固定されていません。

「外れているだけか・・・」と思って固定しようとしても全然固定出来ません(見にくい位置なので手の感触でやります)

「ん???」っと思ってよく見ると、固定する部分の「詰め」が折れています(+o+)

アルミ製の部品ですが、金属疲労か何かで折れたようです。

この部分のみの部品設定はないのですが、たまたまボルボ850の中古部品を持っていたのでこの部分を取り外し交換しました。

ボルボ850は「H1球」を使用しているのですが、スペース的にというか固定しているスプリングの形状というか微妙に電球交換がしにくい感じです。

なのでオーナー様ご自身や例えばガソリンスタンドなどで交換した際に、このスプリングを微妙に曲げたりしてしまって結局取付がうまくいかなかったりしてヘッドランプASSYで交換・・・・なんてことも時々あるようです。

その後のボルボV70などは電球が「H7」球に変わったのでこういったことはないのですが、そのかわり?!というか電球の「ソケットカプラ」がめちゃくちゃかたくて引っ付いているので取り外し時にカプラを破損させたり、引っ張って反射板の固定部分が外れたり・・・ということもおこっています。

電球交換のような簡単なことでも結構ですのでお立ち寄りいただけます方は、thanks&trust(サンクス&トラスト)までお申し付けくださいね!

せいや。

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ボルボ960 クルーズコントロール効かない

2011.11.03

なかなか買い替えをしようと思ってもしていないいつもブログUPに使っているデジカメですが、最近はフラッシュを使うたびにモワ~っと煙が出てきます。

最初は「えっ?!燃えるの??」などとビビってしまったりしたものですが、毎回のことになってきたので最近は全然気にしなくなりました。

まぁでも良くはないですよね。

カメラマンのお客さんに色々と教えていただいて、次に買う目安になるスペックみたいなものも教えてもらいました。

後はカメラメーカーによっても画像の鮮明度?!みたいなのが変わったりとかいろいろあるみたいです。

やっぱり「餅は餅屋」でしょうか、専門の人に一度そういったことを聞いておくと本当に為になります(^_^)

今回はボルボ960がクルーズコントロールが効かないとの事です。

9/3のブログボルボのクルーズコントロールの不良でも同じような症状ですが今回はもっとはっきりわかる原因でした。

エンジンのスロットルバルブのすぐそばのインジェクターの上に付いてある部品なのですが、画像の側から見てもそんなには不具合らしきところはありません。

まぁ左右に走っているアクセルワイヤーで見えなくなっているのですが、反対側から見ると・・・・・

ゴムが溶けてバックリと口を広げています。

クルーズコントロールはバキュームポンプで負圧を作り出し、その負圧でこの破れている部品の中の空気を「吸う」感じになります。

するとこの部品が縮んで右側に伸びているワイヤーを引っ張ります。

ワイヤーの先はアクセルワイヤーと同じところに取り付けられててアクセルを踏んだのと同じ現象が起こります。

後はコンピューターが速度を読み取ってこの「吸う」量を調整するだけの構造です。

まぁこれはわざわざ新品である必要もないので後日中古パーツを探させていただく事になりました。

でもここまで溶けて穴が開いているのは初めて見ました(@_@;)

せいや。

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ボルボ960 エンジンマウント交換

2011.11.02

お客様からお問い合わせいただくときに「平成??年のボルボV70やけど・・・・・」とご質問を受ける時がよくあるのですが。。。。

実は僕に限らず輸入車に携わる人はこの平成などの「元号」での年式でお問い合わせいただいても「ピン」とこないことが多いようなのです。

部品を注文するときなどもこの「元号」は全く使いませんし、俗にいう「年式」を使うときもほぼ「西暦」を使いますので。

なのでできればお問い合わせいただくときは「ボルボ」の場合は「YV1~~~」から始まる車体番号の「10桁目」の「数字」か「アルファベット」をお聞かせいただけましたら「ピン!」ときますので(^_^)

今回はボルボ960のエンジンマウントの交換をさせていただきました。

元々は走行距離が「20万キロ」を越えて色々乗り心地などが悪くなってきたので、ショックアブソーバーの交換のお見積りをさせていただいていました。

ただこのお客様のボルボ960はリア側のショックアブソーバーが「オートレべライザー(ニボマット)」型式でかなりの高額になるのでどうしようかと悩んでおられました。

僕が少しお車に乗せていただくと、かなりの「振動」が室内に伝わってきます。

ボルボ960やボルボS/V90などでよく?!交換するATミッションマウントの「ヘタり」は間違いないな・・・と思ったのですが、リフトアップして確認してみるとやはり・・・・

画像のように「ヘタって」いました。

しかしこの「振動」の大きな原因は他にあるのがすぐにわかりました。

エンジンマウントを見てみると「見た目」ですぐに「ヘタって」いるのがわかりました。

そうしてエンジンの最下部の「オイルパン」をみてみると・・・・・このエンジンマウント(エンジンとフレームの一部の間にあってクッション材のような役割をします)が押しつぶされたような感じになっていて、このオイルパンがフレームに乗っかっています。

エンジンマウントを新品と比べてみるとどれくらい「縮みこんだ」のかすぐにお分かりになられるかと思います。

本来は下の画像のようにエンジンオイルパンとメンバーフレームに「空間」があるのですが・・・・

最初の状態ではエンジンの振動が直接ボディに伝わっている状態なので特に朝一などはものすごいボディ振動でした。

交換後は全く違った車の様に静かになりました(^^)

ここまで劣化することは珍しいですが、年数や距離が多くなってきたお車はこのようにエンジンマウントを交換するとかなり振動が少なくなることが多いです。

また皆さんのお車も一度チェックしてみてくださいね!

せいや。

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ボルボ940 エンジン始動不良

2011.11.01

今日は昨日に帰ってきた代車のボルボ850のエンジンルームを少しチェックしようとボンネット開けてみたのですが・・・

「????」何かあるはずのないものがコロンとしています。

これはどう見ても「柿」ですよね?!・・・・・なぜにこんな所に??!!

実はこうしてボンネットの中にあるはずのないもの・・・多くはお菓子や果物があるときがあります。

おそらく猫やネズミなんかが寒い時期はエンジンが温まっているエンジンルームに持って入るようなのです。

でも一瞬びっくりしますよ(@_@;)

最近よく中古パーツ等でお世話になっている八幡市のお客様からお電話があり「ボルボ940のエンジンがかからない」とのご連絡がありました。

ご自身でも色々と修理をされたりされるのでメカには割と強い感じなので、お電話で色々とやり取りをさせていただいたのですが原因がはっきりしません。

僕もちょうどその方の所に行く用事もありましたので出張修理を兼ねて行ってきました。

京都の八幡市といっても、thanks&trust(サンクス&トラスト)からは京滋バイパス・石山インターから第2京阪高速道路を使うとわずか20分ほどで到着できます。

到着しましてそのボルボ940」をみさせていただきますと、燃料ポンプ(フューエルポンプ)も回っていますし、スパークプラグにも点火しているようです。

しかしセルモーターを少し長めに回すと一瞬エンジンがかかるのですが直ぐに止まったり、セルモーターの周りが途中でひっかかったりするような感じになります。

このような症状の時はエンジンのスピードセンサー(クランク角センサー、ボルボではよく「インパルスセンサー」と呼ばれています)の不具合のあるときにこのような症状になります。

上の画像の矢印のですが、これがATオートマミッションの上にまで続いて固定されています。

早速そのインパルスセンサーを取り外して見ます。  すると・・・・

表面の被膜が破れて中の配線が見えています。

よく見るとその下部分が緑色の液体で濡れています。

これはラジエター冷却水LLCです。

多くの場合はこのようにインパルスセンサーの被膜が破れただけではそんなにエンジンがかからなかったりまではないような気がします。

この破れたところに画像のようにラジエター冷却水LLCがかかり、配線が湿気で電気抵抗が多くなったような感じです。

なぜこうしてラジエター冷却水LLCが付いているのかと言うと、ちょうどこの上に「ヒーターホース」が通っていておそらくその部分一つの「ヒーターバルブ」からラジエター冷却水LLCが滲んで落ちてこのインパルスセンサーに付着しているようです。

なのでこの場合はヒーターホースとヒーターバルブの交換も必要になりますね。

せいや。

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