滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
昨日で高速道路の休日上限¥1000が終了しました。
土曜日から渋滞が予想されましたが土曜日は思ったほどはそんなに特別な渋滞はなかったようですね。日曜日はさすがに各地で渋滞が起こったようです。
でも休日¥1000が当たり前の間隔になっているので今後ものすごく高速道路料金が負担に感じるかもですね。
それと後1月少々で「アナログ放送」が終了します。
カーナビでまだ「地テデジ」化出来ておられないお客様おられましたら「地デジチューナー取り付け」もthanks&trust(サンクス&トラスト)で取り扱っておりますので是非ご相談くださいね!!
さて、今回はボルボV70のエアコンのガス漏れです。
エアコンの吹き出し口やエアコンの水が排出されるドレーンにガス漏れ検知器を近づけると「ビビビ~~~!!」と「けたたましく」異常音が鳴り響きます。
エンジンルームから先は「エバポレータ」しかないのでそれが疑われるのですが、このボルボV70は2004年式・・・知り合いの複数のディーラーさんに聞いても「その年式でエバポレータから漏れたことない&聞いたことない」とのこと。
ボルボ850以降はダッシュボードを取り外さなくてはエバポレータを確認できないため、ご依頼の方と相談した結果作業を進めてくださいとのことでしたのでダッシュボードの取り外しにかかりました。 あれこれ考えても直らないですしね。
2000年以降のボルボV70/通称「285」と言われる型はのダッシュボード脱着は、何年も前事故で助手席エアバックの作動したボルボXC70のダッシュボードを交換したことがあったのですが、それ以来2回目です。
まぁ、こんな感じでバラバラ感満載です。
エバポレータを確認して漏れの箇所を確認して部品がバックオーダーの為ここで取りあえずストップですが、この状況をたまたま見たお客様が「コレ、ちゃんと元通りに出来るの?」と・・・・・僕の答えはもちろん?!自信たっぷり?!に「これが仕事なんで大丈夫ですよ!!」
・・・・・本音をいうと小心者の僕は「大丈夫なハズや・・・」と自分に言い聞かせています(笑)。。。もちろん「ど忘れ?」してもちゃんと組めるように画像を撮ったりマーキングしたりしっかり対策はしていますので。
せいや。
僕は食事は「ご飯」があればそんなにオカズは必要のない感じ感覚?です(「ふりかけ」とか「佃煮」など「ごはんの友?」的なものは必須です 笑)
家ではご飯は炊くのですが、そんなにグルメではないので近所のスーパーで安い「無洗米」を食べてます。無洗米は研がなくていいので楽ちんだからです(^_^.)
っで、先日何かの景品で「あきたこまち」の良いお米をゲットしたので炊いてみました(研がなくてはいけなのが難点ですが・・・(-_-))・・・・全然違う・・・・まぁはっきり言って「美味しい」です。・・・・3kgしかないのですぐに無くなりますが、元の無洗米に戻るのが・・・・・。
年数や走行距離がある程度超えると定期的に交換する部品の一つに「タイミングベルト」がありますね。
ボルボ車の場合、ボルボ240やボルボ940などの「B230」エンジンはこのタイミングベルトがもし切れても再度ベルトを交換すれば特に問題はありません。
ですがボルボ960以降の直列6気筒エンジン以降のボルボ車のエンジンはタイミングベルトが切れるとエンジンピストンとバルブが干渉してしまってエンジン・特にシリンダヘッドを交換しなくてはいけなくなります(ボルボ車は「バルブガイド」の設定が無いため事実上シリンダヘッド交換になりますが、ホンダ車等のバルブガイドを流用したこともあります。ただどっちにするか価格的に微妙な感じなので中古のシリンダヘッドを交換することが多いです)。
ボルボ車を問わず、現在の輸入・国産車はほとんどこんな感じなので早めのタイミングベルト交換をお勧めします。
その時にベルトだけでなく「プーリ」と言われる「ベアリング」の部分も交換することが一般的ですね。「ベアリング」が焼付いたらせっかくの新品のタイミングベルトも切れてしまいますので。
後、もう一つ一緒に交換することが多いのが「ウォーターポンプ」です。
これもプーリと同じ理由で焼き付き前に交換をお勧めすることもありますが、私の場合はボルボ車ではあんまりお勧めしてないかな?。。。
もちろんお話はさせていただいてお客様の判断にお任せしますが、ボルボ車で焼き付きを起こしたことがほとんどないためです。
予防整備?をどこまでするか/考えるかで作業・費用も大きく変わってきますのでこのあたりはお客様としっかり色々ご相談が必要ですね。
逆に必ずウォーターポンプ交換をお勧めするのがVW系のお車です。 先日車検させていただいたVWビートルも交換させていただきました。
これは画像の黒い部分のファンの材質が「プラスチック」製なので、熱で破損したりすることが時々あるとのことを聞いていますので。
もちろんタイミングベルトと同時作業のほうが交換工賃が少なくて済むわけですからね。
こういったタイミングベルトやウォーターポンプもOEMパーツも多く出回っていますので以前に比べれば費用的にも抑えられるようになってきました。
また一度お車のタイミングベルトの交換時期を確認されるのもいいかなと思います。
せいや。
また雨が朝から降ってきたので「また雨かぁ・・・ちょこちょこよく降るなぁ・・・」って雨嫌いな僕は思っていたのですが、「梅雨」って言うのをすっかりわすれていました(-_-)
季節にどんどん疎く?!なっていく気がします。一人で仕事をしていると、特に「曜日」に関しての間隔があやふやになってきた気がします。
さて、我々自動車のメカニックが一番多く作業させていただくものの一番の代表と言えばやはり「エンジンオイル交換」があると思います。
もちろん基本的にはそんなに難しい作業ではありませんのでオイルパンのドレンコックと言われるボルトを外し出来る限り多くオイルを抜いて、エンジンの注入口からオイルを注入するだけのものです。
ですので最近はDIYの流行り?でご自身でエンジンオイル交換をされる方も以前に比べて多くなってきたようです。ただ廃油の処理に困られることが多いみたいですね。
入れるエンジンオイルの量はまだまだ「レベルゲージ」というゲージで測るのですが、少ないともちろん良くないのはおわかりと思うのですが、多すぎてもブローバイガスの発生などに影響して特に夏場はエンストなどの影響もあるようなので注意が必要ですね。 メルセデスベンツなどはこの「レベルゲージ」がなく規定量を入れてメータのモニターで確認するタイプもあります。
ボルボ車もそうですが、一般的には「10W-40」とか「5W-40」とかの粘度のオイルが多く使われていますが(この表記につきましてはご説明が長くなるのでまた別の機会にでも)、最近の特に国産車のハイブリット車などには「0W~~」の物も多くなってきたそうです。
一般的に近年は、燃費を伸ばすために出来るだけ・表現で言うと「サラサラ」なオイルを使う傾向にあるようです。しかしその為にエンジンの「音」が多く出てしまいます。 しかし最近のエンジンは技術の進歩によって、エンジンの音そのものが小さくなってきたのでその「サラサラ」のオイルでも問題ないようです。
だたそれを年数が経ったお車に注入するとエンジン音が高くなったり・・・ということがあるので注意が必要ですね。 特にこれからの夏場は気温が上がるためにオイルが余計に「サラサラ」になりやすくなりますので。。。。
ずっと以前にボルボ960の直列6気筒エンジンのエンジンオイル交換したときに、セルモータを回すと「キュイン・キュイン」と何とも表現しにくい異音?が出るようになってしまいました。 メーカー指定のエンジンオイルの指定が変わったのでその通りいれたのですが、そのエンジンオイルがボルボ960の直列6気筒にはちょっと「サラサラ」過ぎたようです。
その時はめちゃくちゃ暑い真夏だったのでそうなったようですが、在庫してあった以前の規格のエンジンオイルをいれると音がしなくなりました。
たかがオイル・されどオイルでしょうか?!
エンジンオイルは人間で言うと「血液」ですので思っている以上に重要なものです。
エンジンオイルを交換するだけでもエンジンの回転の伸びなどの調子も変わります。規格に合った物であれば特別高価なオイルを入れなくてもいいと思いますが、清浄作用などの「汚れ」も多いにエンジンに影響しますので(日本では特にブローバイガスの影響があげられますが、また別の機会にでもお話しできればと)マメに3000~5000kmくらいに交換されることをお勧めします。
せいや。
今日はお昼過ぎにオイル交換でご来店いただきましたボルボV70のO様がシュークリームやロールケーキなどを差し入れしていただいたのでそれが今日の昼食でした(*^_^*)
昼食は基本的に一人で食べるのでわざわざ買いに行くのが面倒になってきましてこうして「おやつ」が食事になったりします。
O様、ありがとうございました!がっつり食べさせていただきました。
さて、ボルボ940やボルボ850なども比較的見受けられベンツなども見受けられる修理が今回車検をさせていただいたVWビートルにも出てきました。
それは「天井の内張りの剥がれ」です。
画像では見にくいかもですが、矢印の付近を中心に広い範囲で内張りが剥がれてきていました。
特に右下の矢印の箇所はちょうどカーブになっているところなのですが、こういったところは剥がれた内張りが縮んでしまったりします。
ボルボ車でもセダン・エステート問わずこうやって剥がれてきているオーナー様もおられるのではないかと思います。
なぜこうなるかと言うと、表面の布地が直接土台?になるパネルに貼られているのではなくて「スポンジ」生地のものがその間にあるからです。
その「スポンジ」の部分が痩せたり・劣化することによって剥がれてしまうという訳です。
なので表面の布地をめくるとそのスポンジ状のものがパラパラと落ちてきたりします。
実はこのスポンジが曲者?でこのおかげで糊やボンドなどが、パサパサになったスポンジの為に塗れないので修理で張り付けるというのが事実上困難なことになります。
もちろんご想像の通り、天井の内貼りを交換したり、張り替えたりすると相当な金額がかかってしまいますので困ったものです。
お客様と相談して、今回は端の剥がれた部分を「ホッチキス」で留めてちょっとだけ見栄えをマシ?!にしておきました。
ずっと以前に、京都のボルボディーラー時代に初めてボルボ740の天井を補修した時に先輩が「画鋲にボンドつけて数か所留めておいて」と言われたのでその通りにしたのですが、一つしっかり留まっていなくてポトッと落ちていました。
それを知らずに座ってしまってお尻が流血・・・と言うほどではなかったですが、めちゃ痛かったのを覚えています(泣)
それ以来、画鋲はやめてホッチキスにしています。
せいや。
今日は朝から雨が降っていたのですが、夕方になると一気に肌寒くなってTシャツだけではつらくなってきました。
身体だけが財産?みたいなものなので健康だけには気を付けたいところです。
この仕事をしていく上で欠かせないものの一つが「工具」です。
ボルボだけでも色々な種類の工具が必要なのですが、その他の車種も実際には作業させていただきますのでさらに色々な工具が必要になってきます。
また次々と便利な工具も出てきたりして本当にお金がいくらあっても揃えることが全然追いつかないかんじです(泣)
何か作業をしていくと「あっ、このボルトを外す工具がない・・・・」と言うのも今の所毎回ある感じです。
最近は輸入工具なども増えてきてずいぶんリーズナブルな価格になってきましたが、使いやすさや精度などいえば「スナップオン」や「MACツール」とかがいいのですが、価格のことも考えるとそれらで揃えるのは今の僕ではなかなか難しいです。。。。
ちょっと気に入っている工具などを少しご紹介です。
スナップオンの電動インパクトです。
非常にパワフルでスイッチを人差し指で引くのですが、回転速度を微妙に指の力加減で早くしたり・ゆっくりしたり出来るので重宝しています。
ただお値段も6万円以上したのでちょっと買うときは根性?いりました。
次はロングニッパーです。
15年以上前くらいでしょうか?まだこういったロングタイプのニッパーがおそらく存在してなくて、当時京都のボルボディーラーで働いていた時に、スナップオンはじめ、出入りの工具やさんに「こんなニッパーないの?」ってずっと探してもらっていました。
っで、そう言い続けてたら数か月か数年か忘れましたけどスナップオンの担当者から「やっと出たよ!」って持ってきてもらったのを覚えています。
今は色々なメーカーや輸入工具もたくさん出ているようです。
色々ありますが終わらなくなりますので最後に最近ドイツから到着した工具です。
ニッパーやペンチの類ですが、次の画像のように、ヨーロッパ車に多く使われているスナップ式のホースバンドの脱着用の工具です。
以前5/1のブログアルファロメオのタイミングベルト交換でお世話になったお店でこのホースバンドを脱着する工具を教えてもらって「どこで売ってるんですか?」ときたのですが、「う~ん、覚えてない(笑)」ってことだったので、色々探してやっと1種類あるのを見つけました。
ウルトhttp://www.wuerth.co.jp/02products/auto_pre.htmlから出ているのを教えてもらい、担当の人に注文してもらうと「ドイツ本国からの発送です。」っとのことで1か月以上かかったと思いますが、ようやく到着しました。
こんな感じで使います。これならこのタイプのホースバンドでも使い捨てでなく、何度でも使えます。
価格も業販で安くしてもらったとはいえ1万5千円以上しました・・・・・・。見た目からするとちょっと高い気がしますが仕方ないですね(泣)
せいや。
4月に京都の友人の結婚式の2次会に行った時に、久しぶりに懐かしい友人達とあったのですが、その中の一人の友人のVWビートルの車検ということで今回整備を依頼してくれました。
そうそう、その友人からホームページのブログの件で「日本ブログ村http://www.blogmura.com/ってのがあるし登録したらいいよ」っと教えてもらったので早速登録してみました。
「せいやブログ」で検索してみてくださいね。って言ってもこのブログページに飛ぶんですが・・・・よくまだわかっていません(+o+)どうしていったらいいのか詳しい方おられましたら教えてくださいね。
その友人のVWビートルの車検整備の中で「エアコンフィルター」の交換時のものです。
このダッシュボードの左半分の所のパネルの中に隠れています。
この部分を取り外していくと、
こんな感じで結構汚れていました。 知らなければこんな場所にあるなんてわかりませんよね?!
もう一つ情報教えていただきたいことがありまして・・・・
昨日、ホームページを見ていただいたお客様から御連絡いただきまして「以前に(前の職場)で何度か仕事してもらったけど・・・」っとお電話をいただきました。
お名前と当時のお車の車種ボルボ940をお聞きして思い出しました。もうそのボルボ940はお乗りではないのですが、「ちょっと珍しい車種の車やけど見てほしい」との事でしたのでご来店いただきました。
キャンピングカーなのですが、なんという車かおわかりでしょうか?
フォード・トランジットという車です。
日本には直接の正規インポーターは無いようで、イギリス仕様の並行輸入のようです。なので右ハンドルです。
今回オーバーヒートを起こしたとのことで、冷却水を入れればその後問題は無いようなのですが、水温計が振り切ったままです。
おそらく水温センサーの不良と考えられますが、部品を手配すると「輸入元・インポーターがないのでお手上げです。。。。」とのこと。。。。
今、別のルートで探してはいるのですがなかなか厳しいようです。
なにか情報お持ちの方は教えていただけると助かりますm(__)m
せいや。
自宅の近くにセルフのガソリンスタンドがあるのですが、いつもその前を通るのでそれでガソリンの価格をチェックしています。
今朝に通ると昨日に比べて一気に5円値上がりしていました。。。。幸運?というか、昨日に代車含め3台ともガソリンを満タンにしていたのでちょっと得した?!気分になりました(^_^)
さて、このthanks&trust(サンクス&トラスト)のホームページの「車両&パーツ販売」のアイコンから弊社の取り扱い商品の一部を掲載させていただいています。
ご来店だけでなく、メール・ネット・電話・FAXからも販売させていただいておりますのでご利用いただけましたらと思います。(「買い物かごに入れる」などの「カート機能」をまだ導入していないのでネットからのご注文がめんどくさい?かもしれないので申し訳ありません。近日カートの機能を導入予定です)
その商品で1ケ限定で商品がございますのでご紹介させていただきます。
①限定1ケ!VOLVOクッション
②限定1ケ!VOLVOバスローブ
ともに1ケだけの早いもの勝ちなのでぜひぜひお問い合わせくださいね!!
それと商品最後にthanks&trust(サンクス&トラスト)のマスコットのトイプードルの「プル」の「お友達募集!」も掲載させていただいてますのでこちらも随時募集中です!!
来週で高速道路の休日上限¥1000が終わってしまいますね。
もう当たり前みたいになってしまっていたのでこれが無くなると結構イタイです。法事で2月に九州・佐賀県をボルボ850で往復したのですが、すごく助かりました。まぁでも仕方ないことですね。
車検整備や点検などは一通り車の機能などをチェックするのですが、例えば「スペアタイヤ」の状態・空気圧調整などはうっかり忘れてしまいがちになったりします。僕は比較的習慣?になっているのであまり忘れないほうだと思いますが、よく全く空気圧の無いスペアタイヤにお目にかかることもかなり多いです。万が一のときに困りますもんね。
受け入れ時のチェックシートにチェック欄を付けて忘れないようにしています。
あと忘れがち?なことの1つに「リモコンの電池」があると思います。
そんなに車検ごとに交換しなくてもいいのですが、数年に一度くらいはやっぱり交換したほうがロックの反応もしっかりしてくれますので。
画像はボルボS40/V50のリモコンキーの電池交換時のものです。
普段はあんまり交換しないのですが、お預かりの以前に「リモートコントロールのイジョウ」と警告灯が点灯したことがあったようなので念のため交換させていただきました。
ただこのボルボS40/V50のこの警告メッセージのときは、リモコンのボタン部分があまり良くないときもあるので電池交換でどこまで解消するかはっきりしませんが、通常のボタン電池で高いものではないので念のため交換させていただきました。
このタイプ以外でもちょっとリモコンの反応がわるいかな?っと感じられた方は電池を交換されてみてもいいかもですね。
関係全然ないですが、ウチのトイプードルのプルは散髪に連れて行ってすっきりリフレッシュ!してもらいました。
モコモコでちょっと臭い?も出てきたのですが、
このようにさらに可愛さ倍増です(笑) 親バカなので適当に「スルー」しておいてください(笑)
せいや。
thanks&trust(サンクス&トラスト)の入口は北向きで、道路を隔てたお向かいは田んぼなので琵琶湖からの風(比叡おろし)がよく入ってきます。
ご近所の方とお話ししていると真夏でも夜は風が良く通るそうですが・・・・っということは冬は逆に北風がモロに入ってくるということですね。まぁ冬の事は秋にでも考えるとします(-_-;)
まだまだこのホームページもブログの認知度もアクセスも低いですが、5/19のブログ「ボルボのS90/V90等の直列6気筒エンジン」のブログを読んでいただいた方からご質問がありました。
それは「ボルボ850にのっていて自分もずっとレギュラーガソリンだが、レギュラーだとやっぱりこんなにエンジンが汚れて良くないのか?」というご質問でした。
私の答えの概略?は「基本的にボルボ車(ヨーロッパ・欧州車)は日本ではハイオクガソリンが望ましい(又はハイオク指定に近い)ですが、だからと言ってハイオクガソリンを使っていれば汚れない・汚れにくいかどうかははっきりしません」という正直「あやふや」な答え?です。
ガソリンやオイルに関する考えかたや理屈?みたいなものは本当に色々な意見があるので、あくまで「私の意見」として参考にしていただければと思います。
もう最近はずんぶんご存知の方も多いようですが、ヨーロッパ欧州車は別に「ハイオク仕様」のエンジンというわけではありません(もちろん例外でハイオク仕様のもありますが)。
「オクタン価」というのが日本とヨーロッパで違う為で、一般的にヨーロッパのレギュラーガソリンのオクタン価が約RON95なのに対して日本のレギュラーガソリンのオクタン価がRON91前後(89以上と法律的には決まっているようです。ただ改正や測定方法やらで複雑すぎて僕もよくわからないこともあります)なので、日本ではオクタン価がRON96以上あるハイオクガソリン(実際にはRON98~100とかのようです)のほうが適しているので、ヨーロッパの輸入元・インポーターは「ハイオクをいれてください」となっているようです。
でも今の車にはノックセンサーなどが装備されているのでハイオクでもレギュラーでもちゃんと点火時期などを調整してくれます。(一部ボルボV40のT-4などはレギュラーガソリンだと異常燃焼かなにかでバルブが溶ける?みたいなことを聞いたこともありますが・・・)ので、どちらでも「事実上」大丈夫なようです。
そしてハイオクガソリンはレギュラーに比べ「清浄作用」が大きく、排ガスもエンジン内もクリーンにする!みたいな感じで石油メーカーもCMを出しています。 実際にそうなのかはメーカーの「謳い文句」をどこまで信用するかですが・・・・
しかし、先のエンジン/吸気系の汚れはガソリンだけのものでなく、実際にはエンジンから出る「ブローバイガス」が大きく関係しているのでガソリンをハイオクにしたから汚れが出る/出ないとは少しズレ?ているかもです。
「ブローバイガス」はオイル管理(オイルの質も)や「走行状況」や「気温・気候」で大きく左右されますからそのあたりをトータルで管理/メンテナンスしていくことが重要ではないかなと思います。
「価格」のことがあるので「ハイオク」と「レギュラー」のどちらが良いかははっきりとは言えませんが、お車のことを考えると「ハイオクガソリン」で「オイルの管理をしっかりする」、そして「無駄なアイドリングや渋滞を避ける(まぁこれは事実上難しいときもあると思いますが)」のが良いのかなと思います。
ちょっと文章で表現するのが難しいのでこれくらいにしておきますね。
「意味がよくわからん!」とお感じになった方は、またご来店やお電話でもけっこうですのでお聞きいただいても結構です。
逆に「そうじゃなくて〇+△▼×だよ」と教えていただけるのも大歓迎です!
せいや。
やっと冷蔵庫を購入しました。 まぁ中古ですが今はそれで十分です。特に機能的に冷やすこと以上の必要性もありませんのでね。でも思った以上に静かでおどろいていますが、省エネタイプではなさそうなので電気代のパフォーマンスは悪いかもですね。
今回はスズ・キアルトのエンジンからかなりのオイル漏れがしていたのでその修理です。
エンジン全体からにじんでいたので「タペットカバーからの漏れやろう」と勝手に思っていたのですが、よく見るとその下側からの漏れ・シリンダヘッドのガスケットからのオイル漏れでした。
一般的にエンジンは大きく分けて2分割の構造で下側が「エンジンブロック」でボルボ240やボルボ940などは鋳物で作られています。このスズキアルトも鋳物でまだこの材質のものが多いのではないでしょうか?しかしボルボ960以降の横置きエンジン(もちろんボルボ850などの5気筒エンジンもです)はアルミ製になっています。最近の車はこのアルミ製に変わっていますね。
っで上側が「シリンダヘッド」っでこれはアルミ製です。カムシャフトやバルブが一体で取り出したりすることも多いです。アルミ製なので、オーバーヒートを起こした時などで、オーバー日ヒートの度合いがヒドイとこのシリンダヘッドに損傷が行くこともあります。一般的に横の方向(各気筒の列側)が距離が長いので、長い側の線が反っていって圧縮抜けやオイル/クーラントの漏れを起こしたりします。
今回はオーバーヒートではないのでおそらくシリンダヘッドガスケットの摩耗/損傷によるもののようでした。っで分解です。
フロントバンパーを外さないといけないのでバンパーを外したのですが、これだけで一気に「バラバラ?!」感が出ますね?!
っでシリンダヘッドを外します。ボルボS/V90やボルボ960の直列6気筒エンジンの半分の3気筒なので重さも軽く感じます。
シリンダヘッドを取り外すとシリンダヘッドガスケットがボロボロになって剥がれてきました。シリンダヘッドガスケットは堅い?感じでしっかりしているものなので、かなりよわっていたのでしょうね。
エンジンブロック側とシリンダヘッド側のガスケットをキレイに剥がして、オイルストーン(砥石)で磨き、念のためガスケットが当たる両方の面(シリンダヘッドとエンジンブロック)の「反り・歪み」を点検して組み付けします。
タイミングベルトも摩耗していたので一緒に交換しました。
比較的ボルボをはじめとした輸入車の修理をしているので、一つ一つの部品が軽自動車は小さくて軽いのでずいぶんと楽に感じました。
このアルトは比較的年数も経っていますが、最近の軽自動車はかなり高性能なのでもっと構造が複雑かもしれないですね。
せいや。