VWビートル クーラント漏れ修理・・・いつもながらなんでこんな造りにしてあるのか・・(>_<)

   

VWビートル クーラント漏れ修理・・・いつもながらなんでこんな造りにしてあるのか・・(>_<)

2015.07.26

なんか毎日こんなことを言っていますが、今日も暑さに殺されそうな?!気温です。

作業中はスポットクーラーがかかせませんし、エアコンの効いた事務所はまさに「避難所」のような感じになっています(^_^;)

朝にバッテリー交換でご来店いただいたお客様とお話させていただいていると、昨日子供さんが運動中にどうやら熱中症にかかられたらしくお昼から病院に連れて行くとのことでした。

僕も先週バスケットボールをしている時に十分な水分補給をしていたつもりでしたが、途中からいきなり力が入りにくくなり途中で休んでいました(体力が続かないのはいつもですが・(笑))

これも軽い熱中症っぽいかんじだったと思います。

自分で気が付く程度では既に遅いとかも言われますので気を付けないとですね。


今回はVWビートル(平成13年、9CAQY)のお客様のクーラント漏れの修理をさせていただきました。

クーラントがよく減ると言うことでエンジンルームを見てみると、エンジンブロックの向かって右側の水温センサーなどが付いている「フランジ」と呼ばれるパイプ付近からクーラント漏れがあります。

下の画像の部品ですが、VWゴルフとかでもよく漏れる部品で何度か作業したことのある部分だったので部品を取り寄せて交換させていただくことにしました。

取り付け部は2本のボルト/ナットで取り付けてあるだけなので、スペース的に少々手が入り辛いだけのもの・・・・と今までのVWゴルフでの経験で作業を始めたのですが・・・

????・・・・上側のボルト/ナットの上にその直上を通るウォーターポンプからのバイパスパイプのステーが抱き合わせて固定する構造になっている・・・

(フランジを取り外した後の画像ですが、矢印の部分です)

じゃあこのステーをちょっとずらして・・・・あれ?ガチガチで全然動かないやん・・・・このパイプをズラすのには・・・・

う~む、どう考えてもエアポンプとかイグニッションコイルとかを外してこないといけないと思うんやけど・・・と言うことで、知り合いの元VWディーラー出身の人に電話して聞いてみると「そうそう、邪魔なステーが付いているやろ?それずらすのにその辺の部品外してこないとアカンで!」とのこと・・・「えぇ・・、たったこの出っ張りの部分ズラすだけやのにそうしないとアカンの?」と聞くと「まぁビートルやしね、そんな感じ(笑)」とのことでした(^_^;)

まあ確かにビートルやアウディは整備の作業性に関してはドイツの「合理的なイメージ」とは違うのでいつも戸惑います?!(^_^;)

乗るぶんには良い車なのに・・・でもそれは日頃僕がボルボを触ることが多いので、なれない車種になると余計そう感じるだけかもしれませんね。

交換したフランジは上記画像の矢印の部分のものです。

作業そのものはやってみるとそうたいそう?なものではありませんでしたが、やはりプラスチック部分はちょっとしたことで割れそうになっている感じなので、このあたりは他の車同様に気をつけて作業しないといけないですね。

せいや。
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