滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
少し前にもブログにさせていただきましたが「季節柄」なので?!再びの修理です。
ボルボV70(2001年式、YV1SW~)のお客様から「乗り始めてしばらく乗っているとエアコンが全く効かなくなる。しばらくするとまた効いてくるがその後また効かなくなる」とのことです。
前回のボルボV70Rと同様にエアコンのコンプレッサーのマグネットクラッチの不具合の典型的な事例です。
このボルボV70のお客様も以前は走行距離や年式などから、お乗り換えか思い切って各所の不具合を直して当分乗り続けるか・・を考えられて、このままこのボルボV70を乗り続けられる選択をしていただきました。
お乗り換えももちろん良い選択だと思いますが、メカニックの僕としてはこうして整備してさらに乗り続けていただけるのは本当に嬉しいです(^_^)
サンクス&トラストのお客様はこうしたお客様が少なくないのはメカニック冥利?!に尽きるかもしれません。
なので今回はこのエアコンコンプレッサーの交換、次回はサスペンションのショックアブソーバーの交換、タイミングベルトやウォーターポンプの交換を随時していただく予定です。
今回のエアコンコンプレッサーもボルボ純正ではない「リビルト品」を使用してボルボ純正よりは数万円はお安くご提供させていただいておりますが、交換させていただくエアコンコンプレッサーを見ていただくとわかりますが、
思いっきり?ボルボのロゴが入っています(^O^)
早い話、ボルボ純正と同じ製品です(のはずです?!)。
サンクス&トラストでご用意させていただくリビルト品は全てこうしたものではありませんが、多くはこうしたボルボ純正と同じ信頼あるメーカーのOEM品を使用するようにと思っています。
さて、このエアコンコンプレッサの交換にはパワステポンプやオルタネーターを脱着する必要がありますが、スペース的に「エンジン&ATオートマチックのコンピューター(コントロールユニット)」を外したほうが作業がしやすいです。
ただこのエンジンやATオートマチックのコンピューター(コントロールユニット)の脱着は専用の特殊工具がないと脱着が出来ないようになっています。
こんな工具です。
もちろんボルボから出ているSST(専用工具)はボルボ・ディーラーでないと入手は出来ませんが、この工具はOEM?!かわかりませんが海外から入手が出来たので助かっています。
こんな感じで使用します(と言ってもわかりにくいかもですが・・・(^_^;))
もちろんエアコンコンプレッサー交換はエンジン&ATオートマチックのコンピューター(コントロールユニット)を脱着しなくても交換は出来ますが、こうしたほうが僕は断然やりやすいのでいつもこうして作業しています(^_^)
今日から女子サッカーのワールドカップがカナダで開催されています。
もちろん男子に比べればまだまだ注目度も参加国も少ないですが、年々レベルも上がって面白くなってきました。
男子サッカーはワールドカップ出場/予選トーナメントで1~2勝が事実上の目標ですが、日本の女子サッカーは前回のワールドカップで優勝したように上位クラスなので今回も頑張って欲しいですね(^_^)
特に日本女子サッカー界で今や「レジェント」的な澤選手はこのワールドカップが最後のワールドカップだと思いますので、どんな活躍をしてくれるか楽しみです!
前回のワールドカップ・決勝の澤選手のヒールキックでの同点弾はまさに歴史に残る得点! またあんなシュートが見られるかなぁ(´▽`)
今回はボルボV90(1998年式、Wモデル)のお客様からの不具合で「時々、メータ内の矢印 ↑ ランプが点滅する時がある。その時は最初の加速が悪い」とのことでした。
ボルボテスターで診断すると「スピード信号異常」とのことです。
俗に言う「車速信号」関連に不具合がある場合にこういったことがあるので、時々他所で「デフ(ディファレンシャル)部分についているスピードセンサー」を交換しても直らないと業者さんなどから問い合わせもあるのですが、僕の経験上このスピードセンサーが壊れた経験はありません。
スピード信号はこのセンサーから一旦メータパネルに入るので、多くの場合はメーターパネルで不具合を起こす感じでいつもメータパネルを交換させていただくと直ることが多いです。
以前はメータ屋さんに基盤修理などを何度も出したこともあるのですが、メータユニット毎を中古部品と付け替えるのがリーズナブルで確実な感じなので、今回もお客様とご相談させていただいて中古のメータユニットと交換させていただきました。
ただボルボS/V90やボルボ960のメータユニット脱着には怖い?部分がありまして・・・・
それはメータユニットを脱着する為にシフトレバー部分からステレオ周り、反対側はヘッドライトスイッチのパネルなども含めた各種部品を取り外す必要があります。
画像のように「ウッドパネル」なので、この表面のクリヤーなどにヒビが入ってしまう可能性が高いのです・・・・(>_<)
このボルボV90も大切にされて綺麗な状態ですので、せっかくのウッドパネルにヒビが入ってしまうのは・・・・ですが、そうしないとメータユニットが取り外せません。
出来るだけそうならないように注意しますが、もしなったときもご容赦くださいとお話して作業させていただきました。
結果的にはヒビも入らずに交換出来たのでホッとひと安心です(^_^;)
やはりこういったプラスチック製品などは経年劣化で割れやすくなったりも多いので、こうしたリスクが常につきまといますね(^_^;)
今回はボルボ240(1992年式、Nモデル)のお客様からのエンジン不調のお問い合わせで内容をお聞きすると「ブレーキを踏んだ時にアイドリングが急に不安定になる」とのことでした。
このボルボ240は3月に車検整備をさせていただいたのですが、約一ヶ月後くらいにエンジン不調が・・・・そのときはインジェクターが1つ不具合を起こしたのでそれを直して・・・・ということが怒ったしばらく後に今回の不具合でした。
結果から言うとそのインジェクターの不具合も今回の不具合の原因も、車検整備のときには発見などは難しいのですがやっぱり・・・ですよね。
このボルボ240も年式も走行距離のこともあるので、お客様もそのあたりはご理解をいただいている方だったので良かったですが、とは言えやはりタイミング的?に良くないかなとは思います。。。。(-_-)
実際にお車を見させて頂くと、ブレーキペダルを踏んだ瞬間にガタガタっとエンジンのアイドリングが不安定になります。
ボルボ240はブレーキ時の操作とエンジンの「電気的な繋がり」はないので、ブレーキサーボ(ブレーキブースター)からの「エアー吸い」ということが推測されます。
基本的にはブレーキサーボ(ブレーキブースター)の交換になります。
ただブレーキサーボ(ブレーキブースター)は大きく2分割で構成されていますが、下画像の矢印の部分を接着剤等でシーリングするようにしてやれば「エアー吸い」が治まる場合もあります。
ただ「軸(このロッドがブレーキペダルを踏んだ時に押し出されてブレーキマスターシリンダーを押して、油圧がブレーキラインにかかります)」の部分などからエアー吸いがあればやはりブレーキサーボ(ブレーキブースター)を交換することになります。
今回は当初は周りを接着剤でシーリングする予定でしたが、うまい具合?に中古部品が見つかりましたので交換させていただくことになりました。
このボルボ240のブレーキサーボ(ブレーキブースター)は中古部品ももちろんですが、海外からのOEM商品なども入手が難しくなっているのでこのあたりが一番の課題ですね。
昨夜から風も強くまた寒くなってきた感じです(-_-)
もちろん季節的に一時的な寒さだと思いますが、最近仕事中はTシャツしか持ってきていないのでメチャメチャ寒いです。。。
着替えといえば数週間前の夕方近くに不注意からクーラントを思いっきりかぶって?しまい、作業服もTシャツも下着のパンツも濡れてしまいました。。。。
Tシャツの替えは持っていたのですが作業服とパンツは変えがなかったので偶然?持っていたジャージのズボンをノーパンではいて作業をしていました(´・ω・`)・・・幸いその日はお客様のご来店予定がなかったので早々に仕事を切り上げてシャッターを閉めて事務仕事に・・・やはりパンツなしでの作業は落ち着きません(^_^;)
われわれメカニックが一番たくさんする作業の一つが『エンジンオイル交換』だと思います。
ボルボももちろんそうですが、基本的にヨーロッパ車はエンジンオイルの量が国産車に比べてかなり多いです。
国産車だと3~4L程度が普通だと思いますが、欧州車は5L以上やメルセデスなどの7~8Lも特に珍しくありません。
(余談ですが、サンクス&トラストでは「ワコーズ」のエンジンオイルを使用していますが、ワコーズの担当者も「山本さんのところは工場の規模の割にはめちゃめちゃ早くエンジンオイルがなくなりますね!」と驚いていました。サンクス&トラストをご利用いただくボルボは、多くが一回で5.5L(オイルフィルター交換でやく6L弱)使いますので、国産車メインの工場と比べると倍くらいの消費量になります。)
これは、ヨーロッパはエンジンオイルの交換サイクルを長くして「廃油を少なくして」環境に配慮するという考え方(ただそれだとエンジンオイルの消費する分があるので、エンジンオイルを多くしてオイル消費に対応しています)で、対する日本はエンジンオイルを最小限にして交換サイクルは3~5~7千キロなど短めにして排ガスやエンジン内部の汚れをキレイに保つ&廃油は適切な処理場でキチンと処理する・・・・という考え方の違いです。
どちらが正解ということは一概には言えないと思いますが、『僕個人的』には後者の『日本的』な考え方が良いと思っています。
少し話は反れますが、一般的には所謂「モータース屋さん・中古車屋さん」の中古車よりも「ディーラーで整備した」中古車のほうが良いと言われます。
しかし先日オークションで輸入車を売買する業者の知り合いと話していると、「最近はBMWやアウディなどはディーラーからの出品の中古車は、エンジン周りをよく見ないと後でひどい目にあう事もある」と言っていました。
その理由は輸入車ディーラーの推奨するエンジンオイル交換サイクルはメーカー指定で例えば2万キロや2.5万キロなどでエンジンオイル交換をする為に、エンジンオイルの汚れがかなりひどくなりその結果オイルシールや各種パッキンからオイル漏れがひどかったりオイルラインが詰まって大きな修理代がかかった・・・・・と言ってぼやいていました(;▽;)
もちろんディーラーによっても早めのエンジンオイル交換を勧めているところも少なくないようですが、新車時などにボルボで言う「サービスパスポート」(3年間の消耗品の交換が無料になる)的なものは、規定の走行距離にならないと対象にならないため走行距離が4~5万キロの中古車のエンジンオイルがドロドロ・・・・ということらしいです。
話を戻しますが、こうした事情から「僕個人的」にはやはり「日本的」に早めのエンジンオイル交換をおすすめしています。
もちろん適度な時期(一般的には1万キロに一度程度)の『オイルフィルター交換』もしてくださいね。
それと最近のエンジンオイルは燃費を向上させるために所謂「サラサラ」なエンジンオイルを使用しています。
ただ2代目ボルボV70より以前(特に2000年代前半や1990年代)のボルボ車は、こうした「サラサラ」のエンジンオイルを使用するともちろん問題はありませんがエンジンの音が大きくなったり時折「エンジンオイル漏れ」が起こったりもします(^_^;)
特にこれからのように暑くなるとその傾向は顕著になる感じです。
そういった時はいくつかの対処法がありますが、サンクス&トラストでは「ワコーズ・パワーシールド」なんかをすすめしています。
エンジンのカチャカチャ音?なども小さくなったり、オイル漏れにも効果が期待できるおすすめの商品です!(^_^)
今回は車検整備でお預かりさせていただいておりますボルボV70(2004年式、YV1SW~)のお客様からのご依頼です。
ブレーキ時にブレーキペダルやボディが大きく揺らいだり、ブレーキペダルを一定に踏み込んでいっても「強弱強弱?(表現が難しいです・・・・)」な感じでスムーズにブレーキが出来ないとのことです。
実際に試運転をさせていただくと前述のようなブレーキングで、運転にものすごくストレスを感じて(ブレーキ時にストレスを感じる)気持ちよくない走りです。
実はこのお客様は3年前にもサンクス&トラストで車検整備をお受けいただいたのですが、その時にも今ほどではないのですがこの症状のご相談を受けていました。
一般的にはこのような症状は前後どちらかもしくは両方の「ブレーキディスクロータ」の不具合によるものなのですが、当時はこの2年前の車検かそれほど経たない前にご引越し前に関東地方のボルボショップで前後のブレーキディスクロータを交換されたとのこと・・・・
なので「そんなすぐにブレーキディスクロータが「反る(振れる)」ようになるの???」とのことで・・・・僕も確かにそんなすぐになるのかなぁ・・・といった感じで点検させていただいた感じでした。
当時はブレーキディスクロータの振れ幅を測定する「ダイヤルゲージ」を使って測定した結果、やはり4輪ともある程度の「振れ」があるのでやはり原因はブレーキディスクロータだと思われます・・・とお伝えしまして、まだそれほど振れがきついかんじではなかったので今回の車検までそのままになっていました。
ただ今回は症状がひどくなってきたのでブレーキディスクロータの交換もご依頼いただきました。
ちょうど前後のブレーキパッドの減りも交換時期だったので、タイミング的にはいい頃だと思います。
今回は前回の車検の時の測定結果もあり、前後両方ともブレーキディスクロータとブレーキパッドを交換させていただきました。
ボルボ純正よりもリーズナブルなOEM製品になります。
インターネットなどでは安価な(安価すぎる?!)ブレーキディスクロータやブレーキパッドも販売されていますが、今回のようにブレーキディスクロータの「振れ」が起きやすかったり、ブレーキ鳴きがひどかったり・・・・などの部品も大き販売されていますのでご注意が必要です(^_^;)
もちろんこれで今回はばっちり直りました!
一般的にはフロントのブレーキディスクロータに振れが出てくると、ブレーキペダルに伝わりやすく、リアのブレーキディスクロータの振れが大きくなってくっるとブレーキ時にボディが震える・・・ような現象になるのことが多いようです(もちろん一概には言えませんがね)
昨日はボルボV70(2007年式、YV1SW~)のお車とC70カブリオレ(2002年式、YV1NC~)のお客様がともにオルタネーター不良という偶然の修理がありました。
ボルボV70はオルタネーター本体(プーリ部)、ボルボC70は電圧を調整するボルテージレギュレターの交換になりましたが、両方ともうまい具合に部品を手配できたので当日に直してご引渡することができました(^_^)
こうしてロス?が少なく作業お引渡しが出来るのが理想ですが、多くの場合はなかなかそうはいかない感じです。。。(^_^;)
今回はボルボV70R(2005年式、YV1SW~)のお客様が「ずっとエンジンをかけていると急にエアコンが効かなくなる、しばらくするとまたエアコンが効いてくる」とのことでした。
もちろん色々な原因もあるとは思いますが、多くの場合は「エアコンコンプレッサー」のマグネットクラッチの不具合によるものが多いかと思われます。
エアコンの作動時にエンジンルームから「カチン!」と音がすると思いますが、これはエアコンコンプレッサーのマグネットクラッチが「電磁石」になっていて鉄板?のようなものが電磁石で引っ付く音です。
エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチ部分が熱を持ってくると、「電気抵抗」となってしまうためにマグネットクラッチが「電磁石」の役割を果たせなくなるのが今回の不具合になります。
ということでエアコンコンプレッサーの交換になります。
エアコンコンプレッサーは部品代だけでボルボ純正部品では10数万円(いくつか種類がありますが、概ね13~15万くらいのようです)もします!(;▽;)
サンクス&トラストでは信用あるOEM製品(多くの場合はボルボ純正と同じメーカー)を使用します。3~7万円くらいはお安くできると思います(コンプレッサーによって変わります)。
エアコンコンプレッサーはエンジン補機類の一番下についているので、パワステポンプ・オルタネーターを外してからエアコンコンプレッサーを取り出します。
オルタネーターを取り出す為にラジエター・アッパーホースのラジエター側も取り外す必要があります。
なので、ラジエターのアッパーホースの付け根のプラスチックが割れないかドキドキしながらの作業です(もし割れてしまうとラジエターの交換になります)
それとこのボルボV70Rは約18万キロ乗っておられるのですが、おそらくエンジンマウントが劣化しているせいか、オルタネーターなどが取り付けられている土台のステーとラジエターのアッパーホース口が干渉して、オルタネーターを取り出すことができないケースが少なくありません。。。。(>_<)
なので今回は右のエンジンハンガー(クランクプーリ下のエンジンマウントのようなもの)を外して、エンジン本体を上方にジャッキで持ち上げての作業です。
ただそれでもオルタネーターの取り出しはかなり困難です。。。。
今週末もボルボV70(2002年式、YV1SW~)のお車が同様の修理をさせていただきますが、これから暑くなってくるのでこの修理は毎年何台もご依頼いただく恒例?のようなものにも思えたりして・・・・(^_^;)
今回は初代ボルボV70(2000年式、YV1LW~)のお客様からのお問い合わせで「エンジンをかけてしばらくは大丈夫だが、しばらくすると『ウィ~』という感じで唸り音がする。パワーステアリングのサブタンクのオイル量をみても特に減っている感じはない」とのお問い合わせでした。
ということで福井県から御来店いただきました。 遠いところ本当にありがとうございます。
御来店いただきました時は確かにパワーステアリングのオイルが減っている時のようにかなり大きな「ウィ~~」と言う音がしています。
夕方に確認すると、たしかにエンジンをかけて10数分くらいはそういった異音はしないのですが、しばらくすると異音がしていきます。
パワーステアリングのオイル量を見てもちゃんと規定量が入っています。
実はずいぶん以前に同様の不具合を直したことがあったので、その箇所を確認していきます。
それは「パワーステアリングサブタンク」の不良です。
「例によって?」この前期タイプのパワステサブタンクは膨張してラジエターのサブタンクやコンピューターボックスに干渉していますが、一見して何か破損しているようには見えません。
しかし、パワステオイルを抜いて内部を見てみると・・・・(わかりやすくするために一部わざと壊しています)
内部からニョキっとパイプのようなものを出してきましたが、この長いパイプのようなものがコロコロと遊んでいます。
プレスチックの劣化になどによって内部に取り付けられている物が破損して落ちたようです。
ということでこのパワステサブタンクは交換になりますが、同じ前期モノのパワステサブタンクをつけても膨張して長持ちしないので、「後期タイプ」のパワステサブタンクと交換しました。
ただ上の画像のように後期タイプのモノはパワステホースの取付角度が違う為にパワステホース毎交換しないといけないので注意が必要です。
このパワステホースが約1.5万円もするんですよね。。。。(^_^;)
今回は初代ボルボV70AWD(1999年式、YV1LW~)のエンジン警告点灯のご依頼をうけました。
エンジンの警告灯は点灯してもボルボテスターで診断してみないと何が悪いかはわかりません。
よくメールや電話でのお問い合わせで「このまま乗っても大丈夫か?」とご相談を受けるのですが、正直何ともお答え出来ないのが難しいところです。。。((+_+))
ということでご来店いただきましてボルボテスターで診断してみます。
「ブーストプレッシャーセンサー信号異常」関連の故障コードが入力されています。
このブーストプレッシャーセンサーはインタークーラーからスロットルバルブへ向かうインテークダクトの途中に取り付けられています。
インテークダクトにかかる圧力を測っているセンサーと思っていただければと思います。
取り付けはネジやビスでのものでは無くて、「ツメ」のようなクリップで固定されています。
なので交換はさほど難しくありません。
このブーストプレッシャーセンサーの交換ですが、僕の経験ではこの初代ボルボV70ではあまり経験がなくて、2代目ボルボV70やボルボXC70の2000~2003年くらいの車(ターボモデルのみ)で時々あった気がします。
このブーストプレッシャーセンサーが悪くなると、エンジンの警告灯が点灯するだけでなく、加速時にアクセルを踏んでもスムーズに加速しない、ギクシャクした加速になる不具合になることが多いようです。
僕の好きな事の一つにヨーロッパサッカーを見ることがありますが、ヨーロッパサッカーのスケジュールは基本的にはこの5月でシーズンを終えます。
香川選手所属のドイツ・ボルトムントも先週の土曜日で今シーズンの全日程を終了しました(1ゴール、2アシストの大活躍です(^ω^))。
こういった海外サッカーを見ているのは「スカパー(スカイパーフェクトTV)」なのですが、こういった番組の契約は月契約で「自動延長」になっていることが多く、「解約手続き」をしないとサッカーのない来月も番組を見ることがないのに数千円払わないと・・・・ということになったりましす(>_<)
あとはインターネットで買い物をするときに、会員にならないと買い物が出来ない/お得にならないようになっていて、その後に毎日のようにDMなどが大量に来る・・・解約しようにも解約の仕方が非常にわかり辛い・・・のも困りますね。
楽○やヤ○ーショッピングとか何回も配信中止手続きしてるんですが、未だにけっこうDMが来ますね・・・・(;´д`)
今回はボルボXC90(YV1CZ~、2004年式)の車検整備をさせていただきました。
走行距離はもうすぐ16万キロに届こうかという感じですが、快調ですしお客様ご自身も特に気になっているところはないよ!とのことでした。
エンジン周り・下廻りをチェックさせていただいた感じでも特に悪そうなところも少ないので、「フィルタや油脂類などの消耗品の交換だけで済みそうかな?」とおもいつつ各部をチェックしていきます。
ただふとアイドリング時にエンジンから不定期に「カチャカチャ?」とか「キチキチ?」というような異音がします。
「???」と思いながらエンジンルームを確認します。
音の出ている部分はタイミングベルトかドライブベルト付近のようです。
まだ見ていなかったドライブベルトのチェックをすると・・・
こんな感じで各種に亀裂が入っています。
これが音の原因でした。 車検なのでちょうどいいタイミングかな?と思って取り外すと・・・・
一部がこうしてけっこうな長さで「裂けている」感じで、ちょうど交換時期どころかギリギリというか遅いくらい?でしたね(^_^;)
このボルボXC90は2.5Tのエンジンなので、ボルボV70などと同じです。
ボルボ940やボルボ240などと違って、この「リブベルト」タイプ(縦溝)のドライブベルトはこうなっても千切れたりはしにくいのが利点です。
1本のドライブベルトで全ての補機類を駆動しているので、非常に大事な部品のひとつですね。
今回は前回のブログと同じお車になりますがボルボV70(2002年式、YV1SW~)のお客様からのご依頼です。
エンジンの警告灯が点灯したままになっています。しかしエンジンの調子は特に悪いことは無いようです。
ということでボルボテスターで確認してみます。
フロントO2センサーの不具合と出ています。
この頃のボルボV70などでは比較的よくある?!不具合の一つです。
O2センサー(ラムダソンドセンサー)の機能は、排気ガス中の酸素の量をエンジンコンピューターに送るものです。
エンジンコンピューターは常に一定の量のガソリンをインジェクターから噴射させているのではなくて、こうしたO2センサー(ラムダソンドセンサー)や水温センサー・エアマスメータなどの信号を総合的に判断して細かくガソリンの噴射量を調整しています。
なので本来はこのO2センサー(ラムダソンドセンサー)が不具合を起こすとエンジン不調を起こすことが多くなります。
今回の不具合もそうですが、1999年式以降くらいのボルボV70などのこのフロントのO2センサーのよくある不具合はエンジン不調が起こらないことが多いです。
それはこのO2センサー(ラムダソンドセンサー)の機能の中の「予熱ヒータ」の機能が壊れることが多いためです。
「予熱ヒータの機能」というのは、このO2センサー(ラムダソンドセンサー)の酸素濃度を測定する機能というのは構造上ある程度センサーの温度が暖まらないと機能し始めません。
要はエンジンの冷間時には機能しにくいということです。
そうなると「排ガス対策」的にはよくありませんので、冷間時に電気で予熱させる機能がついています。
その機能が壊れることが多いというわけです。
当然エンジンがかかってしばらくすると排気ガスの熱でセンサーも温められますので、ガソリン噴射に関わる機能には問題がなくなります。
なので走行には特に不具合がおこらなくなります。
ではそのままでも良いのか?というともちろんよくありません。
この場合エンジンの警告というは点灯したままになるので、もし他に重大な不具合が起こってコンピューターが警告灯を点灯することになってもいつも点灯しているので新たな不具合が起こってもそれをドライバーは察知できません。
なのでやはりしっかり直されるべきだと思います。
今回はフロント側のO2センサー(ラムダソンドセンサー)を交換させていただきました(もちろんリア側もありますし、車によってはフロント2個、リア2個合計4個ついているものもあります。)
今回もボルボ純正よりもリーズナブルなOEM製品を使用させていただきました。
車によってこのO2センサー(ラムダソンドセンサー)の種類も取り付け場所も異なるので注意してくださいね!