滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
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4/22(水)は 終日お休みとさせていただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。
今週は大阪からのお客様でボルボV90(1998年式、Wモデル)の車検整備をご依頼いただいております。
一般的な車検整備の他にいくつかご依頼項目があるのですが、その中に「最近すごくうるさく?なった感じがして子供にも指摘された」とのことでした。
弊社の以前のブログも見ていただいていて、「エンジンマウントとかわるいのでしょうか?」とのことでした。
ご入庫いただいた時にさっそくエンジンをかけて動かそうとすると、「ゴゴゴゴ・・・・」といった感じでエンジンの新動がモロにボディに伝わっている感じです。
ある意味典型的?なエンジンマウントが劣化した時の症状です。
ということで、車検整備と一緒にこの振動の原因となる「エンジンマウント」と「ATミッションマウント」の交換をさせていただくことになりました。
これがエンジンマウントです。エンジン本体とボディに繋がる通称クロスメンバーとよばれるフレームの一部の間に「挟まって」います。
エンジンはかなりの重量なので、このエンジンからの振動をこの丸いゴムが吸収するわけです。
当然?経年劣化等により悪くなってくるのですが、エンジンの重みに耐え切れなくなってくると縮んでしまってエンジンが下方向に落ちてきます。
すると・・・
エンジンが下がってくると、赤矢印の部分の隙間がなくなり(画像は新品のエンジンマウント装着時の隙間です)エンジン下部のエンジンオイルパンがクロスメンバーに乗っかってしまうことになります。
交換した部品と新品の部品を比べると一目瞭然です。
**エンジンマウント(左右)
**ATミッションマウント
両方の画像とも左の劣化した部品と比べて右側の新品のほうがはるかに「背が高い」のがお分かりになられると思います。
これで本来のボルボV90の滑らかな振動になってまるで別の車になったかのような気にもなります(^_^)
基本的にはボルボV70なども同じ構造ですので、年数がある程度経過したり走行距離が多くなってきた場合は交換してみるのも是非ご検討くださいね!
エンジン周りはこのエンジンマウント等、足周りはショックアブソーバーを交換すると抜群の乗り心地になりますので!!
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