滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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今回はボルボV90(1998年式、Wモデル)のお客様から「メータ上に矢印マーク(↑)が点滅して、同時にシフトレバー部のところのモード設定のランプも点滅している」とのご連絡を受けました。
この「メータ上に矢印マーク(↑)が点滅して、同時にシフトレバー部のところのモード設定のランプも点滅」というのはボルボ960系、ボルボS/V90で「ATオートマチックトランスミッション関連」の異常が感知された時に点滅します。
エンジンで言う「ラムダマーク」やエンジン異常警告メッセージのと同じものです。
何が悪いかはテスターで診断しないとわからないのでご来店いただきましてボルボテスターを繋げて見てみると「ギアポジションセンサー(インフィビタースイッチ)」の不具合のようです。
ギアポジションセンサー(インフィビタースイッチ)とはシフトレバーがどの位置(PとかDとか)にあるかを検知しているセンサーになります。
このボルボS/V90やボルボ960、ボルボ850なんかではある程度お馴染み?!の不具合です。
このボルボV90のギアポジションセンサー(インフィビタースイッチ)はATミッションの右側とマフラーの狭い隙間にいます。
本来はこのマフラーのフロントパイプを脱着して交換すると思うのですが、このフロントパイプを外すと取り付けがなかなか大変な時も多いので(排気漏れが止まらない時もあり・・・(^_^;))、狭い場所でなんとか交換するようにしています。
このギアポジションセンサー(インフィビタースイッチ)の内部の電気の接点部分ですが、内部の「グリース(油)」が固形化してきて、接点のバネ・スプリングがうまく当たらないなどでトラブルになることも少なくありません。
前述のボルボS/V90やボルボ960、ボルボ850なんかでATミッション系の不具合/警告灯が出たときは一番可能性の高い部品かなとは思います。
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