ボルボ240 冷間時のエンジンのアイドリング回転数が高い

   

ボルボ240 冷間時のエンジンのアイドリング回転数が高い

2015.03.12

昨日は3/11・・・あの東日本の未曾有の大震災から4年になる日です。

このサンクス&トラストも来月で4周年を無事に迎えることが出来そうですが、4年前の3/11はこのサンクス&トラストの開業前で自宅で色々と準備をしている最中でした。

滋賀でもかなり横にスライドするような揺れがあり、時々起こる震度3程度の地震では全く反応しない我が家のトイプードルのプルもかなり怯えていましたし、僕も今まで経験したことの無い地震だったので直感的に「これはヤバい・・・・」という感じでその後はテレビに釘付けでした。

もう4年経ちましたが、まだまだ被災されて復旧など出来ていない所・人も多いようです。

1日も早い復旧を祈るばかりです。


今回はボルボ240(1992年式、Nモデル)の車検整備をさせていただいていますが、冷間時にエンジンをかけるとエンジン回転が1500回転以上に上がって落ちてきません。

水温計が真ん中くらいに上がってきてからアクセルを吹かすとようやく落ちてきますが、それでも若干まだ高い感じです。

車検整備なのでエンジンの基本アイドルの点検/調整もしますので、合わせて見ていきます。

先ずはスロットルバルブのアクセルワイヤーのリールを触って、「スロットルスイッチ」のアイドル接点の簡易点検をすると・・・・マイクロスイッチの音がしません。

つまり、スロットルスイッチはアクセルを踏んでいる状態として信号をコンピューターに送っていることになります。

「やっぱこれか・・・」と思いながら、先ずはスロットルバルブとIACモーター(アイドリングバルブ)を外して清掃します。

綺麗にしてからスロットルスイッチの調整をします。

3mmの六角レンチを使ってアイドル接点の調整をします。

この後に組み付けてから最後にスロットルリンクロッドの調整をします。

よく何も分からず上の画像のスロットルリンクの調整部分だけでアイドリングをあげたり下げたり(実際には上がりはしますが下がりはしないと思います)する人/業者さんがいますが、もちろんダメです。

スロットルスイッチの調整をしないと今回のような現象になったりします。

僕がボルボディーラーに勤め始めた1990年(1989年だったかな?)ころは、まだボルボ240、ボルボ740の時代だったので、毎日ように何度もこのスロットルバルブの脱着/調整ばかりをしていたなぁ。。。。(^_^)

せいや。
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