ボルボV70 ダイレクトイグニッションコイル交換

   

ボルボV70 ダイレクトイグニッションコイル交換

2014.12.23

12/24(水)は 終日お休みとさせていただきます。
ご迷惑おかけ致しますがよろしくお願いいたします。

今朝のニュースを見ていると、同じ滋賀県で車に関する痛ましいニュースに目が行きました。

大型トラックの運転手さんがガソリンスタンドでセルフ(運転者の方がお自分で)でタイヤの空気を入れている最中に、そのタイヤが破裂してその衝撃か何かで体を打ちその後亡くなられたようです。

以前タイヤ関係の人に聞いたことがあるのですが、あまりニュースにはならないが毎年のように何人も?同じような感じで事故が起こって重症や死亡、タイヤ屋さんでタイヤ交換の際にもそうした事故は起こっているそうです。

乗用車では死亡や重症まではそれほどないようですが、やはり大型のトラックでは空気圧も段違いに高いので、さながらちょっとした爆弾っぽい破壊力?もあると聞いたことがあります。

詳細が伝わっていないので原因まではわかりませんが、タイヤの劣化/品質不良・空気圧の入れ過ぎ等が一般的に考えられます。

この時期はガソリンスタンドさんやカーショップやタイヤ屋さんなどはかなり忙しく、専門の整備士や社員さんだけでなくあまり経験のないアルバイトの人がそうした簡単な許可のいらない業務を行って失敗やトラブルを起こしたりもあると聞いたこともあります。

僕の経験でも昔の職場で新人に「タイヤの空気圧を『2.4kg/**』に合わせておいて」といったところ、しばらくして「「タイヤゲージ振り切りそうまで空気入れたのですが、『24kg/**』まではメモリがないのですが・・・」と言ってきました・・・・

あやうく今回のような事故になっていたかもですが、「それくらい?」知っていると思っていた僕の責任かもですが(ただ専門学校を出て2級自動車整備士の資格を持っている新人クンでしたので「それくらい」は知っていると思っていたのですが、現場に出るとまた違うようで・・・)、経験の少ない/無いアルバイトとかの人やドライバーの方ですとそういったトラブルも実際にあるんやろな・・・と思った事故でした。

僕の仕事も危険と隣り合わせなので、もうちょっと気を引き締めて仕事をしないといけませんね。。。。


今回はボルボXC70(2002年式、YV1SZ~)のお客様から「エンジンの調子が悪くなったので持って行きますね」とのご連絡を受けました。

ただこのお客様は夏頃にもおなじようなトラブルが起こりまして、そのときはエンジンのスパークプラグに点火させる「ダイレクト・イグニッションコイル」の不具合でした。

おなじような症状でしたのでお客様も「また違う箇所のダイレクトイグニッションコイルの不具合のように感じる」とのことでした。

ご入庫いただきましてボルボテスターで診断します。

履歴を見てみると、夏に不具合が起こったときは「NO2及びNO3のダイレクトイグニッションコイル不良」だったのですが今回は・・・

「NO3及びNO5」のダイレクトイグニッションコイルの不具合です(^_^;)

う~む、残るは「NO1」のダイレクトイグニッションコイルか?!

今回の交換も中古部品を使用してのダイレクトイグニッションコイルの交換ですが、こういった場合は新品にするか?全部を新品にするか?不具合起こったときには今回のように中古部品で対応するか?などいろいろな選択肢があります。

乗られているオーナー様のご事情や考え方もありますので、そういったことをふまえて色々とご相談させていただくスタイルでやっていますサンクス&トラストです(^_^)

せいや。
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