ボルボXC70 ヒーターコアOリング 緊張する冬季のプラスチック部分の作業

   

ボルボXC70 ヒーターコアOリング 緊張する冬季のプラスチック部分の作業

2013.12.09

先日に来年ブラジルで行われるサッカーのワールドカップの予選グループの組み合わせが決まりましたね。

もちろんどのグループに入っても実力上位の強豪と当たるのですが、それでも日本は「くじ運」が良かった感じはあります(^_^)

日本はC組でコロンビア・ギリシャ・コートジボワールと同じでこれら3カ国はもちろん強豪で日本よりは確実に実力はありますが、ベスト4を狙うにはちょっと力不足・・・のような感じで、要は「なんとかならなくはない?!」相手だと思います。

A組・B組・G組になんて入った日なにゃ~・・・もうほとんど「3敗・・・」濃厚な感じですしね。。。。オーストラリアやアメリカは気の毒ではあります。。。。

ちなみに余談ですが、、よくテレビでも見かけるサッカーの順位の「FIFAランキング」というのは実力とはかけ離れたランキングで、事実上・強い/弱いの目安にもならない程度なので無視することをおすすめします(^_^;)

さて昨日は夜になって急に冷え込んで、表に出していた車のフロントガラスの表面が薄く凍っていた感じでした。

こう寒くなってくると、この冬前に思い切ってかった「ジェットヒーター」が威力を発揮してくれます!(^O^)

でもちょっと前の夜に、工場のシャッターを締め切ってこのジェットヒーターを全開にして「ぬくぬくで仕事しやすい!」と喜んでいながら作業していたのですが、しばらくすると頭痛が・・・・おそらく軽く一酸化炭素中毒っぽくなったのかも・・・気を付けないとですね。。。

人間と一緒?で車も寒い時期は弱い部分は少なくありません。

それはプラスチックや金属以外を使用してしている部品等は冬季の寒さで割れやすくなったりします。

特に年数の経っている車の部品は「経年劣化」も加わりますし、それでなくても「夏は極度の熱さ&冬の寒さ」を繰り返す部位も多いので尚更です。

今回作業させていただいたボルボXC70(2001年式、YV1SZ~)の『ヒーターコアのOリングからのクーラント漏れ』もそのひとつです。

この『ヒーターコアのOリングからのクーラント漏れ』は2代目のボルボV70など(主に2003か2004年くらいまでが多いですね)でもよく見かけます。

エアコンフィルター(ポーレンフィルタ)を交換するときなどに、グローブボックス(車検証入れ)の下のカバーを外した時に「濡れた痕がある」ようでしたらこのヒーターコアOリングの不良です。

矢印の白い痕がクーラントが乾いた痕です。上部にはまだ少し緑色した痕もあります。

この作業自体はそれほど大変ではありませんが、「Oリング交換時にヒーターコアの挿入口のプラスチックが割れたらヒーターコアの交換になる。。そうなるとダッシュボードを外しての交換になるので大変な作業になる・・・・」といった感じで『ビビリながら』の作業になるのでいつも緊張してしまう作業です。

グローブボックスを取り外すと・・・

中央付近に見えるこの2箇所のクリップ&Oリングを交換しますが、その周りのクリーム色の部分がヒーターコアの「口」なのでその部分を割らないように注意しながらの作業です。

なので僕はいつも「ヒーターガン」で十分に暖めてから作業に移ります。

ゴムのOリングがカチカチに硬くなってプラスチックのようになっています。

クリップは取り外し時には適当に切断したほうが取りやすいので画像のようにバラバラになっています(無理して外そうとしてヒーターコアのプラスチックを損傷させると大変なので・・・)

せいや。
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