ボルボV70 カムシャフトシール交換

   

ボルボV70 カムシャフトシール交換

2013.07.26

今日はずいぶんと久しぶりに昔一緒に働いたこともある遠方の知人が近くまで来たとのことで立ち寄ってくれました。

保険関係の仕事もしているせいか、どうしても接待?的な食事時も多いようで、見事なくらいにブクブクと肥えていました(´・ω・`)(まぁ僕も人のことは言える場合ではありませんが・笑)

「お互い様やなぁ(笑)」と言いながら笑っていましたが、もういい歳なので節制も本気で考えないと・・・と思いつつ「まぁ明日から・・・・」と15年以上思い続けている気もします(笑)

体重管理といえば、ウチのトイプードルのプルにも気を使っています。

まぁ運動は大好きみたいですしまだまだ暴れまわっていますが、もう人間で言えば僕と同じくらいか少し上くらいかもですね(8歳だったと思いますがちょっと忘れました)

今回はボルボV70(1999年式、YV1LW~)のお客様から「急にオイル漏れがキツくなってきた」とのことでした。

見てみるとちょうどドライブベルト下くらいや右のドライブシャフトのインナーブーツの上くらいの部分が全体的にエンジンオイルで濡れています。

カバーを外して見てみても全体的に広がっているのではっきりとした箇所が変わりにくい感じです。

このボルボV70はこれまでずっとしっかりとメンテナンスをされてきているとはいえ、走行距離が20万キロを超えていますのでいくつか複数の原因が予想されます。

一番最初にかんがえられるのは『カムシャフトフロントシールの劣化によるオイル漏れ』です。

ただ見ている感じではエンジン本体の一部でもあるシリンダーヘッドのつなぎ目からも滲んでいる感じもしなくもないです。。。。

もしそうなると大掛かりな作業になるのでそれが原因でないことを祈りつつ作業に取り掛かります。

この「カムシャフトフロントシール」を交換するのには「タイミングベルト」を外し、カムシャフトプーリを取り外します。

取り外してみると結果的に原因は『インテーク側のカムシャフトフロントシール』からの漏れでした(なので、ちょっと安心しました(^_^;))

この部分からオイルが流れている感じで、この丸いシール自体が半分手前に抜けかけています。

表面はゴムなので劣化によって「痩せて」しまっています。

本来ギュッと半分叩いて押し込まなくてはならないのに、「スカスカ」な感じで簡単に指で脱着出来てしまいます。

1万キロほど早い感じではありましたが、せっかくタイミングベルトを取り外しましたので、タイミングベルトと各プーリとウォーターポンプも同時に交換させていただきました。

本来は「エキゾースト側のカムシャフトフロントシール」交換すべきなのですが、こちら側には『VVC・可変バルブ』式のカムシャフトですので、このプーリを脱着する際には専用の特殊工具を使用して脱着しないといけません。

(今回作業したインテーク側ももちろん専用の特殊工具を使用しないといけないのですが、ぶっちゃけ無くてもなんとかなります(^_^))

そうなると反対側も外してちょっと大掛かり??になりますし原因もはっきりしていますので、お客様と相談しまして今回は交換はしないということになりました。

せいや。
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