ボルボV70 真っ直ぐに走らない ステアリング(操舵系)の様々な要因

   

ボルボV70 真っ直ぐに走らない ステアリング(操舵系)の様々な要因

2013.06.17

連日暑い日が続いていますが、地球の反対側でもサッカーの暑い戦いが繰り広げられていますね。

サッカー・コンフェデレーションカップが来年のサッカーワールドカップの行われるブラジルで行われていますが、日本代表はいきなりの地元でありもちろん優勝候補筆頭のブラジルとの対戦でしたが・・・

う~ん、わかってたこととは言え、レベル差がありすぎる感じでしたね。。。(>_<)

でも来年に向けて課題も多くわかったことだし、修正して行ってもらいたいですね。

前回のワールドカップでもそうでししたが、10回やって1.2回しか勝てない相手でもワールドカップのような1っ発勝負の勝敗はどうころぶかわからないものですから諦めずに頑張って欲しいものです(^O^)

今週はこれまた強豪のイタリア(とはいっても最近のイタリア代表は昔に比べてかなり小粒な印象は否めませんが・・・)ですので、頑張って欲しいものです。

今回はボルボV70(2002年式 YV1SW~)のお客様からのご依頼でしたが・・・

1)ガソリンスタンド(だったとおもいます)で格安(?)の車検に出して帰ってきたら、ハンドル(センター)が狂っていたので真っ直ぐに直してもらうように再依頼したが直らない。

2)ということなので、4輪ホイールアライメントを持ったお店を紹介を受けてそこに持ち込むと帰ってきたら今度は左に左に流れるようになった・・・4輪ホイールアライメント調整料として2万円も払ったのに!

3)なのでそれを直してと何度も持ち込んだが一向に直らない

とのことでした。

最初はもちろんそんなことはなかったとのことでしたので、おそらく車検時に『サイドスリップ』を調整する際に『トーイン』を調整して、その時にステアリングタイロッドの調整を左右均等にしなかったために、ハンドルセンターが狂ったのだと思います。

そしてさらに『4輪ホイールアライメント』を調整する際に、必要のない部分の調整などをして言ってしまえば「わけわからん」状態になったのではないかなと思います。

ホイールアライメントの上手な人?に聞くと、一口に『4輪ホイールアライメント調整』といっても作業段階は様々有り、数百万円する『4輪ホイールアライメントテスター』も『計測するだけの機械』なので実際の『調整作業』は人が行うものですから未熟な技術の人やお店が導入して高い費用だけとって結局対して車には良い変化は見られない事はよくあるそうです。

まぁたしかにそれはわかる気もしますね。

なので今回のこのボルボV70は、ある程度初期設定??的な調整をしてあげると左に流れず多方真っ直ぐ走るようになったので良かったのですが・・・『根本的』におかしなことがありました。

それは右のタイヤをジャッキアップしてタイヤを揺らしてみるとガタつきがあります。

調べると『ステアリングタイロッド』のボールジョイント部の摩耗でした。

この部品の「ガタ」があれば、フロントのホイールアライメントは一定になりません。

ホイールアライメントを調整する以前のもっとも基本的なチェックが行われていないということになりますね。

このように『4輪ホイールアライメント』は人間で言う『骨格調整』みたいなものですからされた方がいいと思います。

ただそれ前に今回のようなサスペンション部品のチェックや、

このように『肩減り』したタイヤの交換等の基本的なことをされてからおほうがいいかなと思います(^_^)

せいや。
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