把握しやすい修理・しにくい修理

   

把握しやすい修理・しにくい修理

2011.05.04

社会人になって自動車の修理に出会って約24年・ボルボに出会って約21年色々な修理・整備を等をさせていただきましたが、もちろんやり易い/簡単な修理からやりにくい/難解な修理・・・正直言いますと原因が全くわからず直せなかったことまで様々です。

やり易い/難しいといってもそれが車の構造上で変わるものと、原因を把握するのにというのと2種類あります。

車の構造上という観点からするとボルボは比較的やり易いほうだと思います。特にボルボ240や940などFR系はそうですね。私も得意な分類です。ただし最近のボルボ車・V8エンジンなんかは???という感じです。

先のブログのアルファロメオなんかは昔から?作業がしにくいのは有名?ですね?!

フォルクスワーゲン・グループでもゴルフとかはさほどでもないけど、アウディはすごくやり難いところがあったりとまちまちです。

よくメカニックの間で話す内容に、すごく作業がしにくい部分は「メーカーの設計者は設計段階でメンテナンスすることを考慮してないんか?」とか「設計者は自分で設計段階で作業したりしないんやろか?」とか愚痴ることも多々?ありです(笑)・・ほんとに「あと1センチ隙間をあけてくれてたらいいのに・・・」ってこともよくあります。

まぁ「やり難ければ外す」これが基本なんですよね。

さて、修理しやすいものと言えば「目に見える不具合」だと思います。

画像はボルボ850やS/V70系のフロントスプリングシートの亀裂です。こういったのは明らかですのでこの部分を交換すればOKです。

「難しい」ことは本当に様々ですが、代表的なものに「異音」があります。

走行中にしか発生しない音なんかは走行しながらは事実上難しいので、音を確認して「この辺かなぁ」とその部分を探ったりします。異音の部分を聴診器みたいなものを各所につけてそれをスイッチで場所を切り替えながら探る機械もありますが、あんまり役に立ったことはないです(笑)

以前、ボルボV40のリアからの異音の修理を依頼されましたが、僕が確認しても全然異音が発生しません。でもセールスマンと同乗すると「あぁ、今してますよ!」と言いますが僕には全く聞こえず「???」。

人により聞こえる/聞こえないというのと後は「年齢」から聞こえる/聞こえないというのもあるそうです(年齢が上がるにしたがって高音が聞きずらくなるそうです)

その時はセールスマンに状況を聞き、「その音ならショックアブソーバーやろ」と思い交換して直ったのですが、密かに「あぁ、これも「おっさん化現象」の現われなんやろなぁ・・・・・・」と一人落ち込んでいたものです(笑)

せいや。

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