ボルボV70、リアタイヤが偏摩耗する(片減り)

   

ボルボV70、リアタイヤが偏摩耗する(片減り)

2011.11.17

お知り合いの方が最近トイプードルを飼われて昨日連れてきていただきました。

まだ生後半年ちょっとの女の子ですが、とても怖がりで僕が抱いてやるとぶるぶる震えが止まりません(=_=)

そんなに怖がらなくていいのになぁ。。。。。

それに比べてウチのプルは「ふてぶてしく」も、僕の座椅子で手足を伸ばしてご休養です。

呼ぶと画像のような感じで顔だけ上げて「何か用?」って言ってるみたいですよね?!(-_-;)

本日はボルボV70(1999年モデル)のお客様が三重県からご来店いただきました。

本来はこのブログでも何度もご紹介させていただいています「ABSユニット(コンピューター)」の修理でご来店いただきました。

地元のディーラーさんでABSコンピューターの交換が必要と診断されたとの事で、thanks&trust(サンクス&トラスト)をホームページ経由で知っていただきご来店いただきました。

7/30ブログボルボV70のABSユニット修理や9/13ブログボルボV70、エンジン不調をご参照いただけましたらと思います。

またホームページの左側の「サイト内検索」で「ABS」等で検索いただけましたらまたその他のABSに関するブログ記事がご覧いただけますのでまた見ていただけましたら嬉しいです(^_^)

その作業中にお客様が「以前リアタイヤの内側がすごく減って半年くらい前に交換したんやけど、また減っていないかなぁ」とお話でしたので念のためにチェックしてみますと・・・

ご覧のようにもうワイヤーが見えるくらいまで「偏摩耗(片減り)」して非常に危険な状態です。

リフトアップしてリアのサスペンション廻りを確認します。

画像は別の車のもの(またもや画像がしっかり撮れていませんでしたm(__)m)ですが、「トレーディングアーム」や「アクスルビーム」などと呼ばれるリアのアクスルのメインとなる部品がわずかに「反って」います。

左右に走っているこの部品はアルミ製で頑丈なものなのですが、意外と曲がったりすることがあるのです。

それは道路のセンターラインによくある「キャッツアイ」のようなものに高速で「ガン!」と乗り上げただけでもホイールからの圧力がかかり、画像の様に先になるにしたがって細くなるためにその圧力のストレスに耐えれずに「反って(曲がって)」しまうことが実は珍しくありません。

この為にリアタイヤのホイールアライメントが狂ってしまってタイヤの偏摩耗が起こってしまいます。

こうなるとこのトレーディングアームを交換するしか方法はありません(多少なら調整も出来ますが、ここまで偏摩耗するほどになると交換になります)。

もちろんご想像の通りかなりの高額な部品になりますので新品でというのはなかなか難しいですね。

なので中古パーツでご対応させていただくように手配をされていただく事になりました。

お客様は「半年前にタイヤ新品にしたばっかりでそんなに走ってないのに・・・・」と嘆いておられましたが・・・・・

その時にはすでにこういう状態になっていたということですね(>_<)

せいや。

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