滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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今日はめっきり寒くなりましたね。
夕方はトレーナー1枚では寒くて・・・って感じでした。
北海道の「怪盗仲間」からは北海道の旭川では初雪が降ったそうです。
こうやって日1日と秋が深まって冬にかわっていくんですね(^_^.)
今回はボルボV70のエンジン不調でアクセルを踏んでもエンジンが付いてこないという感じです。
少しなら動きますが「走行する」にはちょっとむずかしい感じでしたのでレッカーで搬入させていただきました。
おおよその故障個所の検討は付いていましたが念の為にボルボテスターで診断してみます。
ETM不良とあります。
エレクトロリック・スロットル・モジュール→「電子スロットル」の異常です。
1999年式途中から以降のボルボV70など(ボルボS80などはもう1~2年早かったと思いますがはっきり記憶が・・・)は「アクセルワイヤー」というのが存在せずにアクセルの踏み込んでいる角度をコンピューターで認識して「デジタル」的に電気でスロットルバルブを開閉するようになりました。
アクセルワイヤーの時代はこの「スロットルバルブの開閉」が誤作動することが事実上なかったのですが、この電子スロットルと呼ばれるようになってからはその構造上こうした故障や誤作動がおこる場合があります。
僕も何度か経験があるのですが、走行中に突然アクセルを踏んでもエンジン回転がどんどん下がってきて「えっ?えっ?」みたいな感じで途中で止まってしまう感じになります。
多くの場合はしばらくそのまま数十分すると通常状態に戻りまたしばらくすると突然同じような症状になる感じです。
こうなってしまうと基本的にはこの電子スロットルボディの交換になってしまいます。
このボルボV70は「NA」・ノンターボですので交換はすごく簡単です。
ただ配線ケーブルがセルモーターの後ろを通っているのでセルモーターを一部外さなくてはいけないのですが・・・
さっそく取り外しをしますと「お馴染み?!」のようにカーボンで真っ黒けです。
この汚れがどこまでこの電子スロットルに影響しているかはわかりませんが、エンジンの「ハンチング」などにはこの汚れの除去で直ったりするのは8/28ブログ電子スロットルバルブの清掃でもご紹介させていただいていますのでご参照くださいね。
この電子スロットルボディは交換をしただけでは作動しません。
コンピューターにソフトウェアをダウンロードしないと作動しないのです。
この電子スロットルボディはボルボ純正価格¥144,900!!もします(ソフトウェア等別途)
thanks&trust(サンクス&トラスト)では別ルート取り寄せできるボルボ純正部品の為¥99,750(ソフトウェア等別途)でご提供させていただいています。
また同じような症状が出たことがあるお客様は一度thanks&trust(サンクス&トラスト)までご相談くださいね!
せいや。
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