滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
← 走行距離が少ない車の整備 一見すると大丈夫でも劣化が進んでいることもあります。 →
先日ご入庫いただいたボルボ850のお客様なのですが、thanks&trust(サンクス&トラスト)のホームページの僕の略歴を見ていただいて僕がずっと昔に少しだけマツダに居たことを見られて「〇〇(名前)ってその当時部品の所長にいたの知ってますか?」と聞かれたのですが、ちょっと思い出せなくそうお話しすると「実は僕の父なんです」とのこと。
すぐに今も交流のあるマツダの人に電話して聞いてみると「〇〇〇な感じの人おられたわ、確かせいやも知ってるはずやで」とのこと。
世の中どこで人の輪がつながっているかわからないですね。
そうお話をした後に8/18ブログボルボ240のストップ球(ブレーキ球)不良でご紹介させていただいたボルボ240の画像を整理していたのですが、このボルボ240のエンジンルームは1988年くらい以降のボルボ240とかと一目で雰囲気が違います(ボルボ240オーナー様以外はわからないかもですね・・・・)
何が一番違うかというと燃料の噴射方式が違うんです。
といっても何のことかわかりませんよね?!
エンジンはもちろんガソリンをエンジン内に送り込んでそれを着火して爆発させます。
そのガソリンを送り込む方法が昔は「キャブレター」を使っていたのですが、近年・自動車はほとんど(全て?!)インジェクション方式にかわりました。
これは「インジェクター」からエンジン燃焼室内にガソリンを噴射するのですが、その「インジェクター」を作動させるのに近年は「電気」で作動させます。
もちろん「コンピュータ」で制御されて、適切なエンジン回転になるようにその噴射時間を調整します。
国産車は「キャブレター」→「電気式インジェクション」に変化していった車が多いと思うのですが、メルセデスベンツやBMWやVWやもちろんボルボなどの欧州車は「キャブレター」→「機械式インジェクション」→「電気式インジェクション」の車が多いように思います。
これは欧州の部品メーカー「ボッシュ(BOSCH)」の影響かもしれませんね。
その「機械式インジェクション」が搭載されていた時代のボルボ車が今回のボルボ240なんです。
僕が「今は無き」ボルボの販売台数を長年ずっと「日本一」誇っていた京都のボルボディーラーに就職して、名古屋にあるボルボのトレーニングセンターの研修で「初心者研修」みたいなものに行ったときには最初にこの「機械式インジェクション」のシステム「Kジェトロニック」の事を習いました。
今はもちろんそんなことを習うこともないでしょうが・・・(昔は景気も良かったのでいろんなメカニック研修・トレーニングに行かせていただけましたが、今はディーラーさんでも厳しいご時世ですので研修やトレーニング自体にあまり参加できないとの話も聞いたり聞かなかったり・・・)
今はディーラーさんのメカニックさんでも、このKジェトロニックのエンジン調整が出来る人はほとんどおられないでしょうね。。。。
せいや。
トラックバック URL
コメント & トラックバック
コメント フィード
コメント