滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
← やらかしてしまいました・・・・ うかつにさわってしまうと・・・・ →
アナログ放送が終了した7/24日に家のテレビが映らなくなったのですが、我が家は2年ほど前に地デジ化になっている&ケーブルテレビ放送なので「???」と思いながらチューナーやら後ろの配線をいじっているとアンテナコードの不良だということがわかりました。
一瞬「アナログ放送終了による何かの影響か?」など考えたのですが単なるコードの不良でした。何もこのタイミングでおかしくならなくていいのに・・・
こういった「このタイミングで壊れなくてもいいのに・・・」ということは車の世界でもよくあるんです(+o+)
たとえば車検整備をさせていただいた後に何かのセンサーの不具合が発生してエンジン不調になったり・・・車検整備では広範囲に渡った箇所の整備をさせていただきますが、やはりその範囲に入らない部分やセンサーやコンピューター系のようにいつ壊れるかわからないものも車の部品には多く使われているので。
でもお客様からすれば「車検後にエンジンがおかしくなった」と思われても実際には仕方ないことだと思います。
しかしこういったときは誠意をもってご説明させていただくしか方法がないのでやはり日頃のお客様との信頼(トラスト)関係を築いていかないということになりますね。
以前の職場で車検と鈑金でお預かりのボルボV70があったのですが、車検を終えて鈑金工場に移送して数日後に鈑金工場から「エンジンが突然かからなくなった」と連絡がありました。
鈑金工場に出張して調べてみると盗難防止のシステムの「イモビライザー」のコンピューターが突然壊れたのでした。
この「イモビライザー」はボルボ車では96年以降の車についているのですが、キーの中に「チップ」が埋め込まれていてその信号を車内の「イモビライザーユニット」が感知します。
なので「鍵」の部分だけ複製したとしても、その車に登録されたチップからの信号が無い限りセルは回るけどエンジンがかからない(エンジンコンピュータがイモビライザーの信号を受け取らないと作動しない)ということになります。
通常はこのキーの中の「チップ」が何かの影響で破損するときがたまにあるのですが、この時のボルボV70はコンピューター側が壊れてしまっていました。
キー側でしたら他のスペアキーがあれば問題ないのですが、コンピューター側が壊れるとコンピューターはもちろん「キー」もすべて交換しなければなりません(違うイモビライザー信号になるのでいままでのキーが使えなくなります)
こうなると特に誰が悪いわけでも誰かが壊したわけでもありません。
しかしそういった方法しか直すことは出来ませんのでお客様にご説明してコンピューター&キーを交換させていただきました。
でもお客様からすれば「預けている間に壊れたのに・・・」という思いもあるのは当然です。しかし偶然車検でお預かりしている間に壊れてしまったというのも事実です。
この時はお客様とご相談しまして部品代の仕入れ原価のみをいただくことでご了承いただきました。
この時はそのボルボV70のお客様とは付き合いの長い方でしたので「正直全てを納得は出来ないけど、山本君が言うてるんやから信用してるしそうしといて。」とおしゃっていただけました。
起こったことは良くない事ですが、この時はその言葉をいただいて本当に嬉しかったでした。
すべてのお客様にこうして信頼(トラスト)していただけるように頑張って行きたいと思います!!
せいや。
トラックバック URL
コメント & トラックバック
コメント フィード
コメント