ボルボ240のウォーターポンプ交換

   

ボルボ240のウォーターポンプ交換

2011.07.07

梅雨らしくなってますね。

雨だとプルの散歩がめんどくさい?!ので早く梅雨が終わってほしいですが、そうなると本格的な夏到来ですね。

今回はボルボ240のウォーターポンプの交換をさせていただきました。

ボルボ240やボルボ940のエンジン「B230」系のエンジンはもう今のボルボ車には使われていませんが、長くボルボ車に採用されていた定番のエンジンですね。

僕自身、このウォーターポンプ交換も本当に数えきれないくらい交換をさせていただいています。

本来はこのウォーターポンプを取り付けてからシリンダヘッドを乗せてエンジンを組み付けていくものなので(実際の工程は見ていませんが構造的に)このウォーターポンプだけを取り付ける場合は、少し上に「ズラして」取り付けなくてはならないのでちょっとだけコツがいります。

最初のころはそれがうまく出来なくて先輩から「まだ出来ひんの?」と怒られたりとかもありましたね。

今回はエンジンから異音がするということで、ウォーターポンプをさわってみると軸に「ガタ」が大きかったので交換させていただきました。

しかし交換する際になってファンベルトを緩めようとするとステーがしっかり固定されてません。「????」と思ってみてみると折れていました。

交換も考えましたが溶接すればいいだけのことなので溶接です。

そして交換して最後にファンベルトをつけようとすると何か違和感が・・・・・クランクプーリを見てみますと・・・・

クランクプーリの内側のガイド部分が先ほどの折れたステーにあたって削れていたのでした(゜_゜>)

本来はもちろん交換になりますが、ベルトもしっかりついていますし異音や「振れ」などもなくエンジンを高回転にしても問題なさそうなので取りあえずお客様にお話しして様子を見てもらうことにしました。

でもステー側はあんまり削れてなかったのに、クランクプーリ側はこんなにも削れるんだと思ってちょっと驚きです。

せいや。

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