滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
← ボルボV50 エアコンコンプレッサー交換 ラジアルタイヤ交換 ミシュランお薦めですよ。 →
今日もめちゃくちゃ暑いですね(^^;)
明日から3連休の方も多いようですが(サンクス&トラストは特に連休とは関係ありません(^^♪)、日曜日は滋賀でも37℃!!も上がるようでちょっとしんどいですね。
今回もエアコンが効かないとのご依頼のボルボV90(1996年式、YV1965~)です。
2000年代までは夏になると毎日とまでは言い過ぎですが、毎週何台ものエアコン関連の修理があったボルボですが、2000年代中盤以降のボルボは以前ほどエアコンのトラブルは起きなくなりました。
今回のボルボV90もそうですが、以前の主役?のボルボ940やボルボ850などもエアコンの修理する事がホントに少なくなりました。
なので久しぶりのこのタイプのボルボのエアコン修理です。
さて前提としましてエアコンの不具合としてよくあるのは
①エアコンの効きが悪い・・・・これはエアコンガスが減っている場合が多いので、補充や漏れている箇所の修理が一般的です。
②最初はエアコンが効いているが、突然エアコンが効かなくなる・・・・これはエアコンのコンプレッサーの不具合によるものが多いのでエアコンコンデンサーやマグネットクラッチの交換がいっぱんてきです。
通常このタイプのボルボではエアコンガスが減ってくるとエアコンコンプレッサーのマグネットクラッチが頻繁に入ったり切れたりします。
なので、アイドリングや少しエンジン回転数を上げて頻繁にエアコンコンプレッサー(正確にはマグネットクラッチ)がON/OFF繰り返せばエアコンガスの不足なのでそれに応じた修理が必要です。
しかしこのボルボV90はほとんどエアコンが効かないのにエアコンコンプレッサーはちゃんとONになったままです。
「???どういう事・・・???」と思いましたが、本来はこの時点でエアコンガスの圧力を測定する機器を取り付ければよかったのですが、ある意味「横着」をして「エアコンガスはある程度OK」と判断してしまいました(コンプレッサーがちゃんとONになる為)。
下画像はラジエターの画像ですが、エアコンの「エバポレーター」も同じ構造をしています。
「コア」と呼ばれる部分がホコリ等でふさがっている感じになっています(こうなるとちゃんと冷却しません)。
ボルボV90も「エアコンフィルタ(ポーレンフィルタ)」が付いていないので、これに似たような感じになることもあり実際に何台かこのような修理をした経験もあったので「原因はこんな感じでエバポレーターの冷却不良によるものだ」の「早合点」をしていしまいました。
エバポレーターのにはいるエアコンのパイプも冷えていましたし。。。
という事で室内側を分解してエバポレーターを確認してみます。
助手席側のグローブボックス奥に収納されています。
矢印が「エバポレーター」になります。
隙間からエバポレーターの「コア」を確認すると・・・あれ??大して汚れていない???なんで???
エバポレーターを触ってみると・・・・下側の1/3くらいしか冷えてません。。。あれ?なんで??エバポレーターの内部詰まってるんかな???と少し悩みましたが、ハッ!と考えたのは「もしかして単純にエアコンガスが少ない?」と気づき、ここでようやく機器を取り付け・・・やっぱり単純にエアコンガスがかなり少なかったのでした。。。
ただこうなると「なぜエアコンコンプレッサーがONのままなのか?」・・・単純に圧力スイッチが入りっぱなしになっていただけでした(-_-;)
完全に思い込みからかなり遠回りした修理でした(+_+)
トラックバック URL
コメント & トラックバック
コメント フィード
コメント