ボルボV70 ヒーターコア付近のクーラント漏れ

   

ボルボV70 ヒーターコア付近のクーラント漏れ

2017.03.31

今日で3月も終わりですね。

プレミアムフライデーとかいうのも先月言っていた気もしますが、年度末の月末に早上がりなんて難しいですよね(@_@;)

もうちょっと練って案を出せばいいのに・・・とも思いますが、見方を変えれば「そもそも月末などに追い込み・仕上げをする習慣・慣例などをしないように日頃のスケジュールをつくる」っていうのも大事なのかもですね。

日本人の良くもあり・悪くもある習慣だと思います(^_^;)


今回はボルボⅤ70(2000年式ですがSBタイプの2代目のボルボV70です)のお客様からラジエターのクーラントが減るということのご依頼です。

メインの漏れはラジエターだったのですが、ヒーターコアの付近(助手席足元の中央より)からもクーラント垂れているために同時に整備させていただきました。

このブログでは久々だと思いますが、2代目ボルボⅤ70の初期のころ・2003年くらいかなぁ・・には珍しくない不具合です。

このボルボⅤ70は2000年式ですし。走行距離も21万キロをオーバーしているので漏れていてもおかしくはありません。

原因の箇所は車検証入れ・グローブボックスを外すとよくわかります。画像の矢印の部分です。

縦に2本、アルミのパイプが走っていますが、それがラジエタークーラントが通っているヒーターパイプです。

エンジンルームからクーラントが流れ込んできて、ヒーターコアを経由してエンジンに帰っていきます。

奥に見える茶色のものがヒーターコアです。

よく見るとわずかに緑色のクーラントの垂れが見受けられます。

実はこのOリングが硬化や痩せで漏れにつながります。

構造的にはパイプに取り付けられているOリングがクリップで固定されているだけなので、周りを外して(ダンパーモーターの脱着がちょっと面倒ですが・・・)Oリングを交換→再度クリップで固定・・・だけのものなのですが・・・・

画像を見ていただくとお分かりかもですが、クリップで固定する部分・すなわちヒーターコアの出入り口部分は薄めのプラスチックになっています。

もう約17年以上経過、そして21万キロ以上走行しているお車のなので、ものプラスチックが「脆く」なっている可能性も十二分です。。。((+_+))

もしこのヒーターコアの固定部分を破損してしまってパイプを固定できなくなるとヒーターコアの交換になってしまいます。

そうなるとダッシュボードを外して・・・と、とんでもない修理になってしまいます。

僕はまだそういったことはないですが、ディーラーさんやショップの人たちには何度かそういった話を聞いているので・・・

ビビりながら・祈りながらの作業でしたが、なんとか無事に予定通りで作業完成です\(^o^)/

せいや。
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