滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
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今回はボルボV70(2006年式、YV1SW~)のお客様からのお問い合わせで「冷間時に暖機運転をしているとファンベルト?の異音のようなキュルキュルとした音がする。エンジンが完全に暑くなってくると音は止まるが、だんだんとキュルキュル音が大きくなってきた感じがする」とのご依頼でした。
サンクス&トラストにご来店いただきました時はもちろんエンジンが暑くなっていますので特に問題のないエンジン音ですが、朝一番の冷間時の音を確認するのにそのままこのボルボV70をお預かりさせていただき、翌日の状態を確認させていただきました。
すると冷間時に「キュルッ・キュル・・・・」とドライブベルト/ファンベルトか何かのプーリのような何とも言えない異音がしています。
最初はオルタネーターか何かかな?と思ってまずはドライブベルト/ファンベルトを取り外してエンジンをかけてみますが、異音は特に変わらずなっています。
という事はタイミングベルト関係の部品からの異音という事になりますので、タイミングベルトカバーを外してタイミングベルトが見えるようにします。
そしてエンジンをかけると、当然キュルキュルと異音がするのでどこかを判断していきます。
(下の画像はすでにタイミングベルト/ウォーターポンプ交換をした後の画像ですが)
音的に「ウォーターポンプ」らかの異音のように感じましたので、上記の画像の矢印部分のプーリの内側に針金タイプのストローで潤滑剤を吹きかけてやると一瞬で異音は消えてくれました。
どうやらウォーターポンプの異音で間違いないようです。
ウォーターポンプの交換が必要なのか?それとも音だけの問題なのか?という判断は難しいのですが、異音がしているというのは良い状態ではないのでお客様とご相談させていただいてウォーターポンプの交換をさせていただきました。
もし万が一ウォーターポンプが不具合を起こしてタイミングベルトが外れたりするとそれこそ大惨事になってしまいますもんね(-_-;)
実はこのボルボV70は走行距離が約13万キロなのですが、4年ほど前の9万キロのころにタイミングベルトを交換されたそうです。
ただその時はそこの整備工場(サンクス&トラストではない別のところです)から特に指摘もなしに「タイミングベルト&プーリの交換」だけをされて、ウォーターポンプは交換されていなかったようです。
もしその時に一緒にウォーターポンプ交換もしていれば今回のことも無かったのに・・・とお客様も嘆いてられました
ウォーターポンプの交換にはタイミングベルトの脱着が必要です。
まだタイミングベルトの交換時期ではありませんが、タイミングベルトを交換しても/しなくても「工賃」は同じなので「もうついでやし一緒に交換してください。まだまだこのボルボV70を乗り続ける予定で、また数年後にタイミングベルト交換するのも逆に高くつくので」とのことでしたので、タイミングベルト交換とウォーターポンプ交換を一緒に作業させていただきました。
やはりタイミングベルト交換をする場合はアイドラプーリとテンショナープーリ、そして今回のウォーターポンプ交換を一緒にされるのが良いかと思います(^^)
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