エンジンオイル交換

   

エンジンオイル交換

2011.06.18

また雨が朝から降ってきたので「また雨かぁ・・・ちょこちょこよく降るなぁ・・・」って雨嫌いな僕は思っていたのですが、「梅雨」って言うのをすっかりわすれていました(-_-)

季節にどんどん疎く?!なっていく気がします。一人で仕事をしていると、特に「曜日」に関しての間隔があやふやになってきた気がします。

さて、我々自動車のメカニックが一番多く作業させていただくものの一番の代表と言えばやはり「エンジンオイル交換」があると思います。

もちろん基本的にはそんなに難しい作業ではありませんのでオイルパンのドレンコックと言われるボルトを外し出来る限り多くオイルを抜いて、エンジンの注入口からオイルを注入するだけのものです。

ですので最近はDIYの流行り?でご自身でエンジンオイル交換をされる方も以前に比べて多くなってきたようです。ただ廃油の処理に困られることが多いみたいですね。

入れるエンジンオイルの量はまだまだ「レベルゲージ」というゲージで測るのですが、少ないともちろん良くないのはおわかりと思うのですが、多すぎてもブローバイガスの発生などに影響して特に夏場はエンストなどの影響もあるようなので注意が必要ですね。   メルセデスベンツなどはこの「レベルゲージ」がなく規定量を入れてメータのモニターで確認するタイプもあります。

ボルボ車もそうですが、一般的には「10W-40」とか「5W-40」とかの粘度のオイルが多く使われていますが(この表記につきましてはご説明が長くなるのでまた別の機会にでも)、最近の特に国産車のハイブリット車などには「0W~~」の物も多くなってきたそうです。

一般的に近年は、燃費を伸ばすために出来るだけ・表現で言うと「サラサラ」なオイルを使う傾向にあるようです。しかしその為にエンジンの「音」が多く出てしまいます。  しかし最近のエンジンは技術の進歩によって、エンジンの音そのものが小さくなってきたのでその「サラサラ」のオイルでも問題ないようです。

だたそれを年数が経ったお車に注入するとエンジン音が高くなったり・・・ということがあるので注意が必要ですね。  特にこれからの夏場は気温が上がるためにオイルが余計に「サラサラ」になりやすくなりますので。。。。

ずっと以前にボルボ960の直列6気筒エンジンのエンジンオイル交換したときに、セルモータを回すと「キュイン・キュイン」と何とも表現しにくい異音?が出るようになってしまいました。  メーカー指定のエンジンオイルの指定が変わったのでその通りいれたのですが、そのエンジンオイルがボルボ960の直列6気筒にはちょっと「サラサラ」過ぎたようです。

その時はめちゃくちゃ暑い真夏だったのでそうなったようですが、在庫してあった以前の規格のエンジンオイルをいれると音がしなくなりました。

たかがオイル・されどオイルでしょうか?!

エンジンオイルは人間で言うと「血液」ですので思っている以上に重要なものです。

エンジンオイルを交換するだけでもエンジンの回転の伸びなどの調子も変わります。規格に合った物であれば特別高価なオイルを入れなくてもいいと思いますが、清浄作用などの「汚れ」も多いにエンジンに影響しますので(日本では特にブローバイガスの影響があげられますが、また別の機会にでもお話しできればと)マメに3000~5000kmくらいに交換されることをお勧めします。

せいや。

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