滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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今回は初代ボルボV70(1997年式、Vモデル)のお客様からお問い合わせで「走行中にホーンが突然鳴り出す」とのご依頼でした。
お話を聞くと数年前からそういったことが何度かあり、以前出されていた整備工場やディーラーへ依頼したが、その時には症状が出ずに原因不明のまま様子をみていたとのことでした。
このご依頼をお受けしたときはそのままサンクス&トラストにお寄りいただけるとのことでしたのでご来店いただきました。
ご来店いただいたときは案の定?、症状が出ていない状態で、僕が以前に経験したことのある「ホーンの配線がボンネットのセンターのキャッチに接触してショートしていた」ようなことも見受けられないのでちょっと困ったなぁ・・・と思いつつお車を移動させよう押して少し早くハンドルを切ると「プププ・・」といった感じでホーンがなりました。
もう一度ハンドルをキュキュっと素早くまわすと同様にホーンがなります。
ステアリング周りの不具合なのは間違いなさそうです。
ちょっと思うところがあったので、ハンドル(ステアリング)と根元のコラムカバーを外します。
「コンタクトリール」と呼ばれるSRS/エアバックの配線の巻いてある部品が見えてくるのですが、その取り付け部を見てみると・・・・
3か所あるこのコンタクトリールの取り付け部がすべて破損していて、何も外していないのに上記の画像のように取り外し?出来るような状態でした。
このコンタクトリールがブラブラしているおかげでホーン端か配線に割れたプラスチックが挟まった感じでホーンがなる場合があるようでした。
ちなみにこの車は右に指示器/フラッシャーを出した時に自動でレバーが戻らない不具合もありましたが、これもこのコンタクトリールが原因でした。
このコンタクトリールは内部にSRS/エアバックの配線が巻かれており、ハンドル/ステアリングをわからずに脱着するとバネの関係でコンタクトリールの位置が回ってしまい、そのまま適当?に組んでしまうと破損することもあるので専門の知識/交換方法が必要な部品でもあります。
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