滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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毎日暑い日が続きます。
関東以東は台風の影響で雨風が強いようですが、西日本では相変わらずの蒸し暑い毎日ですね(-_-;)
今の時期になると日中は暑いが朝晩は涼しくなるものですが、ずっと24時間暑い感じです。
今日の日中にとある大きな工場に行っていたのですが、表の歩道(アスファルト)のところにいると猛烈な地面からの熱気があるのですが、少し歩いた敷地内の土&コンクリートの場所(とはいっても10数メートル)にいくと熱気が全然違います。
やっぱりアスファルトに囲まれた場所は段違いに暑いっていうのを改めて感じました。。。(;’∀’)
今回はボルボV70(2006年式、YV1SW~)のお客様からのお問合せで「高速道路など80~100km/hでアクセルを踏むとボディの振動が強い」とのご依頼がありました。
実は先週も2000年式の2代目ボルボv70でも同様のご依頼があったので「おっ、連続での同じ案件やな!」という感じでした。
一般的にはお話の不具合ですと「タイヤ/ホイールのホイールバランス」が疑われます。
ただ「アクセルを踏み込んだ時だけ」振動が出る場合はホイールバランスの狂いではなく、別の不具合が考えられます。
ご来店いただきましてリフトアップをさせていただきシャーシー周りの点検をさせていただきます。
するとやはり思っていたところの不具合が見つかりました。
画像は右ドライブシャフトのインナーブーツ部分のものですが、ブーツが完全に破れて中のグリスが飛び散っています。
ボルボV70などの右のドライブシャフトは左の倍以上の長さがあり、途中でついてあります。
もちろんこうなるとドライブシャフトブーツの交換が必要ですが、そもそもの「走行時のボディ振動」はこのドライブシャフトブーツが破れているだけでは発生しません。
また先週のボルボV70はこのドライブシャフトブーツは破れていませんでした。
原因はこのブーツが破れている部分のジョイント/ベアリング部のクリアランスの大きさ(ガタつきの多さ)が原因です。
なので今回の場合はこのドライブシャフトブーツを交換しただけではボディ振動は直りません。
簡単な検査としましてはドライブシャフトのインナーブーツとアウターブーツの間をもって手で「揺すって」やります。
ボディ振動が出るようになっていると「カチャカチャ」と金属音がします。
大丈夫なものはほどんど音がしません。
ということでこうなるとドライブシャフト毎の交換になります。
もちろん画像のようにドライブシャフトブーツが破れているとこのジョイント/ベアリング部分の摩耗が一気に加速するので、亀裂が見つかれば早めのドライブシャフトブーツの交換をお勧めします。
新品のドライブシャフトは結構高いので、今回は中古部品を使用して交換させていただきました。
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