滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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今回はボルボV70など3代目モデルの初期の車に4台ほどあった不具合です。
ただ3代目モデルのボルボV70達も初年度が2007年とかなので、よく考えればもうすぐ10年とか経過しているわけで・・・・2代目ボルボV70以前のお車のお客様が多くを占めるサンクス&トラストとしてはちょっとビックリ?!もします。。。
今回は現行モデルと同じ形状/BB系のボルボXC70(2007年式、YV1BZ~)の車検整備をさせていただいたときにお客様からのご依頼事項で「ウォッシャー液の減りがすごく早い気がする」とのご依頼でした。
ウォッシャー液を満たして、ウォッシャーを出した後にしばらくすると、左のヘッドライトの下くらいからポトポトといつまででも水滴が落ちてきます。
このBB系のボルボは「ヘッドライトウォッシャー」の液がめちゃめちゃ迷惑なくらい噴射されますが、それを考えてもずっと水滴が落ちてきます。
その付近のウォッシャーホースなどの漏れが考えられるので、その下のパネルを外してきます。
このバンパーの下の左右に伸びているカバーを外すだけなのですが・・・・これがまた非常に脱着がめんどくさい感じで・・・・特に取り付けはリフトで画像のように上げていないと本当に取り付けが困難です。。。。(+_+)
こんなパネルの脱着くらいなんでもっと簡単に固定しないのか本当に設計者の意図がわかりません。。。。(まぁ設計する人は自分で設計だけして、脱着など作業はしないのでその辺の苦労もわからないのだろうとは思いますが( `ー´))
上の画像のように矢印付近から中心に全体的に濡れているので、配線の束と一緒にテーピングされているウォッシャーホースをひょいと手前に寄せてみると・・・・
ピュー~っといった感じで思いっきり水が漏れてきました。
このBB系のウォッシャーホースはゴムホースとかではなく、一見コルゲートチューブのようなプラスチックの「パイプ」のような材質なので、破損しやすいのかもしれませんね。
実は同様の不具合は2007年式、2008年式のボルボS80やこのボルボXC70と同じ形式の別のボルボXC70でもあり、同様の不具合は4代目です。
このウォッシャーホース(パイプ?)の全交換は結構大変そうなので、この部分を一旦切って別のホースでつなぎ合わせ直して完成です。
ただ上記の画像のように蛇腹?的な形状なので、つなぎ合わせるのもちょっと工夫が必要でした。
こんな形状のホース/パイプ使うなら、普通のホースとかを使ったらこんな不具合も起こらないし、こういった不具合が起こってもつなぎ合わせるのが簡単なのになんでこんな部品のものを使うのかまたもや設計者の考えに疑問をもつ案件でした。。。
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