滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
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土曜日くらいから急に真夏のような暑さと湿度が多くて蒸し暑いようになりました。
ついに夏が来たか・・・・という感じですね。
こうなるとやはりエアコンの問い合わせが多くなってきます。
でも1990年代に比べるとその問い合わせや修理のご依頼は激減しましたね。 2000年代中期以降のボルボではホントにエアコンのトラブルは減りました。 もちろん良いことですね(^^)
今回は前回からのウォッシャーのトラブルの続きです。
「CEM」コンピューターの内部の不具合は間違いなさそうなので、通常ならこのCEMコンピューターの交換になるのですが、このCEMは部品とソフトウェアだけでも25万円くらいするのでおいそれとは交換しにくいものです。
かといってウォッシャーが出ないとダメなのでもう一度電気の様子を調べると、フロントウォッシャーもリアウォッシャーもステアリング部のレバーでスイッチを入れてやると(+)側の電源はしっかり来ています。
という事は(ー)側の制御回路を作ってやれば作動してくれるはずです。
という事でBOSCHの反転リレー(SR3リレー)を用いて下図のような配線回路を作ってみました。
何のことかわからない感じですが(笑)、わかる人にはわかるかなと思います。
Mがウォッシャーモーターで点線とコイルバネのような部分が反転リレーです。
フロントとリアを切り替えるために2つのリレーを使用します。
紫色の2つの四角いものがBOSCHのSR3リレーです。
リレー端子の合計10か所に配線を通すのですが、電源などはCEMコンピューターからの供給になるので、1つでも配線の(+)(-)を間違えるとCEMを壊してしまうので何度も何度も確認しました(なんせその間違いで25万円以上の損失を被ることになりかねませんので・・・)。
しっかり確認してウォッシャーレバーのスイッチを作動させてやるとちゃんとフロントもリアもウォッシャーは作動してくれました(^^)
ただもともとの「ヘッドライトウォッシャー」はまだ作動しません。
ただこちらはお客様も別にあっても無くてもどちらでも・・・・という感じで、むしろ普段は無いほうが良い→→フロントウォッシャーで同時に作動するより別スイッチで作動したほうが都合が良いとのことですので、時間的なこともあり後日別の日に回路を組みなおすことになりました。
ひとまずはCEMを交換しなくてもよい感じになってよかったです(^^;)
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