レギュラーガソリン・ハイオクガソリン

   

レギュラーガソリン・ハイオクガソリン

2011.06.12

thanks&trust(サンクス&トラスト)の入口は北向きで、道路を隔てたお向かいは田んぼなので琵琶湖からの風(比叡おろし)がよく入ってきます。

ご近所の方とお話ししていると真夏でも夜は風が良く通るそうですが・・・・っということは冬は逆に北風がモロに入ってくるということですね。まぁ冬の事は秋にでも考えるとします(-_-;)

まだまだこのホームページもブログの認知度もアクセスも低いですが、5/19のブログ「ボルボのS90/V90等の直列6気筒エンジン」のブログを読んでいただいた方からご質問がありました。

それは「ボルボ850にのっていて自分もずっとレギュラーガソリンだが、レギュラーだとやっぱりこんなにエンジンが汚れて良くないのか?」というご質問でした。

私の答えの概略?は「基本的にボルボ車(ヨーロッパ・欧州車)は日本ではハイオクガソリンが望ましい(又はハイオク指定に近い)ですが、だからと言ってハイオクガソリンを使っていれば汚れない・汚れにくいかどうかははっきりしません」という正直「あやふや」な答え?です。

ガソリンやオイルに関する考えかたや理屈?みたいなものは本当に色々な意見があるので、あくまで「私の意見」として参考にしていただければと思います。

もう最近はずんぶんご存知の方も多いようですが、ヨーロッパ欧州車は別に「ハイオク仕様」のエンジンというわけではありません(もちろん例外でハイオク仕様のもありますが)。

「オクタン価」というのが日本とヨーロッパで違う為で、一般的にヨーロッパのレギュラーガソリンのオクタン価が約RON95なのに対して日本のレギュラーガソリンのオクタン価がRON91前後(89以上と法律的には決まっているようです。ただ改正や測定方法やらで複雑すぎて僕もよくわからないこともあります)なので、日本ではオクタン価がRON96以上あるハイオクガソリン(実際にはRON98~100とかのようです)のほうが適しているので、ヨーロッパの輸入元・インポーターは「ハイオクをいれてください」となっているようです。

でも今の車にはノックセンサーなどが装備されているのでハイオクでもレギュラーでもちゃんと点火時期などを調整してくれます。(一部ボルボV40のT-4などはレギュラーガソリンだと異常燃焼かなにかでバルブが溶ける?みたいなことを聞いたこともありますが・・・)ので、どちらでも「事実上」大丈夫なようです。

そしてハイオクガソリンはレギュラーに比べ「清浄作用」が大きく、排ガスもエンジン内もクリーンにする!みたいな感じで石油メーカーもCMを出しています。   実際にそうなのかはメーカーの「謳い文句」をどこまで信用するかですが・・・・

しかし、先のエンジン/吸気系の汚れはガソリンだけのものでなく、実際にはエンジンから出る「ブローバイガス」が大きく関係しているのでガソリンをハイオクにしたから汚れが出る/出ないとは少しズレ?ているかもです。

「ブローバイガス」はオイル管理(オイルの質も)や「走行状況」や「気温・気候」で大きく左右されますからそのあたりをトータルで管理/メンテナンスしていくことが重要ではないかなと思います。

「価格」のことがあるので「ハイオク」と「レギュラー」のどちらが良いかははっきりとは言えませんが、お車のことを考えると「ハイオクガソリン」で「オイルの管理をしっかりする」、そして「無駄なアイドリングや渋滞を避ける(まぁこれは事実上難しいときもあると思いますが)」のが良いのかなと思います。

ちょっと文章で表現するのが難しいのでこれくらいにしておきますね。

「意味がよくわからん!」とお感じになった方は、またご来店やお電話でもけっこうですのでお聞きいただいても結構です。

逆に「そうじゃなくて〇+△▼×だよ」と教えていただけるのも大歓迎です!

せいや。

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