ミニ・クーパー ドライブベルト交換  知らない知識の整備時・・・・。

   

ミニ・クーパー ドライブベルト交換  知らない知識の整備時・・・・。

2014.05.30

特に昨日と今日はもうすっかり真夏のような暑さです。。。。

湿度こそマシな感じですが、サンクス&トラストの事務所は昨日から「エアコン」のスイッチがすでに入っています(^_^;)

エアコンをつけるとたしかにちょっと寒い気もしますが、消すと暑くなるので温度設定高めにつけてしまっています。

特に作業したあとはけっこう汗をかき始めたのでもう必要になってしまいました。。。


今回はBMWミニ(平成19年初年度登録)の車検整備をさせていただいています。

走行距離はやく5万キロで特に悪いところはないのですが、各エレメント/フィルタ関係の交換やエンジンオイル交換などの油脂類等の「消耗品」の交換が必要な感じです。

エアフィルタやエアコンフィルタなど、特に難しい作業はなかったのですが、「ドライブベルト(ファンベルト)」を点検すると・・・・というよりもエンジンの奥の方にドライブベルトがあって状態の確認だけでもちょっと一苦労?な感じです。。。

残念ながらベルトの表面に多数の亀裂が入っていますので交換が必要ということで部品を他の部品と一緒に手配させていただきました。

しかしこの奥まった部分にあんるドライブベルトをどうして交換するのか。。。。。

いろいろ調べてみると、フロントフェンダー内のインナーライナーの脱着はもちろんヘッドライトやそれを取り付けている「コアサポート(土台)」まで取り外したほうがいい感じのようです(^_^;)

「ドライブベルト交換するだけで・・・・」と思いながら順番に右フロント部分を取り外していきます。

若干は悩みましたがドライブベルトの脱着そのものは思っていた時よりも大したことはなかったかんでした。

しかし苦労?したのはドライブベルトの取り付け時です。

このミニの「パワーステアリングポンプ」はドライブベルトで直接駆動するものではなく、クランクプーリ部にパワステポンプの「テンショナー」が押し付けられていて、このプーリの表面の「摩擦?」だけで駆動しているタイプで、僕自身は初めて見る構造でした。

他の車種ではこういった構造もあるんかな?

このパワステポンプのテンショナーの「緩め方」がわからなくて色々聞いたりいていたのですが・・・・知り合いの整備工場の人は誰も知っている人がいなく・・・・何げに2枚目の画像の矢印の部分が「引っ張れそう・・・」と思ってニュイ~んと引っ張ってみると・・・・

テンショナーが伸びて緩んでくれました(´▽`)

こんな構造になってるんや!と驚きながらも、自分の偶然の発見??にちょっとというかけっこう嬉しかったです(^O^)

知っている人からすれば簡単なことかもしれませんが、こういった初めて作業することや、出されに聞いてもイマイチわからない作業するときはけっこう憂鬱になったりもするんですよね(^_^;)

なにわともあれ無事に作業完了でほっと一息です。

せいや。
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