滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
← やはり車検時にはエンジンルームもキレイに! 今週はタイミングベルト週な感じです(^_^) ボルボS40 オルタネータ交換 →
僕もこの車のメカニックをしてはや28年、ボルボに携わってすでに25年以上・・・考えてみたらあっという間ですが、もちろんそれまでもたくさんの難解な整備/修理がありました。
ほとんどは原因が分かってしまったら「なんやこんな単純なことやったんや・・・」ということが多いのですが、もちろん正直に言えば原因がわからなく直せなかったことも何度かあります。。。
今日も引き続きもうどうしらいいか迷宮入りしてしまいそうな感覚さえ覚えているボルボV70(1998年式)のエンジン不調の作業をしていますが・・・なんとか頑張るしかないですね。。。(^_^;)
今のボルボ車はホントに昔に比べて壊れなくなりました。
ただ壊れてしまうと部品交換がかなり高額になってしまったり、原因の追求がホントに難解になったりすることも少なくありません。
その原因の一つは「CAN」通信の技術を使って車の各コンピューターが繋がり合っているためでもあります。
以前は何かの部品が作動しなかったりという場合は、電気の+/-の有無などを測定していって調べましたが、このCANになってからはそういった原因探求が非常に困難になった感じです。
(僕も正直あまり得意ではありません。。。もっと勉強しなくては・・・・(>_<))
以前ボルボV70(2005年くらい)の助手席側のエアコンの温度調整がちゃんと出来ないといいう不具合があったのですが、エアコンのコンピューターとかの不具合と思いきや・・・・助手席のシートヒーターのリレーの不具合という「全然関係ない感じやん!!」ということもありましたし・・・(^_^;)
今回ご依頼いただきましたボルボXC70(2005年式、YV1SZ~)の不具合もそんな感じでした。
エンジンをかけると・・・
こんな感じでたくさんの警告灯が点灯したままで、メッセージ欄には「ブレーキコショウアンゼンニテイシャ」と出ています。
他県のお客様で地元のディーラーさんに診断されたときは「BCMモジュール(ABSユニット)を交換してみてそれでもダメな場合はCEMモジュール(セントラルコンピューター)を交換して・・・」のような事で50万円以上のお見積もりだったとのことでサンクス&トラストにご相談/ご依頼いただきました。
たしかに一般的に調べていくとディーラーさんのお話は間違いではないとは思います。
ただ同時にBCMとCEMのコンピューターが壊れはしにくいと思いますので、どちらかだけで直るとは思いますが断定するのは本当に難しいです。
ただ今回の場合は以前ほぼ同じ感じの診断の内容で「CEMコントロールユニット」が原因だった事例があるので、比較的自信を持ってその部品を交換させていただきました。
この大きな塊がCEMコントロールユニットになります。
結果は予想通りでBCMコントロールユニットは交換せずに済みました(^_^)
こうした部品はかなり高額なうえに車の構成上、中古部品が使えないのでホントに原因の特定が難しいです。。。(^_^;)
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