ボルボXC70 リアサスペンション修理

   

ボルボXC70 リアサスペンション修理

2014.03.15

今日で3月も折り返しですね。

学生たちもそろそろ冬休みに入る頃くらいなのかな?

サンクス&トラストもそろそろスタッドレスタイヤからラジアルタイヤに履き替えのお客様が今週からご予約が増えてきました。

消費税増税のタイミングもあってか、新品のご注文いただいていますラジアルタイヤも入ってきて狭いサンクス&トラストの工場もタイヤがいっぱいになってきました(^_^)

車検なども残っているので、頑張ってテキパキと仕事を進めていかなくてはなりません!


今回はボルボXC70(2006年式、YV1SZ~)のお客様よろお問い合わせがあり「左リアのサスペンションが曲がってしまって(脱輪?)リアのタイヤが偏摩耗している」とのご依頼でご入庫いただきました。

リア側のタイヤをみると・・・(もうタイヤを外してしまったあとの画像ですが)

このようにスタッドレスタイヤですがかなりツルツルの危険な状態です。

メータの表示にも「スベリドメ イチジテイシ」の警告メッセージが点灯しています。

と言うことでリフトアップしてその損傷した左リアのサスペンションを見てみると・・・

このようにグニャリとアームが曲がってしまっています。

このアームはリア「トー」を調整する部分にもなっています。

一般的にホイール(タイヤ)は直進方向に対してまっすぐしているものと思われていますが、実際には左右のタイヤの向きはやや「ハ」の字型のように少し内向きになっています。

このまっすぐな向きに対しての角度が大きすぎる(トーイン過ぎる・ハの字のようにタイヤの前側が内側に向きすぎている)とタイヤの外側が大きく減ってしまいますし、逆に「トーアウト(タイヤが外に開き過ぎている)」とタイヤの内側が大きく減ってしまいます。

ということでこのアームを交換して「ホイールアライメント」を調整する必要があります。

「ホイールアライメント」ですが、車の雑誌とか見ておられると「キャンバー」や「キャスター」といった言葉を見かけられたことがあるかもしれません。

一般的に「ホイールアライメント」というのはこの「トー・キャンバー・キャスター」を調整するものなのですが、ボルボもそうですし最近の車のほとんどは前述の「トー」しか事実上調整ができません。

なので少なくとも最近のボルボでどこかのショップさん等で「キャンバー・キャスターを調整した」と言われた場合は・・・・僕自身はそのお店は信用しないことにしています。。。

**ただし実際にしっかりと調整をされるところもあり、その場合はボルトの穴を広げたり・ブッシュの位置をずらしたりするというそれなり?の熟練?の作業が必要になってきます。

残念ながらサンクス&トラストには「4輪ホイールアライメントテスター」がないので、別のショップさんで点検・調整をしてもらい完成・・・・では無くて、メータ警告灯の「スベリドメ・・・」のリセットです。

リアのホイールアライメントが狂ってハンドル位置が曲がっているため、ステアリング/ハンドルの部分にある「SAS(ハンドルの切れ角を見ているセンサーです)」が異常信号を出していたので故障メモリーが残っています。

これをボルボテスターでリセットして完成です(^_^)

せいや。
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