ボルボV90 エアコンの風が消える  リサキュレーション・バキュームダイヤフラム交換

   

ボルボV90 エアコンの風が消える  リサキュレーション・バキュームダイヤフラム交換

2014.08.18

昨日まで連休をいただいておりました。  ご迷惑おかけいたしましたm(_ _)m

本日よりお盆明けの営業をさせていただいております。

それにしてもお盆の期間中は雨による被害が各地でかなり出ていますね。

お隣の京都府でも福知山などでは床上浸水までもしているいところもあって大変なようです。

テレビで自動車修理工場も浸水の被害に遭われたとのインタビューがありましたが、あとの処理のことを考えると本当にぞっとしますね。。。。


今回はボルボV90(Wモデル・1998年式)のお客様から「アクセルを踏むとエアコンの風が消える&日中の暑い日はエアコンの効きが悪い」とのお話でした。

以前にもブログでご紹介させていただいたことはありますが、ボルボ940・ボルボ960やこのボルボS/V90などは、エアコンの風の向きの切り替えをエンジンのインレットマニホールドからの負圧を利用して作動させています。

詳しい説明は省きますが、この切り替えのバキュームダイヤフラムが破れたりして負圧の保持ができなくなってくると今回のような症状になってきます。

一般的にボルボV90やボルボ960(一緒の作りで部品も基本的に同じです)のバキュームダイヤフラムの不具合は「リサキュレーション」か「フロア/デフロスタ」の切り替えのどちらかの場合がほとんどです。

「日中の暑い日はエアコンの効きが悪い」ということから「リサキュレーションダイヤフラム」の不具合が考えられます。

要は暑い外気の流入があるので、あまり冷えないということです。

調べてみると案の定?このリサキュレーション・バキュームダイヤフラムが破れていました。

助手席の足元の奥の方についていますが、本来はダッシュボードを外して・エアコンユニットを浮かせて・・・・脱着するものですが、そうなるとかなりの時間も費用もかかりますのでなんとかこの位置で脱着をします。

けっこう無理をして脱着しなければならないので、特に外す時に悪戦苦闘しますね(^_^;)

作業がしにくいのとは他にもう一つ問題が・・・・それはこの部品の「右ハンドル仕様」がもう生産中止で手に入らない!ことです。。。。

まだ「左ハンドル仕様」の部品は入手が出来るのでそれを利用します。

左側が左ハンドル仕様ですが、見て頂いてお分かりのように上にあるホースの差し込み口が180度真逆に付いているためにホースの取り回しを変える必要があります。

このオレンジのパイプ・ホースですが、本来はエアコンユニットの裏側を通っているのですがこれを引っこ抜いてきて手前から取り回しし直していきます。

なのでこのパイプ・ホースが硬化して引張ている途中で折れないように・・・・なんて祈りながらの作業です。。。(^_^;)

サンクス&トラストの工場にはスポットクーラーがあるのでこのような室内の作業もまだマシですが、無ければものすごい暑さのなか作業しないといけないので大変です。。。(>_<)

せいや。
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