ボルボV70、ABSユニット内部基盤修理

   

ボルボV70、ABSユニット内部基盤修理

2012.06.16

来週は台風が接近もしくは上陸するとの事で、それに刺激された?!低気圧の影響でしばらくはぐずついたお天気になるようです。

昨夜サッカーユーロ2012のフランスVSウクライナ戦を見始めると、大雨だけでなく大きな雷の音と稲光がしたために約1時間ほど試合が中断し深夜1時のキックオフが深夜2時の事実上の試合スタートとなりました。

確かに最近(というか昔からかもですが)雷で大けがまたは死亡する事故もあるようですので・・・・(-_-;)

でもさすがに深夜の1時間延長は僕には堪えて前半終了間際くらいまでは記憶があるのですが、目覚ましで気が付くと朝でした。。。(゜_゜>)

今日はボルボV70(2000年式、YV1LW~~)のABSランプが点灯するとのことでご来店いただきました。

ちょうどご来店時には警告灯が点灯していない状態でしたが、基本的にはコンピューターに記憶されるようになっています。

ボルボテスターでチェックしますと・・・・

ホイールセンサー信号異常になっていますが、この場合でも多くはABSユニット本体に不良があることがほとんどです。

いつものようにABSユニットを取り外します。

上の画像はABSコンピューターの丸い筒状の部分が『青色』ですが、これは1999年以降のABSユニットになります。

1996年式から1998年式のABSコンピュータはこの部分が青色では無くて白っぽい色のABSユニットになります。

分解して中の基盤を修正します。

このようにABSコンピューターだけでなく、俗にいう『コンピューター』と言われる『モノ』と取り外すときには原則的に『バッテリーのマイナス端子を取り外す』必要があります。

コンピューターは通常『常時電源(バックアップ電源)』は入っていることが多く、接続端子を脱着するときに接触不良で端子に大きな抵抗・負荷がかかってしまい、内部の半導体や抵抗が壊れることが『極々稀』にですがあります。

僕自身は経験はないのですが、ディーラーにいたころや前職場で先輩などが『やってしもた・・・・』ってことも見たことがあるので・・・・注意が必要ですね(^_^;)

取り付ける時は上の画像のように、バッテリー端子をヤスリなどで『磨いてから取り付ける』のも必要です。

せいや。

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