ボルボV70 暑くなってきたこの季節でもサーモスタットの不具合はあります。

   

ボルボV70 暑くなってきたこの季節でもサーモスタットの不具合はあります。

2014.06.06

変更になりました。 臨時休業のお知らせです。

*①6/9(月)~6/12(木)の間。

*②6/15(日)

誠に勝手ながら上記日程で臨時のお休みをいただきます。

ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願いいたします。

たのしみにしているサッカーのワールドカップまで約1週間でほんとに待ち遠しい感じです(^_^)

僕もそれなりにイイ年?なので、よく「もう一度あの選手のプレーをみたいなぁ。。」とか感慨にふける?こともよくあります。

もう一度ワールドカップでの戦う姿を見てみたい選手の一人に「キング・カズ」こと三浦知良選手がいますが、今回はサッカー日本協会の「JFAアンバサダー」としてブラジルに行くそうです。

記者のインタビューに「もしもの時のために、スパイクとすね当ては持っていく」(もちろん冗談ですが)・・・・キングが言うとなんだか本当にカッコいいセリフだと思います(^_^)

今回はボルボV70(1999年式、Xモデル)の車検整備をさせていただきました。

すごく大事にされているボルボV70である程度の消耗品的な部品交換をさせていただきました。

特別?部品交換としましては最近特にサンクス&トラストでは多く作業させていただいている「パワステサブタンク&ホースとラジエターサブタンク」の交換もご一緒に作業させていただきました。

2003年??くらいまでのボルボV70やボルボS60など、1枚目の画像のようなタイプのパワステサブタンクがつけられているのですが、このタイプは構造上膨張に弱い?ようで、新品に交換してもまた比較的直ぐに膨張してしまいます。

パワステサブタンクが膨張すると隣り合わせている「ラジエターサブタンク」に当たってラジエターサブタンクを割ってしまう・・・ことになるので、後期型のパワステサブタンクと交換します。

後期型のパワステサブタンクはホースの取り回しが変わるのでパワステポンプまでのホースも一緒に交換が必要です。

今回は上記作業と一緒にラジエタークーラントも交換させていただいたのですが、クーラントを注入後しばらくテスト走行していると・・・エンジンの警告灯が点灯してしまいました・・・。

ボルボテスターで診断すると・・・「ETC水温センサーの不具合」と出ます。

ただ今回は水温センサーそのものの不具合ではなくて、「サーモスタット」の不具合によるものでした。

画像は朝一番のクーラントが冷たい状態ですが、本来この温度ならサーモスタットはきっちりと閉じていなくてはなりません。

画像の矢印部分が閉じていなくてクーラントが出てきているのがお分かりになられると思います。

サーモスタットが閉じないのでエンジン冷却水(クーラント)温度が上昇しないために、エンジンコンピューターが「水温センサーが壊れた」と判断してしまうというわけです。

本来は冬場に多く発生する不具合ですが、最近の暑いときでも起こりますのでご注意くださいね(^_^;)

せいや。
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