滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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今回はボルボV70(2002年式、YV1SW~)のお客様からのご依頼で「冷間時にエンジンをかけて暖気運転をしていると数分経ってからエンジンから「キューキュー?」な感じの異音がしてくる。その後しばらくなっているがそのうちに音が消える」とのご依頼でした。
お客様がご来店されたときはもちろん数十キロ乗ってこられた後なので完全に暖気状態というわけでもちろん異音はしません。
そのままこのボルボV70をお預かりさせていただきまして、翌朝にお話のように確認してみるとたしかにそんなような異音がしてやがて音は消えました。
ドライブベルト付近の異音は確認できましたので、再度エンジンが完全に冷えてもう一度異音がしている時に色々と確認していきます。
この「異音」というものはなかなかに厄介なもので、なかなか箇所が特定できない事も少なくありません。
今回はまずはドライブベルトを外してエンジンをかけてみても異音は止まらないので、タイミングベルト関連だということはわかりました。
タイミングベルトカバーを外してエンジンをかけてみると、カバーを外す前よりも少しはっきり聞こえました。
どうやら「ウォーターポンプ」の付近から異音がしているようです。
上の画像の矢印の部分ですね。
このプーリの部分にシリコン系のスプレーを噴いてやると一瞬で異音が消えました!(^_^)
ということはこのウォーターポンプのプーリのオイルシールか何かが異音を発している感じです。
このウォーターポンプを交換するにはタイミングベルトの脱着が必要になります。
今回このボルボV70は時期的にタイミングベルトの交換時期にきていることもあり、タイミングベルトとテンショナープーリ及びアイドラプーリ、そしてこのウォーターポンプを一緒に交換させていただきました。
先に書きましたように、このようにベルトなどで駆動している構成部品で異音が発生するときはどこが原因かはっきりしない場合も多いので、今回は比較的直ぐに原因がはっきりと特定出来ましたので良かったです(^_^;)
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