滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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今回はボルボV70(1999年式、YV1LW~)のお客様からのご依頼の「ダッシュボードのメーター付近からの異音」の修理をご依頼いただきました。
試運転させていただくと確かにメーターの奥というかなんというか・・・・カタカタというか何かがころがっているような感じにも聞こえる異音がします。
比較的常時異音がしているのでけっこう気になってしまいます。
ということで原因探求ですが、この『異音修理』というのは実は一番やっかい?な修理の一つでもあります。
というのは場所の特定が難しいからなのですが、こうしてダッシュボードの奥の方でしかも走行中でないと異音がしないというのは原因を掴むのが本当に難しいことも少なくなりません・・・・というよりも簡単に見つかることのほうがもしかすると少ないかもです。
ということで先ずは『ダッシュパット』をとりはずして走行してみます。
メーターをつけたままでもでしたが、メータを上の画像のように外して奥の方を叩いてやると異音がすることに気づきました。
ほんとにネジか何かが跳ねているようにも聞こえるのですが音が響いてるのかなかなかどこかわかりません。。。(>_<)
この初代のボルボV70などは『ダッシュボード本体を固定している4本のボルト』の『取り付けの土台』が破損してしまって、ダッシュボードがグラグラしたりキュッキュ異音がしたりすることがよくあるのでメータを取り外したところから見えるわずかな隙間のボルトの土台をふと見てみると・・・
本来この場所にはエンジンルーム側(ワイパーモーター&リンク)からボルトがささっているのでその先端が見えるはずなのですが・・・・穴があいています。
合計4箇所あるのでその2つめの場所はボルトの先端が見えるので『原因これやん!』ということでボンネットを開けてこの部分を点検します。
ワイパーアームの取り付け部のパネルを外してワイパーリンク&モーターが見えるようにしていきます。
っで、先ほどの『穴』の箇所を見ると・・・
長いボルトがこのようにニョキッと飛び出ていました。。。。おそらく完全に抜けてしまっていれば異音もしなかったと思いますが、ワイパーリンクに半分引っかかっていた感じになっていました。
ワイパーリンクを外して固定して完了です。
念のため残りの3本のボルトを増しじめして組み付けていきます(^_^)
今回は比較的直ぐにわかった方ですが、それでもこうしてダッシュボードの一部を分解したりもする必要があるので結構時間がかかることも多いんですよね。。。(^_^;)
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