滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
← ボルボV70 エンジンより異音、セルモーター交換 ボルボV90 エンジンマウント及びATミッションマウント交換 振動や乗り心地が抜群に良くなりますよ!! →
車に乗っている者として一番に気を付けないといけないのがやはり「事故」ではないでしょうか?
今週はボルボV70のお客様が玉突き事故の一番前で追突事故の被害を受けられたのですが、突っ込んできた後ろの車はかなりの損傷、このボルボV70はリアバンパーがしっかりと衝撃を吸収して一見無傷(実際はリアバンパーやその内部とボディの取り付け部の損傷ありますが、しっかりと直ります)でした。
心配された乗っておられたお客様もほぼ怪我なども無いようで「ボルボに乗っておいてほんとに良かった」おっしゃっていました。
やはり「ボルボ」の一番のセールスポイント?!はこういった「万が一」の時にドライバーや同乗者の方の安全を守る・・・これに尽きると思います。
僕もボルボに携わって26年以上になると思いますが、こうした事故の後に「ボルボに乗っていて本当に良かった・助かった」とおっしゃるオーナー様は本当に多いです。
車や物は買い換えられますが、「命」は換えがききませんもんね(^_^)
今回は昨日のボルボV70(1999年式、YV1LW~)のエンジンよりの異音からの続きです。
大きなエンジンからの音のうち、1つは「キュルキュル!!!」のベルト類が滑ったような異音でした。
そこで先ずはドライブベルトを取り外してみます。
しかしながら音は全く変わりません。
となると「タイミングベルト」やその周辺からの異音となります。
ボルボV70でそういった経験はないので「なんやろな?」とおもいつつタイミングベルトカバーを取り外して見てみると・・・・
タイミングベルトの「張り」は明らかに弱く、向かって右側にある「アイドラプーリ」が手で回せるくらいです(通常はタイミングベルトが抑える?感じになっているので手で回ったりはしません)
タイミングベルトの「張り」を調整しているのは「テンショナープーリ」です。
このタイミングベルトテンショナープーリをよく見てみると・・・・
こんな感じになっています。
結論から言うと以前にどこか(知っていますがさずがに公表できないので(^_^;))の整備工場でタイミングベルトを交換した時に「組み付け」を間違っていたということです。
正しい組付の画像があれば一目瞭然なのですが・・・・写真を撮り忘れました。。。(^_^;)
簡単に言うと「黄色矢印」の切り欠き部は本来右側の「赤色矢印」の部分にないといけません。
テンショナープーリの「張りの強さ」はこのテンショナープーリが「右に行けば張りが強くなり、左に行けば弱くなる」ので、この状態は通常の「調整範囲」を超えて大幅に「弱い張り」状態になっています。
タイミングベルトの張りが弱すぎるということは、場合によってはタイミングベルトギアのコマがずれたりもしかしたらタイミングベルトが外れたり・・・ということもあるかもしれません。
そうなるとエンジンのピストンとバルブが干渉してその部分の破損につながります。
大事になる前に発見になってよかったです(^_^)
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