滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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お客様からお問い合わせいただくときに「平成??年のボルボV70やけど・・・・・」とご質問を受ける時がよくあるのですが。。。。
実は僕に限らず輸入車に携わる人はこの平成などの「元号」での年式でお問い合わせいただいても「ピン」とこないことが多いようなのです。
部品を注文するときなどもこの「元号」は全く使いませんし、俗にいう「年式」を使うときもほぼ「西暦」を使いますので。
なのでできればお問い合わせいただくときは「ボルボ」の場合は「YV1~~~」から始まる車体番号の「10桁目」の「数字」か「アルファベット」をお聞かせいただけましたら「ピン!」ときますので(^_^)
今回はボルボ960のエンジンマウントの交換をさせていただきました。
元々は走行距離が「20万キロ」を越えて色々乗り心地などが悪くなってきたので、ショックアブソーバーの交換のお見積りをさせていただいていました。
ただこのお客様のボルボ960はリア側のショックアブソーバーが「オートレべライザー(ニボマット)」型式でかなりの高額になるのでどうしようかと悩んでおられました。
僕が少しお車に乗せていただくと、かなりの「振動」が室内に伝わってきます。
ボルボ960やボルボS/V90などでよく?!交換するATミッションマウントの「ヘタり」は間違いないな・・・と思ったのですが、リフトアップして確認してみるとやはり・・・・
画像のように「ヘタって」いました。
しかしこの「振動」の大きな原因は他にあるのがすぐにわかりました。
エンジンマウントを見てみると「見た目」ですぐに「ヘタって」いるのがわかりました。
そうしてエンジンの最下部の「オイルパン」をみてみると・・・・・このエンジンマウント(エンジンとフレームの一部の間にあってクッション材のような役割をします)が押しつぶされたような感じになっていて、このオイルパンがフレームに乗っかっています。
エンジンマウントを新品と比べてみるとどれくらい「縮みこんだ」のかすぐにお分かりになられるかと思います。
本来は下の画像のようにエンジンオイルパンとメンバーフレームに「空間」があるのですが・・・・
最初の状態ではエンジンの振動が直接ボディに伝わっている状態なので特に朝一などはものすごいボディ振動でした。
交換後は全く違った車の様に静かになりました(^^)
ここまで劣化することは珍しいですが、年数や距離が多くなってきたお車はこのようにエンジンマウントを交換するとかなり振動が少なくなることが多いです。
また皆さんのお車も一度チェックしてみてくださいね!
せいや。
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