ボルボ940 エンジン始動不良

   

ボルボ940 エンジン始動不良

2011.11.01

今日は昨日に帰ってきた代車のボルボ850のエンジンルームを少しチェックしようとボンネット開けてみたのですが・・・

「????」何かあるはずのないものがコロンとしています。

これはどう見ても「柿」ですよね?!・・・・・なぜにこんな所に??!!

実はこうしてボンネットの中にあるはずのないもの・・・多くはお菓子や果物があるときがあります。

おそらく猫やネズミなんかが寒い時期はエンジンが温まっているエンジンルームに持って入るようなのです。

でも一瞬びっくりしますよ(@_@;)

最近よく中古パーツ等でお世話になっている八幡市のお客様からお電話があり「ボルボ940のエンジンがかからない」とのご連絡がありました。

ご自身でも色々と修理をされたりされるのでメカには割と強い感じなので、お電話で色々とやり取りをさせていただいたのですが原因がはっきりしません。

僕もちょうどその方の所に行く用事もありましたので出張修理を兼ねて行ってきました。

京都の八幡市といっても、thanks&trust(サンクス&トラスト)からは京滋バイパス・石山インターから第2京阪高速道路を使うとわずか20分ほどで到着できます。

到着しましてそのボルボ940」をみさせていただきますと、燃料ポンプ(フューエルポンプ)も回っていますし、スパークプラグにも点火しているようです。

しかしセルモーターを少し長めに回すと一瞬エンジンがかかるのですが直ぐに止まったり、セルモーターの周りが途中でひっかかったりするような感じになります。

このような症状の時はエンジンのスピードセンサー(クランク角センサー、ボルボではよく「インパルスセンサー」と呼ばれています)の不具合のあるときにこのような症状になります。

上の画像の矢印のですが、これがATオートマミッションの上にまで続いて固定されています。

早速そのインパルスセンサーを取り外して見ます。  すると・・・・

表面の被膜が破れて中の配線が見えています。

よく見るとその下部分が緑色の液体で濡れています。

これはラジエター冷却水LLCです。

多くの場合はこのようにインパルスセンサーの被膜が破れただけではそんなにエンジンがかからなかったりまではないような気がします。

この破れたところに画像のようにラジエター冷却水LLCがかかり、配線が湿気で電気抵抗が多くなったような感じです。

なぜこうしてラジエター冷却水LLCが付いているのかと言うと、ちょうどこの上に「ヒーターホース」が通っていておそらくその部分一つの「ヒーターバルブ」からラジエター冷却水LLCが滲んで落ちてこのインパルスセンサーに付着しているようです。

なのでこの場合はヒーターホースとヒーターバルブの交換も必要になりますね。

せいや。

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