ボルボ940 、ディストロビュータのOリング交換

   

ボルボ940 、ディストロビュータのOリング交換

2013.09.22

先週に引き続き今週も3連休ですね。 この時期は「稲刈り」の時期になっていますので、毎年この辺りの連休は田んぼでは親戚やご近所の方たち総出で稲刈りをされているところが多いのではないでしょうか?

サンクス&トラストの向かいの田んぼもそんな感じで、見慣れない車が何台も止まっていたりです。

実家が田んぼを持っている友人(兼業農家)は毎年この時期の週末になると「稲刈りを手伝わないとアカンから遊びに行けない」ってぼやいていましたが(^_^;)

慣れない農作業はめちゃめちゃ疲れるようです。

僕は昨夜は痛み止めもよく効いてぐっすり7時間以上寝れました(笑)

本日も昨日に引き続きご遠方から何台もの整備のご依頼でサンクス&トラストにご来店いただきました。

連休とは言え、逆に渋滞も多くなる中本当にありがとうございました。

今日は朝一番のお仕事としてボルボ940(1996年式、Tモデル)の『ディストロビュータのOリング交換』をさせていただきました。

お客様から「ディストロビュータ付近を触ってみると下部にオイルが滲んでいた」とのご依頼でした。

一般的には今回の整備の「ディストロビュータ取り付け部のOリングの劣化」や「エンジンアッパーカバー(通称・タペットカバー)のパッキンの劣化」が考えられます。

最近はあまりしなくなりましたが、昔はけっこうたくさんやったなぁって思い出しながら部品を取り寄せて今回の交換をさせていただきました。

ボルボ940の「B230エンジン」のディストロビュータはエンジンのカムシャフトの「リア側」に付いているので脱着作業がちょっとやりにくいです。

サンクス&トラストでの車検整備の場合は基本的にはこのディストロビュータのキャップを脱着して点検/清掃をするのですが、一般の整備工場さんではほとんど点検をされないケースが多いようです(本来はディストロビュータの状態をチェックしないといけないはずなのですが、経験がないとけっこうやりにくいので)。

なので車検整備などでこのディストロビュータキャップを脱着するとかなりの汚れ/摩耗をしていることも少なくありません。

ディストロビュータ本体を脱着すると、画像の矢印のようにOリングが2箇所あります。

この部分を今回は交換させていただきました。

1998年くらい?までのボルボ740などでは、このディストロビュータ本体に「エンジンピックアップコイル」が内蔵?されていて(エンジンスピードセンサー/インパルスセンサーが付いていないタイプの燃料システムになります)、その「プラスチックカプラ」がよく勝手に劣化によって割れたり、脱着際に割れたりしていました。

なのでこうやって脱着したあとに「エキポキ式」の接着剤などで固定したりするのですが、慣れていないときはまた取り付けの際にパキッと折ったりして・・・・

なんてのも若かりし日の思い出です(^_^;)

せいや。
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