ボルボ850、ガソリンカバー開かない

   

ボルボ850、ガソリンカバー開かない

2011.12.30

ただ今年末年始の休暇を~新年1月4日までいただいております。

ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

先日ボルボ850のお客様から御連絡いただきまして「ガソリンを入れようとしたらガソリンのカバー(蓋)が開かないんやけどどうしたらいいの?」とのご連絡を受けました。

ボルボ240やボルボ940はガソリンキャップカバーの蓋はフリーで開けられるようになっていて給油口の蓋に「鍵(キー)」が付いているタイプですが、ボルボ850以降のボルボ車は蓋そのものには「鍵」が付かないでカバーがドアの集中ロックと連動してロックするタイプに変更になりました。

なのでカバーをロックする「フューエルカバーロックモータ」がトランクやカーゴルーム部の側から取り付けられています。

ただこの「モーター」が電気製品ですので当然?!壊れることもあります。

ロックする側に壊れていると正直壊れているかどうかはなかなかわからないですし事実上困ることはあまり無いと思うのですが(今はガソリンを車から抜きとられるということは日本では無いでしょうから)、ロックを解除するほうに壊れてしまうとカバーが開かないのでガソリンを入れようとしたときに蓋が開かないことになります。

ボルボ850の場合には幸い?!にもこんな時の為にモーターを手動で強制的に解除することが出来ます。

カーゴルーム(トランク)分の右のサイドフロアカバーを外しテールランプの前のパネルを外すと画像のような「針金」があるのが見えます。

この「針金」はロックモーターに付けられていて、真後ろの方向に動かすとモーターのロック状態を解除することが出来ます。

そういえば先日作業させていただいたBMW318にも同じ位置に同様のロック解除用の部品が見えていました。

ボルボ850はこのように非常時の為の解除が出来るのですが、どういうわけかボルボV70以降はこのような強制的に解除できる部品が付いていないのです(゜_゜>)

まぁボルボ850に比べ、ボルボV70などは滅多に故障することはなくなったのですが、たまに故障したときはカーゴルーム部からちょっと苦労して解除しないといけない為、出先でお客様に今回のケースの様に解除してもらうことが出来なくなっています。。。。(=_=)

やはり性能が上がって壊れにくくなったとはいえ、やはり電気製品は動かなくなるリスクは無くならないのでこうした非常時の時の為の「モノ・機構」は付けておいてほしいものですね。

せいや。

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コメント & トラックバック

VOLVO940ステーションワゴンを購入したのですが、ガソリンタンクの蓋にカギがついてますよね?!
その鍵がかかりません。蓋は手動で開いてしまうので、盗まれることはないとしてもカギはかけたいのですが、どうして鍵がかからないんでしょうか?

お知恵を拝借したく質問してしまいました。
お返事いただければ嬉しいです。

コメントありがとうございます! う~ん、ガソリンキャップキーを回してもかからないということでしょうか?それでしたら単純にそのキャップが壊れているのではないでしょうか?

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