ボルボ850、お客様のアイデア(カーゴルームのタイヤ)

   

ボルボ850、お客様のアイデア(カーゴルームのタイヤ)

2013.02.01

ここ数日はちょっと暖かくなってきて少しだけですが過ごしやすいです(^_^)

でも朝一はガラスが凍結しているので、暖気運転をして凍っているのを溶かす作業から1日が始まります(お客様のお車はthanks&trust(サンクス&トラスト)工場内に入れているので主にサービスカーをですが)。

よくお客様に『暖気運転は必要?』とお聞きします。

おそらく自動車メーカーの公式?的には「必ずは必要ない」ということだとは思いますが(間違っていたらすいません)、基本的にはやっぱり機械は『冷たすぎても・熱くなりすぎても良くない』というのが基本ですから、ある程度は暖気運転したほうがいいでしょうね。

でももう2月ですか・・・ついこの前お正月だったのに・・・・(^_^;)

今回はボルボ850をお乗りの『島根県』のお客様が車検整備をご依頼いただきました!

K様、遠いところから本当にありがとうございました。

約5時間くらいかかったとのことで本当にありがとうございます。

島根県にはボルボV70のお客様がもうお一方おられますが数あるショップの中からthanks&trust(サンクス&トラスト)を選んでいただいて本当に感謝ですm(_ _)m

ご依頼いただきましたボルボ850も一度トリップメーターが壊れて交換したことがあるらしいのですが、実走行距離は25万キロ!とのことですが、今までしっかり整備されているようでいい状態のボルボ850です。

ボルボ850もかなり少なくなってきましたので、こうして大事に乗られているのは本当に嬉しくなってきます(^O^)

ご来店いただきました時にふとカーゴルーム(ラッケージルーム)をみると、タイヤ(アルミホイール付き)が1本載っています。

しかもボルボ940用のホイールなので『これはどうかされたんですか?』

とお聞きしますと、『リアに荷重をかけてコーナーとかでの車の挙動を安定させるために載せてます』とのこと。

『!!おぉ!』といった感じで納得です(^_^)

ボルボ850はご存知のように『FF/前輪駆動』ですが、ボルボ850に限らず『FF/前輪駆動』は構造上どうしてもリアが軽くなってしまうので、コーナリングでの安定性が失われやすい感じです。

特に『FR/後輪駆動』の車に慣れておられる方は違和感がすぐにお分かりになられると思います。

いろいろなアイデアがあるんですね、勉強になりました(^O^)

余談ですが、『FF車のリアが軽い』ということで言えば、どうしても『リア側のブレーキが甘くなる』ということがあります。

もちろん実際の走行ではメーカーが設計時にブレーキの前後配分をしているので実感することはあまりないかもですが、そのことでちょっと思い出したことがあります。

僕は社会人になって『マツダ』にメカニックとして就職したのですが、その時は『マツダ・ファミリア(5代目 BD型)』全盛の時代でした。

というよりもマツダ・ファミリア5代目 BD型が瀕死のマツダを『救った』が正解ですが。。。。。

そのファミリアですが、まだ当時はリアブレーキが『ドラム式ブレーキ』でした。

陸運局に行くと前後それぞれのブレーキ制動テストがあるのですが、マツダ・ファミリアはリアブレーキが単独では十分なブレーキ力(制動力)が出ずに、そのまま陸運局にいくとリアブレーキやサイドブレーキは『×』で車検に合格しないのです(´Д` )

でどうするかというと・・・・・リアブレーキを踏みながらサイドブレーキを引いたり、それでも十分な制動力を得られない時は・・・・・検査員に見つからないようにもう一人がこっそりとリアバンパー等に乗ったりしてリアに荷重をかけて・・・・

なんてことをしていました。。。。(^_^;)

ほんとはダメなことですが、もう20年以上のまえのことですし時効ということで。。。。

せいや。
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