ボルボ850 ABSユニット交換/修理&配線の被覆破損の修理

   

ボルボ850 ABSユニット交換/修理&配線の被覆破損の修理

2016.04.10

今回はボルボ850(1996年式、YV1LW~)のお客様からのご依頼で「ABSランプが点灯する」とのご依頼でした。

直接の原因はブレーキのコンピューター=ABSユニットの不具合ですが、もうボルボ850の定番中の定番?のような不具合です。

でもさすがにボルボ850も減ってきたので、この修理も随分と少なくなってきました。

今回のボルボ850のABSユニットですが、すでに一度修理した形跡がありその作業も荒い感じで・・・・(>_<)

上記の画像のようにシーリング/コーキングが適当で再度ABSユニットの開封が困難なので、今回は別のABSユニットを手配して内部基板修理をして取り付けさせていただきました。

このボルボ850のABsユニットの脱着はそれほど難しくありませんのでお時間はかかりませんが、最近のボルボ850のABSユニットを脱着する際には多くの場合「ポンプモーターの配線の被覆の修理」が必要となるケースがおおくなってきました。

上の画像はすでに今回修理したあとのものですが、矢印の部分の配線の被覆がABSユニット脱着の際にボロボロになってしまいます。

当然電気がショートすることも考えられますので、再度カバーします。

ただその上の黒い丸い部分(ポンプモジュール)のプラスチックカバーの中の部分もボロボロになっているので、この部分を外してこなくてはならないので少し時間がかかります(このポンプモジュールを一部外してこなくてはこの黒いカバーが取れないので(>_<))

この配線の被覆のやり直しですが、再度この黒いカバーを取り付ける際にあまり余裕がないので割とぴったりと絶縁しなくてはなりません。 ビニールテープではしっかりと巻きにくいので僕は下の画像のようなものを使っています。

この「収縮チューブ」です。

配線の代わりに細いドライバーで使い方をご紹介すると、サイズはいろいろありますがテーピングするものにあったこのチューブを被せます。

ドライバーの経に対してこのチューブがブカブカですね。

そしてこの状態でチューブをライターなどで炙ってやると・・・・・

キュ~っとチューブが収縮して、ぴったりとドライバーに密着します。

結構便利な商品です(^_^)

せいや。
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はじめまして
私、65才のおっさんです。最後の車とボルボ850
R,v90,のどちらかと思っているのですが。
色々調べていると御社のページを目にして、勉強
させて頂いています。
もし、今後所有する事が決まったら、御社に
相談する事にしたいと思います。
誠実な御社の取り組みには、私自身若い頃の自分
と重なるからかもしれません。
色々と大変な事が在ると思われますが、頑張って
ください。 応援させて頂きます。

宮本様、コメントありがとうございます!そうおっしゃっていただけますと私もとても嬉しく思います(^_^) きっと良いボルボに出会えると思いますのでまたそのときはお知らせくださいね!
せいや。

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