滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
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今回は車検整備でご入庫いただきましたボルボ850R(1996年式、YV1LW~)ですが、以前からご指摘のありました「パワーステアリングのギアボックス(パワステギアボックス)」からのパワステオイル漏れ修理をさせていただきました。
ボルボ850や初代のボルボV70などは多くが共通のパワステギアボックスを使用できますが、下記の画像の矢印の部分から(特に最初の画像の矢印の部分から比較的よく漏れるようです。とりわけターボ車はほとんど漏れている?!印象です)、オイルのにじみ・漏れがある場合はパワステギアボックスの交換になります。
1980年代まではこのパワステギアボックスのオイルシールやパッキンなどの所謂「オーバーホール用のインナーシールキット」がボルボから供給されていましたので、パワステギアボックスを外してシールキットなどを交換する「オーバーホール」をしていたのですが、1990年代以降のものはこういったインナーキットだけの部品供給がなくなり「ASSY/リビルト品」として供給されるようになりました。
もちろんその分オーバーホール品よりも精度なども上がると思うのですが、その分「価格」も大幅に上がってしまいました。。。
昔は11万前後だったと思いますが、今は車種によりますが20万円近くしたはずです。。。。(>_<)
それに加えて、このボルボ850以降の「FF車」のボルボのパワステギアボックスの交換はエンジンをチェーンブロックやミッションジャッキなどの特殊工具を使用してエンジン/オートマチックミッションを保持しつつ、サブフレームを半分外してきて取り出すという作業になるので工賃もそれなり?!にかかります。
簡単には交換を決断できないですよね。。。。
でもお車に乗り続けるとすればやはり直さないと・・・・ということになります・・・・(´;ω;`)
なので今回はサンクス&トラストでご用意させていただきました「リビルト品」で交換をさせていただきました。
ボルボ純正のリビルト品に比べ半額よりそれ以上に大幅にリーズナブルになります(モデルなどにより異なる場合がございますのでお問い合わせ時はご注意ください)!
「リビルト品」なので、取り外した不具合のパワステギアボックスをオーバーホール/リビルト再生して次の製品にしますので、「コア」になる取り外した部品が当然必要になってきます。
しかしながら初代のボルボV70などと同じだと言いましたが、特に後期の初代ボルボV70などはこのパワステギアボックスのメーカーが違うので、事実上オーバーホールが出来ない感じになります。
そうなると「コア」が無くなるので事実上お受けできなくなる・・・・という感じになってしまいます。
上記の形状(本体の「筒」の部分)が上記の画像と同じものでしたら良いのですが、途中が緑色っぽいスチール製?のものは「コア」にならないのでご注意が必要です。
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