滋賀・大津にボルボプロショップ誕生!!
名神大津インターまたは京滋バイパス石山インターより7分
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朝晩はめっきり寒くなりましたね。
いまこのブログを書いているのは夜ですが、事務所は暖房を入れないと寒いです(+o+)
まぁもうすぐ11月ですので当たり前ですが・・・暑いのよりはマシですが、寒いのも苦手です(>_<)
ボルボ850のターボ車のお客様から御連絡があり「家のガレージで急にエンジンがかからなくなった」とのご依頼を受けました。
僕の自宅のすぐ近くのお客様なのですが、見に行かせていただくと一瞬エンジンはかかるのですがしばらくするとガス欠のような感じでエンジンが止まってしまいます。
このボルボ850は1995年式(Sモデル)なのでコンピューターの自己診断は「OBD2」方式でなくてボタンで操作してランプの点滅で故障メモリーをチェックするタイプなのですが、特に異常コードは入っていません。
エアマスメータのコネクタを外してあげるとエンジンが吹くようになるので「エアマスメータかなぁ・・・・」と思って交換してみますがそれほど変わりません。
でもエンジンはかかるときは一発でかかるしアクセルを踏むと吹き上がるのですがちょっとするとまたエンジンが止まってしまいます。
でもって、しばらくエンジンを掛けたりしていると急に正常な状態になったり・・・・っと思ったらエンスト・・・の繰り返しで「????」状態です(>_<)
ガソリンの燃料ポンプもちゃんと作動していますし、燃料の圧力もちゃんとかかっています。。。。。。
コンピューターの端子電圧も特に問題なさそうですし、テストボックスを用いての作動チェックでもインジェクター等も作動します。
?????ちょっとハマり?!かけてきましたが「でもガス欠のような感じやしなぁ。。。。。」と思って燃料ポンプを外そうかと思ったのですが(ガソリンはほぼ満タン状態です)・・・・・
その時不意に「あっ!」と思い出したことがありました。
その部品はボルボ850のヒューズBOXの見えない所にあります。ヒューズBOXの周りのビスを外してカバーを外すと見える赤い箱です。
燃料ポンプ等はもちろんですが、エンジンコンピューターの電源供給の「システムリレー」です。
ボルボ940やボルボ240などは比較的多くこのシステムリレー(よく燃料ポンプリレーと呼ばれていますがコンピューターの電源も供給しています)の基盤不良でエンジン始動不良になることはあるのですが、ボルボ850はあまりそういった経験はありません。
なので「ノーマーク」状態やったのですが、もしやと思い外して内部基盤をみると・・・・
基盤にいくつかの「はんだのクラック」が見つかりました。
「おっ!これや!!」と思ってはんだ付けを行い付けてみると・・・・・あまり変わりませんでした・・・・・(@_@;)
基盤だけじゃないのかも。。。。と思って中古パーツと交換してみると・・・・・・・バッチリです!!
試運転しても何の問題もありません。
おそらく内部基盤のコンデンサーか抵抗などのどれかが悪くなっているようですね。
はんど修理だけであきらめなかったのが幸いです。こういうすっきり・はっきりわかる修理/整備は直った時ホントに嬉しいものです(^_^)
せいや。
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