ボルボ240 ガソリンが半分以下になると調子が悪くなる フューエルセンダー/ポンプユニット交換

   

ボルボ240 ガソリンが半分以下になると調子が悪くなる フューエルセンダー/ポンプユニット交換

2013.12.26

ちょっとバタバタしていてブログをさぼっていましたm(_ _)m 申し訳ありません。

もう明日で今年の仕事納めの方も多いのではないでしょうか?

サンクス&トラストの年末年始のお休みですが、トップページのお知らせにもございますように、

末12/29(日)~年始1/4(土)まで年末年始のお休みをいただきます。

1/5(日)より通常営業とさせていただきます。

になります。

ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

今回はボルボ240(1989年式、Kモデル)のお客様が「ガソリンの残量が満タンから半分近くなってくると何か調子が悪い」とのご依頼でした。

基本的に最近?のボルボでガソリンの残量とエンジンの調子は直接結びつく要因はあまりないと思いますが、古い?ボルボのメカニックならこの症状を聞くと「ピン!?」とくるものがあります。

曖昧ですが、1990年くらいまで以前のボルボ240やボルボ740なんかは走行距離の多い車だと同じような症状の不具合を経験したボルボメカニック(もうこの頃から今も現役のメカニックの人は随分減ったんやろなぁ・・・と思いつつ・・)はいるはずです。

それを正確に確認するにはガソリンタンク内の「フューエルユニット」を外してみればわかります(ガソリン給油口からのタンクポンプモーターの作動音である程度判断できたりもしますが)。

ということでこのボルボ240のガソリンタンク内のフューエルユニットを外して行きます。

このボルボ240はワゴンタイプなので、カーゴルームのフロアパネルを脱着します。

今回はお客様がカーゴルーム内のお荷物を全部降ろしていただいていましたので作業が大変楽でした(^_^)

矢印の部分の蓋をあけて・・・・

エアガンで砂などを吹き飛ばした後ですが、それでもこんな感じで汚れや錆びがついています。

このフューエルユニットを脱着するには専用の特殊工具を用いたほうが簡単に脱着出来ますが、基本的にはディーラーさんしか持っていないので(若いディーラーメカニックの人なら見たこともないかもですね)工具を自作?しています。

前回同じ作業したのが約2年近く前なのですが、その時に作った?(というほどでもないですが(笑))のを約2年ぶりに探すのに時間が少しかかりました(^_^;)

多少「知恵の輪」的にガソリンタンクから抜いてくることになります。

左上の矢印のフィルターなんかはもう真っ黒になっていますね。

フューエルユニットも全体的にサビが出ています。  ガソリンをあまり満タンにされずに乗られることが多い車はもっとひどいサビになっていることも少なくなりません。

っで本題ですが、上の画像の真ん中の矢印の部分が「タンプポンプモーター」から上部のパイプに向かうホースがあります。この部分を拡大すると・・・・

ゴムホースが破れているというか裂けているというか・・・・ガソリンで溶けてしまって?というのも過去に経験したこともあります。

要は、「穴の空いたストローでジュースを飲む」ようなイメージですね。

この部分がガソリンに浸かっているとまだマシなのですが、ガソリンが減ってくるとホース外にガソリンが漏れてしまう・・・ということになります。

この中間のホースやフューエルセンダーなどは国内のボルボ純正部品は生産中止のようなので、アメリカから部品を仕入れて交換させていただきました。

次に上記の自作特殊工具?を使うのはいつかなぁ・・・(^_^)

せいや。
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二年前…もしかして…かな?ところで今年も大変お世話になりましたありがとうございました!どうぞ良いお年をお迎え下さい。

MASAさま、いつもお世話になりましてありがとうございます。本年も年初早々にご依頼いただきましてありがとうございます。お話のように2年前にこの工具を使用したのはMASA様のボルボ240ですよ(^_^)また来週よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
せいや。

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